北欧フィンランドに引っ越してまず驚いたのが、肌と髪の変化でした。
とにかく乾燥がすごい。そして夏はずっと明るく、冬は日照時間が極端に短いという、なかなか過酷な環境です。
夏は紫外線を浴びる時間が長く、冬は冬で雪に反射する紫外線が意外と強い。
「寒い国=紫外線が弱い」と思っていたので、これは完全に想定外でした。
今回は、そんなフィンランドで
アラフォーの私が実際に続けている朝と夜のスキンケアルーティンと、愛用しているスキンケア用品をご紹介します。
私自身、海外在住の方がどんなスキンケアをしているのか気になってよく調べていたので、
同じような環境の方の参考になれば嬉しいです。
もくじ
フィンランドならではの乾燥と紫外線事情
フィンランドの冬は、室内の湿度が10〜20%と極端に乾燥しており、肌も髪もパサパサになりがち。さらに暖房で乾燥は加速する一方。
逆に夏は日照時間が長く、夜22時でもまだ明るい!その分紫外線を浴びる時間も自然と長くなります。
さらに冬は、雪に反射した紫外線の影響もあり、油断は禁物。
一年を通して「保湿」と「紫外線対策」は必須だと感じています。
私の肌は乾燥+敏感肌タイプなので、季節に合わせてスキンケアを変えたりしています。
特に注意しているポイントは、保湿と紫外線対策だけは絶対。
ここを手抜きすると、乾燥やシミが進みやすくなると聞いたので徹底しています。
最近は年齢的なこともあり、アンチエイジングも少しずつ意識するようになりました。
フィンランドでスキンケア商品を手に入れる方法
今回ご紹介する商品は、フィンランドで購入できるものに加えて、日本から取り寄せているものも含まれています。
以前は「海外に住んでいると、日本の商品は簡単には手に入らない」と思っていましたが、今は本当に便利な時代になりました。
日本のAmazon
を利用すれば、商品によっては通関手続きの心配もなく、早ければ5日ほどで自宅まで届きます。
「海外配送=時間も手間もかかる」というイメージが、いい意味で裏切られました。
また、Amazonで直接海外発送に対応していない商品でも、転送サービスを使えば問題なく購入できます。
最初は少しハードルが高そうに感じましたが、一度使ってみると意外と簡単で、選択肢が一気に広がりました!
海外ではどうしても商品数が限られていて、小さなストレスが積み重なりがちです。
ですが、日本からお気に入りの商品を取り寄せるようになってから、「海外生活は不便」という思い込みが少し和らいだ気がします。
無理に現地の選択肢だけで我慢せず、自分が心地よく暮らせる方法を選ぶ。
それだけで、海外生活の満足度はぐっと上がるなと実感しています。
フィンランドの乾燥に負けない!アラフォー朝のスキンケア
アラフォーの朝の顔は、とにかく一刻も早く立て直したい。
これはもう共感してくれる方、多いはずです。
朝のスキンケアは「やりすぎないけど、必要なことはする」がモットーです。
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洗顔
朝はぬるま湯だけで洗顔します。
洗顔料を使うのは面倒というのが一番の理由ですが、一時期使っていた時は肌がつっぱったり、乾燥が気になったので今はぬるま湯洗顔に落ち着いています。
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化粧水
ETVOS切らしててサンプルサイズです。
化粧水はいろいろ気分によって変えたりしますが、夏はETVOSのアルティモイストローションを主に使っています。
この化粧水は、とろみのある美容液のようなテクスチャーで、肌にのせた瞬間からしっかり潤いを抱え込む感じが気持ち良いです。
大阪泉州産の水ナス由来の美容成分やWヒアルロン酸、ヒト型セラミドなどの保湿成分が配合されていて、肌の角層すみずみまで水分を届けてくれます。
しかもべたつかないので、夏でも快適に使えるのが嬉しいポイントです。
敏感肌向けに設計されているので安心感もあります。
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冬は、よりしっとり感が欲しいのでSHISEIDO スキンケア トリートメントソフナー エンリッチドに切り替えています。
こちらはコクのある質感で、肌にのせると豊かなうるおいで満たしてくれるタイプの化粧水です。
角層の奥まで浸透して乾燥による小ジワを目立たなく見せ、透明感あるツヤ肌へ導くという効果も期待できます。
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美容液➀
美容液1つ目には、大人気で知らない人は少ないと思いますが、SHISEIDO アルティミューン パワライジング セラムを使います。
正直、お値段でかなり悩みましたが、使い始めて2週間ほどで肌の調子が変わり、驚きました。
なんでも、独自のバイオ技術、発酵カメリアエキスがすごいらしく、老化細胞を除去するんだとか。
難しい事は良く分からないですが、とにかく気づいたら肌の調子が良くなって香りも最高。
この美容液を使うのが毎日の楽しみになっています。
ちょっとお高いですが、人気の理由が分かる!続けていきたい美容液に出会えて幸せです~♡
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美容液②
2つ目の美容液はメラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液です。
こちらはもう何年も使っている定番アイテムですが、正直なところ「劇的に変わった!」という実感はあまりなく、そろそろ別のビタミンC美容液も試してみようかなと思っています。
今気になっているのがObagi C25 セラム ネオ。
高濃度のピュアビタミンCが配合されていて、毛穴やくすみ、ハリ不足など、年齢肌の悩みにまとめてアプローチできると評判の美容液です。
ビタミンC誘導体ではなく、そのままのビタミンCを高濃度で使っているのが人気の理由だそう。
即効性を感じやすいという口コミも多く、「ちゃんと変化を感じたい人向け」という印象です。
刺激を感じることもあるようなので、肌の様子を見ながらにはなりますが、アラフォーの今だからこそ一度は使ってみたい美容液です。
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保湿クリーム
イギリスのThe inky listというブランドのオメガウォータークリームがオイルフリーでべたつかず、メイクの邪魔にならないので好きです。
このブランドの商品はカナダのThe ordinaryと似たコンセプトで、気になる美容成分を自分で選んで使える。しかもプチプラなのでお財布にも優しい!
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日焼け止め
春・秋の日焼け止めはSPF35、PA+++で洗顔料だけで落とせるETVOSのミネラルUVアクアセラムがお気に入りです。
ETVOSなので敏感肌でも全く問題なく使えます。紫外線吸収剤が入った日焼け止めは目に沁みたり、ピリピリしたりしますが、こちらはほんとに快適!
86%が美容液成分で、みずみずしいテクスチャーに気になる白浮きは若干トーンアップするかなというくらい。
近所の散歩くらいならこれにパウダーで十分綺麗になります。
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もう少し日差しが気になる時は、同じETVOSのミネラルUVアクアプロテクター(SPF50+、PA++++)のものを使う事もあります。
こちらも美容液みたいな使い心地で使いやすい。
真夏の日差しが強い日(一日中、外の日)は、以下の条件に合う日焼け止めが必須。
- ウォータープルーフ
- SPF50+、PA+++以上
- 敏感肌用
- 白浮きしない
- 目に沁みない
私は焼けない日焼け止めはアネッサが最強だと思っているので、その中でも赤ちゃんでも使えるマイルドミルクを使っています。
二層式でしっかりと紫外線をカットしてくれて安心。
実際にこちらを使って1日中テーマパークで遊んでいてもほとんど焼けなかったので、信頼しています。
洗顔料だけで落とせると書かれていますが、個人的には少し落ちきっていない気がするので、私はクレンジングを使ってオフしています。
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フィンランドの過酷な環境に負けない!アラフォー夜のスキンケア
夜は一刻も早くメイクを落とし、リラックスしたいのは私だけではないはず。
一日中乾燥や紫外線にさらされた肌を、そのままにして寝るのはやっぱり気になります。
だから夜のスキンケアは、「しっかり落として、たっぷり休ませる」を意識しています。
頑張りすぎず、でも翌朝の肌が少しでも楽になるような、私なりの夜のルーティンをご紹介します。
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メイク落とし
クレンジングはずっとアテニアのスキンクリア クレンズ オイルを使っています。
このクレンジングオイルはダブル洗顔不要で、メイクや毛穴の汚れ、ウォータープルーフのポイントメイクまでしっかり落としてくれるのに乾燥しない優秀さが人気です。
肌への負担が少ないだけでなく、8種類の天然植物オイルが配合されていて、ただ落とすだけじゃなく古い角質やくすみの原因にもアプローチしてくれるのが特徴です。
詰め替え用を大量にストックしてます!
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フェイシャルマスク
夜は化粧水の代わりにフェイスマスクを使っています。
ずっとお気に入りなのが、韓国のVTのCICAシリーズのシートマスクです。
このマスクは、敏感肌にも優しい「シカ(Cica)」成分=ツボクサが入っていて、刺激を感じやすい肌を落ち着かせながらしっかり保湿してくれるのがポイントです。シカは鎮静や肌バリアをサポートすると人気の成分でもあります。
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特別な日の前日には、最強フェイスマスクだと思っている、クレ・ド・ポーボーテのマスクエクレルシサンを使う事も。
こちらは、エステ帰りのような肌にしてくれるので、高いですがお守りとして持っています。
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美容液
美容液1つ目には、朝にも使っている名品、SHISEIDO アルティミューン パワライジング セラムを使います。
夜もこの美容液の香りに癒されます。
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アイクリーム
夜のアイクリームは、先ほどの美容液と同じ、アルティミューン パワライジング アイ コンセントレート III
を使っています。
これは、資生堂の「アルティミューン」シリーズの目もと用美容液で、疲れやすい目のまわりの肌にアプローチするアイケアアイテム。
目もとの乾燥や小じわが気になるデリケートな部分に潤いを与えながら、美のめぐりを整える独自技術が使われているのが特徴です。
こっくり濃厚なクリームタイプも好きですが、こちらのウォータリーな乳液タイプも悪くない。
ナイトケアに使うと、翌朝目元の小じわがマシになっている気がします。
ハリのない目元を優しくマッサージしながら、「甦れ~!」と念じながら馴染ませています。
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保湿クリーム
保湿クリームは、イギリスのThe inky listというブランドのバイオアクティブセラミド リペアリング&プランピング モイスチャライザーという商品を使っています。
このクリームは、バイオアクティブセラミドという保湿成分が入っていて、肌のバリア機能をサポートしながら乾燥による小じわやハリ不足にもアプローチしてくれるのが特徴です。
実際の使用では、28日間でハリや弾力、バリア機能の改善が見られたという臨床結果も出ているそうです。
使い心地はリッチで濃厚だけどべたつかず、重すぎないテクスチャーなので、翌朝もくすみにくく、ふっくらした肌の感触が続きます。
乾燥しやすい季節や夜のケアには本当に頼りになる一品です。
香料も入っていないのですごく使いやすい。
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ボディローション
乾燥が酷いので、ボディローションも必須。
私のお気に入りは、CeraVeのモイスチャライジングローションです。
3種類のセラミドとヒアルロン酸が配合されたみずみずしいローションで、べたつかないのに潤いが続くのでおすすめです。
冬場は物足りないかなとも思ったのですが、私はこれ1本で年中いけます。
香料が入っていないので、子供も含め、家族全員で使えるのが嬉しい。
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海外在住でスキンケア選びに失敗しやすいポイント
海外生活を始めて感じたのが、スキンケア選びの難しさでした。
- 成分は良さそうなのに、香りが強すぎる
- アルコールが強く、使うほど乾燥が進む
- 敏感肌向けと書いてあるのに、ピリピリしてしまう
そんな失敗を、正直かなり繰り返しました。
特にフィンランドで試したスキンケアは、香りが強めだったり、さっぱり系の処方が多い印象です。
もちろん合う人もいると思いますが、乾燥肌・敏感肌の私には合わないものも多く感じました。
その経験から、「口コミが良い=自分に合う」とは限らないと実感しています。
それ以来、私がスキンケア選びで意識しているポイントはこの3つです。
- 安心できる成分であること
- 無香料、または香りが控えめなこと
- 重すぎないのに、しっかり保湿力があること
海外のスキンケアも色々試しましたが、結局、日本のスキンケアに戻ってくることが多いです。
その理由は、
- 敏感肌向けの商品が多いこと
- 保湿力が高いのに、使い心地が軽いこと
- 季節や年齢による変化を考えて作られていると感じること
特にアラフォーになってからは、「刺激が少ないこと」が何よりも大切だと実感しています。
海外生活では、肌の不調が続くだけで気分まで落ちてしまいます。
逆に、肌の調子が良いだけで、その日一日がぐっと楽になります。
スキンケアは贅沢ではなく、海外生活を快適に続けるための生活必需品。
今の環境に合ったケアを見つけることが、思っている以上に大切だなと感じています。
海外在住でスキンケアを続けるコツ
海外在住でスキンケアを続けるコツは、完璧を目指さないことだと思っています。
最初は私も、日本にいた頃と同じように、あれもこれもちゃんとやらなきゃと気合が入っていました。でも正直、海外生活ってそれだけでエネルギーを使うんですよね。
言葉、文化、天候、ちょっとした手続き。
そこに毎日完璧なスキンケアまで求めてしまうと、続かなくなってしまいました。
なので今は、最低限これだけはやる、というルーティンを決めています。
朝は保湿と日焼け止め、夜はしっかり落として保湿する。それだけ守れればOK、くらいの気持ちです。
それから、合わないと感じたものは無理に使い続けないことも大事にしています。
高かったから、評判がいいから、と我慢して使っていた時期もありましたが、結局それで肌荒れすると、余計にストレスになります。
海外生活で大切なのは、頑張りすぎず、自分が心地よく続けられること。
スキンケアも同じで、続けられる形を見つけることが、結果的に一番肌のためになると感じています。
【まとめ】海外在住でも、肌の調子がいい毎日のために
フィンランドの乾燥と紫外線は、日本とは比べものにならず、最初は正直かなり戸惑いました。
今まで問題なく使えていたスキンケアが合わなくなったり、肌の調子が安定しなかったり、試行錯誤の連続です。
それでも、環境に合わせてスキンケアを見直し、無理のないルーティンを続けることで、少しずつ肌は落ち着いてきました。
大切なのは、完璧を目指すことよりも、自分の肌と生活に合ったケアを見つけることだと感じています。
海外に住んでいると、「仕方ない」と我慢してしまいがちですが、スキンケアは毎日の気分や自信にも大きく影響します。
肌の調子が良いだけで、海外生活が少し楽に感じられる日も増えました。
現地のスキンケアにこだわらなくても、日本のアイテムを取り入れてもいい。
自分が心地よく続けられる方法を選ぶことが、長く海外生活を楽しむコツなのかもしれません。
この記事が、海外在住でスキンケアに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。