こんにちは!
フィンランドの伝統料理の一つに、サーモンスープがあります。
フィンランド語では『Lohikeitto(ロヒケイット)』と言います。
Lohiがサーモン、Keittoがスープと言う意味です!
フィンランドのサーモンスープはごろっと沢山の野菜とサーモンをたっぷり入れるのが定番で食べ応えがあります。
さらにディルを入れるのもフィンランド流です。
今回は美味しいサーモンスープのレシピを義母に教えてもらったので紹介したいと思います!
もくじ
フィンランドの基本のサーモンスープ(ロヒケイット)は3種類
出典: valio.fi
フィンランドの基本のサーモンスープは3種類あります。
- 生クリームを使用した濃厚なサーモンスープ
- 牛乳を使用したさっぱりミルクサーモンスープ
- ブイヨンを使用したサーモンスープ
レストランでよく見かけるのは、クリーミーなサーモンスープですが、学校の給食などではブイヨンのサーモンスープが多い印象です。
この他にもトマト系のサーモンスープもたまに見かけます。
ちなみに私は生クリーム使用の濃厚クリーミーなタイプが好みです。
どのサーモンスープも具材は同じで、ニンジンやジャガイモ、玉ねぎが基本で、あとはお好みで好きな具材を入れる感じになります。
サーモンスープは家庭でも簡単に作ることが出来る料理なので、フィンランドの家庭料理としても定番の一品です。
サーモンスープの作り方|フィンランドのおふくろの味
今回のレシピは生クリームを使った濃厚で絶品のサーモンスープレシピを紹介します。
冬の日にほくほく温まる優しい味です。
材料(5~6人分) 料理時間: 30分
- じゃがいも: 450gほど
- 玉ねぎ: 大1個
- 人参: 2~3本
- サーモン: 400g
- ディル: 適量(乾燥タイプでもOK)
- バター: 30g
- 黒コショウ: 10粒
- 生クリーム: 200㎖
- フィッシュブイヨンスープなければコンソメなど: 800㎖
- お好みでローリエを加えても◎
メインのサーモンは新鮮で美味しいものを使ってくださいね♪
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フィッシュブイヨンは、スープの他にもパスタやピラフなどにも使えて一つあると料理の幅が広がります!
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STEP
野菜を切る
ジャガイモ、ニンジンは皮をむき、適当な大きさに切る。
玉ねぎは皮をむきみじん切りにする。
STEP
炒める
大き目の鍋にバターを熱し、野菜を中火で3分ほど炒める。
STEP
スープで煮込む
ステップ3の鍋にフィッシュブイヨンスープと黒コショウを入れて野菜が柔らかくなるまで約10分ほど弱火で煮込む。ローリエもこの時に入れます。
灰汁が出てきたら取ります。
※10分経ったらここで味見をして塩で味を整える。
STEP
生クリーム、サーモンを入れる
生クリーム、サーモンを入れ3分程弱火で煮込む。
※沸騰させないように注意!
※サーモンは煮込みすぎると硬くなります。
STEP
盛り付けてディルを散らす
お皿に盛り付けたらディルを適量散らして出来上がり!
お好みのパンと一緒に召し上がれ!
フィンランドではライ麦パンと一緒に食べます。
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魚のハーブ『ディル』について
フィンランドで食べられているサーモンスープには必ずと言っていいほど、ハーブのディルが使用されるのが特徴です。
ディルは数あるハーブ類の中でも、「魚のハーブ」と言われるほど特に魚介類と相性が良いハーブです。
フィンランドの家庭で魚料理が作られる際は、魚の臭みを抜くための下処理や最後の仕上げとして、ディルは必要不可欠な食材なんです。
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【まとめ】フィンランドのサーモンスープは簡単に作れる!
フィンランド伝統料理であり、家庭の味でもあるロヒケイットは、サーモンや野菜といった具材の旨味が詰まった、味わいたっぷりの絶品スープです。
作り方も至ってシンプルで、食材を切って、炒めて、煮込むだけというとても簡単な時短レシピとなっています。
たっぷりの具材が入っているのでボリュームは満点で、1杯飲むだけでも体を芯から温めてくれます。
是非、一度新鮮なサーモンで作ってみてくださいね♪