海外に住んでいると、欲しい商品が全然手に入らなくて困るという経験ないですか?
私も買い物天国の日本から北欧フィンランドへ移住。
書籍や雑貨の一部はAmazonや楽天市場でも海外に送ってくれますが、食品やコスメなど多くの商品が海外発送していないんですよね。
異文化の中で感じるホームシックを和らげるべく、今回日本の食品やコスメを試しに海外転送サービスで送ってもらう事にしました。
実際にその使い方やフィンランドの関税についての経験を紹介します。
NordVPN
海外移住者必須のVPNサービス
私もずっと使ってます♡
【NordVPNの特徴】
- 長期利用で月額460円~と破格
- 世界中で認知度が高くサービスが良い
- VODに接続しやすい&簡単操作
- 軍事レベルのセキュリティー
- 通信速度が最速クラス
このボタンからの申込で
69%割引+ 3か月延長が適用されるよ
30日間の返金保証で安心
もくじ
海外在住の私が海外転送サービスを使うことにしたきっかけ
これまでは、実家の親が年に1回段ボールで食品やコスメなどたくさん詰めて送ってくれていました。
親も高齢になり、さらに年々海外へ荷物を送る手続きがややこしくなっている事から、あまり負担はかけたくないと思い始めたのがきっかけで、転送サービスを知りました。
ただ、転送サービスを使うにあたり調べていたところ
- 転送サービスでは食品は送れない
- 高額のサービス料がかかる
- 対応が最悪だった…など
「これって本当はどうなんだろう?」という疑問点もあって、「それならばとりあえず試しに少し頼んでみよう!」と今回お願いすることにしました。
海外在住者におすすめの海外転送サービスは?
海外転送サービスも調べてみると、結構たくさんあるんです!
各社特徴も様々で、以下に私が特に迷った3社をまとめてみました。
スクロールできます
サービス会社 | 手数料 | 大型 | 備考 |
---|
1kg | 3kg | 5kg |
---|
転送Japan | 400円 | 450円 | 450円 | × | 梱包が丁寧 |
卸用聞キ屋 | 490円 | 1,490円 | 1,490円 | × | おまとめ梱包無料 |
転送コム | 600円 | 1,320円 | 1,820円 | 〇 | 落札・買物代行 |
転送Japan|手数料が業界最安値レベルで安い
上記の表からも分かるように、転送Japanの手数料は5㎏でも450円と破格!(手数料にはシステム利用料も含みます)
さらに、おまとめ梱包もひと箱につき100~150円と他社と比べても断然安い。
口コミをみると利用者も多く、梱包も丁寧など高評価なのも安心のポイント。
転送Japanの特徴まとめ
- 手数料が安い
- おまとめ梱包も安い
- 梱包が丁寧
- 荷物保管料6か月無料
- オプションが豊富
なるべく安く済ませたいので、転送Japanを利用してみる事にしました。
海外転送サービス【転送Japan】の使い方ステップ7
ここからは、実際に転送Japanに登録して日本から商品を送ってもらう使い方について解説します。
ごく普通の主婦の私でもできるくらい簡単なので、一緒に進めていきましょう。
転送Japanの使い方手順
- 会員登録
- 自分専用の識別コードをもらう
- オンラインショップでお買い物
- 転送料確定のメールが来る
- 必要に応じて同梱依頼する
- 詳細情報入力&決済
- 発送
1.転送Japanの公式サイトから会員登録する
転送Japan公式サイトの画面に沿って、必要事項を入力します。
個人情報の登録だけでなく、現住所、生年月日、名前を確認するための証明書2点の提出が必要です。
犯罪収益移転防止法に基づき、海外転送サービスを提供する業者は、本人確認を行う義務が課せられています。
他社のサービスを利用しても、同じように求められる手続きなので、少し面倒ですが仕方ないですね。
ただ、証明書は郵送する必要はなく、写真をスマホで撮ってそれをアップロードするだけで手続き完了です。
証明書が確認でき次第、早くて当日には海外転送サービスが利用可能になります。
2.自分専用の識別コードが与えられる
会員登録が完了すると、自分専用の識別コードが与えられます。
この識別コードを転送Japanの住所に記載し、ネットショップからその住所に送ってもらいます。
注意: ネットショップでお届け先住所にJTから始まる9桁の番号をちゃんと記載しないと、倉庫内で商品が迷子になってしまうので、必ず記載することを忘れないように!
3.日本のオンラインショップで買い物しよう(食品やコスメもOK)
好きなオンラインショップでお買い物して、先ほどの自分専用の住所に荷物を送ってもらいましょう。
(海外に送れない品物もあるので事前に確認すること: 日本郵政のページへ移動)
特にAmazonプライム会員(年間5,900円または月額600円)になると、送料無料で商品を届けてもらえます。
他にもプライム会員になると、以下のサービスが利用できちゃいます↓
- Amazonプライムビデオが見放題
- 漫画、雑誌、書籍1,000冊以上が読み放題
- 1億曲以上の音楽をシャッフル再生で楽しめる…など
海外在住者でもAmazonプライム会員になるメリットは大きいので、私もずっと利用しています。
私が今回購入した商品
Amazonで、いつも使っているフェイスマスクやラーメン、お菓子、炊飯器に入れるだけの十五穀ごはん、あとはちらほら白髪の目立つところにヘアマスカラを購入してみました。
どれもフィンランドでは手に入らない商品ばかりなので、届くのが楽しみです!(気になる商品があれば、写真クリックでAmazonページに移動します)
ちなみに、もし購入した商品が海外へ送れない商品だった場合は、返品するか日本の実家へ転送してくれるそうです。
日本で私がいつも買うお気に入り商品はこちらの記事を参考にしてね↓
あわせて読みたい
【厳選】日本一時帰国で買うものリスト150選|時間節約方法や免税についても紹介
待ちに待った日本一時帰国!何買おうかな? 年に何度も帰国できる人は少ないですし、絶対に買い忘れなんてしたくないですよね。それに、他の人がどんなものを買っている…
4.転送Japanから商品到着と転送料確定のメールが来る
ネットショッピングした後は、特にこちらから転送Japanに連絡する必要はなく、メールが来るのを待つだけでOK。
最初に商品が倉庫に届いた到着メールが来て、その数時間後に転送料確定のメールが来きます。
転送料確定のメールが来たら転送Japanのマイページを確認しましょう。
5.荷物をまとめて同梱するとお得
いくつかのオンラインショップで買い物したり、Amazonで一括購入しても数箱に分けて届けられることがあります。
細々と何箱も海外に転送するよりもまとめて送った方がお得なので、できるだけ荷物はまとめてもらいましょう。
同梱手数料は100~150円と激安なので、迷わず利用すると良いです。
同梱依頼をしてから次のステップに進むまでに2日かかりました。
サイズによってはまとめて梱包してもらえないこともあります。
今回私がAmazonから購入した商品は全て一つに同梱してもらえなくて、2箱に分けられました。
そんなに沢山注文してないと思ったのでちょっと驚きました。
大型商品は送れないのは知っていましたが、今回の荷物が大型に入ってしまうのはちょっとマイナスですね。
同梱は一度にまとめてお願いする必要があります。
例えば、最初に届いた2箱を同梱依頼した後にもう1箱届いた場合、「これも一緒にまとめてほしい」と思いますよね。
でもこの場合、一度同梱キャンセルしてからまた改めて同梱依頼しないといけないので注意が必要です。(キャンセル手数料500円)
私もこれで一度余分に手数料を払う事になってしまいました。。。
全ての荷物が揃ってから同梱依頼しましょう!
6.荷物の詳細金額、配送先、海外配送方法を入力して決済
同梱が完了するとメールが来ます。
マイページから発送する各商品の詳細金額や配送先情報を入力します。
配送方法はフィンランドの場合、以下の3つから選べるようです。
今回私の荷物は2つになってしまったので、一つをEMS、もう一つを船便で送ってもらう事にしました。
配送方法が決まったら、金額を確認して決済します。
決済方法はクレジットカードやPaypalの他、あまり馴染みのないALIPAYやWaChatPayなんかもあるみたいですね。
私が実際に転送Japanに支払った金額
| EMSの荷物 | 船便の荷物 |
---|
重量 | 1,030g | 4,780g |
---|
転送手数料 | 350円 | 350円 |
---|
同梱料 | 2箱同梱で200円 | ー |
---|
システム利用料 | 100円 | 100円 |
---|
転送料(送料) | 4,924円 | 4,900円 |
---|
合計支払い額 | 5,574円 | 5,350円 |
---|
今回、全て一つにまとめて送ってもらえなかったのは痛いところでした。
後で気づいたのですが、同梱依頼する時に簡易と標準が選べて、今回簡易にしちゃったんですよね。
簡易と標準の違いは以下のとおり。
- 簡易: 届いた箱をそのまま大きな箱にまとめて発送
- 標準: 届いた箱を開けて商品だけまとめて発送
「購入した商品を見られるのがなんとなく嫌だな~」と思ってしまって簡易にしましたが、標準にしておけばもしかしたら一つの箱で発送できたのかもしれません。(ブログで購入商品公開してしまっているし、隠すの意味ない(笑))
7.発送
決済してから発送までにかかった時間は、一つ目が3日、二つ目が4日でした。
土日を挟んだので3、4日かかりましたが、平日なら1、2日で発送してくれるのかもしれません。
さて、日本からフィンランドまでどのくらいで届くかな?
\日本のAmazonから海外発送/
海外住所を入力して送料をチェック!
転送Japanをフィンランドから利用した感想
転送Japanを利用してみて、事前にしっかりとサイトの注意事項を把握しておけば転送料も安いし使いやすいサービスだと思いました。
ただ、サイトの注意事項をちゃんと読まないと、私みたいに転送料確定メールが来る前に同梱依頼してしまい、余分に手数料払う事になったりします。
特に、オンラインショップで数箱購入した人は荷物の把握が難しくなるので、注意が必要です。
「しまった!」と後悔することがないように、しっかりとサイト内の注意事項は読んでおきましょう
転送Japanで発送までにかかった日数
オンラインショップで購入した荷物が転送Japanの倉庫に届いてから発送完了までにかかった日数は、7日でした。
メールが来たらすぐに私も対応して一番最速で送ってもらえるようにした結果です。
他の転送サービスを利用した事がないので、これが早いのか遅いのか分からないですがもう少し早いと嬉しいですね。
今度は他の転送サービスも利用してみようと思います!
【オンラインで完結】フィンランドの通関手続きステップ3
さて、日本から送った2つの荷物の内一つは航空便、もう一つは船便でした。
その船便の荷物がフィンランドに届いてからの流れを紹介したいと思います。
航空便で届いた荷物も手続きは同じです。
フィンランドの税関手続きの流れ
- Postiからメールが来る
- Tulliで申告する
- 関税とPostiに手数料払う(必要に応じて)
1.Posti(郵便局)からメールが来る
日本から発送後、2ヶ月半経ってフィンランドのPosti(郵便局)からメールが来ました。
メール内容はこんな感じ↓
EU外から荷物が届いてるから、通関手続きをしてね。
荷物は転送ジャパンからで、荷物コードは○○です。
オンラインでできるよ。
2.Tulli(税関)サイトで申告をする
Tulliのサイトから「Henkilöasiakkaan tuontitullaus」をクリック。
「Siirry kirjautumaan」をクリック。
自分の使っている銀行でサインインできる。
ワーホリや留学などでフィンランドに銀行口座が無い人は、信頼できる人にお願いして代わりに手続きしてもらう事も可能。
荷物の詳細を入力していきます。
購入品なのかギフトなのか選択→荷物コード入力→到着通知があった運送会社(Posti)を選択。
今回の場合は購入品(purchased goods)を選択します。
荷物の届いた日にちを入力→購入した商品の合計金額を入力→日本円を選択→送料を入力→日本円を選択→Postiの手数料3.10ユーロを入力→購入商品の明細書を持っているかどうかボックスにチェックをする
購入した商品の詳細と金額を入力。
以下のように今回は入力しました。
せんべいなど項目にないものもあるので、一番近そうなものを入力しました。
いくら関税を支払うか結果が表示されます。
今回は、商品合計25.53ユーロ、送料29.78ユーロに対して支払う関税は9.91ユーロ(1,600円程度)になりました。
ちなみに、お店で購入した商品ではなくギフトとして贈ってもらった場合は、商品合計が45ユーロ以下なら税金を払う必要はありません。
メールアドレスを入力します。
そのまま関税の支払いに移動します。
支払い方法は、銀行・モバイルペイ・クレジットカードなどから選べます。
これで税関での手続きは完了!
次はPostiに手数料を払うよ。上記写真のリンク「remember the Posti handling fee」からPostiのサイトへ移動しましょう。
3.関税と郵便局へ手数料を必要に応じて支払う
関税を払う必要があった人は、そのままPostiのオンラインで手数料の支払いをします。
郵便局のサイトへ行き、荷物のコードを入力してオンライン上で支払いをします。
関税を支払う必要が無かった人は、郵便局の手数料も支払う必要がありません。
Postiではログイン不要で支払いが可能です。
支払い方法は、銀行・クレジットカードの二択です。
通関手続きが終われば、あとは荷物が届くのを待つのみ!
日本からフィンランドへ荷物を受け取るまでにかかった日数(航空便・船便)
- 航空便(EMS): 17日
- 船便: 2ヶ月と20日
航空便の荷物は、日本のAmazonで商品を購入してから17日後にフィンランドで荷物を受け取りました。
船便は2ヶ月と20日でした。
航空便はもう少し時間が掛かると思いましたが、税関や郵便局の対応も今回はとても速く、通関手続きが完了してから1日で届けてくれました。
転送サービスは多少面倒なところもありますが、Amazonや楽天で海外配送してくれない商品を手に入れる事ができる、しかも航空便なら17日前後で日本から手元に届きます。
関税も今回の船便で掛かったのは約10ユーロ(1,600円ほど)とそれほど高くないので、なかなか日本に帰れない時や、どうして欲しい商品がある時には利用してみるのも良いかなと思います。
追記: 今回味を占めて、船便で大量に化粧品や食品をまた購入してしまいました(笑)
Amazonグローバルの海外配送サービスが税関手続き不要で便利
海外配送サービスは食品やコスメなど、通常Amazonでは海外に送れない商品も転送してくれるので便利なんですが、時間がかかったり、メールチェックなど面倒な部分はあります。
私も多分また海外配送サービスは利用すると思いますが、普段はできるだけAmazonグローバルで日本の商品を買う事をおすすめします。
Amazonグローバルを使うメリット・デメリット
- フィンランドまで1週間弱で届く
- 税関手続きを代行してくれる
- 日本で買い物するのと同じ感覚
- 日本の商品が手に入る
- 家族に頼らずにすむ
- 日本のAmazonの豊富なラインナップ
Amazonグローバルを使う理由は何といっても、「簡単・早い」という点です。
日本でお買い物するのと同じように海外の自宅に商品を届けてくれる、ストレスフリーな神サービス。
関税前払いで、税関で荷物を止められることがないのもすごく助かる!
Amazonグローバルは、商品を購入してから1週間ほどで手元に届きます♡
そして、送料も思ったより高くないので、私は結構利用しちゃってます。
日本の商品は欲しいけど、日本には帰れないという方!
まだAmazonグローバル使った事が無い人はこの機会にぜひ
\日本のAmazonから海外発送/
海外住所を入力して送料をチェック!
【まとめ】海外配送サービスで海外生活も快適に!
日本から欲しいアイテムを手軽に届けてくれる海外配送サービスは、海外生活を快適にするための頼れる味方です!
転送Japanを利用してみて、税関の手続きなどが面倒というところはありますが、食品やコスメも問題なく届けてもらえたのはすごく嬉しかったです。
- 日本に帰る予定が無い方
- 日本からどうしても欲しい商品がある
という方は、一度試してみてはいかがでしょう。
今後は他の転送サービスも使ってみて、自分に合うのを探してみたいと思います!