こんにちは!

パンって美味しいですよね。
私も大好きで、朝はパン派です!
フィンランドはライ麦の栽培が盛んなことから、ライ麦パンの国でもあるのです。
ライ麦パンは食物繊維が豊富でヘルシーなパンとして良く知られていますよね。
今回はフィンランドのパンについて、
- どんな種類のパンが食べられているのか
- フィンランドのパン文化
- ライ麦パン
などについて詳しく紹介していきたいと思います!
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フィンランドのパン文化
パンは、フィンランドの食卓では欠かせない存在です。
食事の際には日本のお米のように必ず食卓に並びます。
フィンランドには非常に多様なパン文化があり、地域によって違いがあります。
例えば、フィンランド西部では保存が出来るようにライ麦パンに穴をあけて乾燥させた硬いパンが人気だったり、東部では柔らかいパンが好まれていました。


こうした地域の違いは時間の経過とともに少なくなってきましたが、現在もライ麦の伝統的なパンはスーパーマーケットや、市場などで購入することが出来ます。
フィンランドの一人当たりのパン消費量【年間】
- トルコ:168Kg
- チリ:86Kg
- フランス:58Kg
- ロシア:57Kg
- イタリア:55Kg
- オーストリア:53.4Kg
- フィンランド:51Kg
- イギリス:27Kg
- アメリカ:24Kg
- 日本:16.8Kg
引用: https://info-graphic.me/
フィンランドは世界でもかなり多くのパンを消費する国です。
1位のトルコ: 168㎏は桁違いで気になる所ですが、フィンランドは51㎏を年間に消費しているそうです。
私自身、夫がフィンランド人で毎日の食事を見ていますが、とにかくパンが大好き。
毎食必ずパンを食べています。
私が作る日本食(肉じゃがやとんかつなど)にもパンを添えて食べます。
最初は『やめてよー!』なんて言っていましたが、もうあきらめています(笑)
パンは食事に欠かせないようです。
なんでフィンランドはライ麦パンが一般的なの?


小麦は寒冷地での栽培が難しいため、フィンランドでは低温で発芽しやすいライ麦の栽培が盛んでした。
夏に収穫したライ麦を使って、冬まで保存できるような乾燥したパンを作り始めたそうです。
ライ麦パンってどんなパン?


ライ麦を含むパン生地は膨らみにくいため、生地の目が詰まってずっしりと重く、かめばかむほど穀物の滋味が感じられます。
ライ麦パンは栄養価が高いので、優れた食品ともいえます。
ライ麦に含まれる栄養素↓
- ミネラル: 鉄、リン、カリウムなど、日本人には不足しがちなミネラルの補給に最適です。
- アミノ酸: ライ麦パンにはリジンが多いため、必須アミノ酸を補給できます。
- 食物繊維: ライ麦には食物繊維が多いため、腸内の消化を良くし、健康と美容に役立ちます。



ライ麦パンってちょっと酸味があって最初は苦手でしたが、移住して10年経った今ではその酸味がたまらなく好きになりました。
フィンランドで食べられている主食パン6選
- Hapanlimppu(ハパンリンップ)
- Ruisreikäleipä(ルイスレイカレイパ)
- Näkkileipä(ナッキレイパ)
- Saaristolaisleipä(サーリストライスレイパ)
- Rieska(リエスカ)
- Karjalanpiirakka(カリヤランピーラッカ)



順番に詳しく見ていきましょう!
Hapanlimppu(ハパンリンップ)


伝統的な東フィンランドのライ麦パン。
最も一般的に食べられているライ麦パンです。
パンは通常丸い形をしていますが、長方形のタイプもあります。
このパンは、酸味がありほろ苦く比較的乾燥しています。
西フィンランドの硬いライ麦パンと比べると口当たりはまだ十分に柔らかく食べやすい。
サワー種と塩だけを加えて作るとてもシンプルなパンで、ライ麦の酸味がありながらも、サワー種の引きだす甘みのおかげで、比較的食べやすいのが特徴です。
Ruisreikäleipä(ルイスレイカレイパ)


伝統的な西フィンランドのライ麦パンであるReikäleipäは、以前はキッチンの天井に吊るして乾燥し、長い冬の間の保存食として作られていました。
現在では季節に関係なく、フィンランド全土でさまざまな形と熟成期間で販売されています。



硬いパンも噛めば噛むほど味が出て結構好きです。
Näkkileipä(ナッキレイパ)


ナッキレイパはライ麦、水、イースト菌、塩を材料に作られるのが伝統的。
適切に保管されていれば、長期間腐敗することは無いので、保存食としても◎。
西フィンランドが発祥で、薄く焼き上げられカリっと軽い食感でおやつ感覚で食べられる。
ナッキレイパにバターやマーガリンを塗ったり、チーズやハムを乗せて食べます。
Saaristolaisleipä(サーリストライスレイパ)


サーリストライスレイパはシロップやモルトが入ったやや甘めの黒いパン。
魚料理ととてもよく合う。
フィンランド人も大好きなパンで、リンゴジュースを入れて作ったりもする。
Rieska(リエスカ)


リエスカとはフィンランド語で平焼きパンを指す言葉です。
一般的なのはペルナリエスカと言って、ジャガイモが練りこまれたもの。
他にも人参が練りこまれたものもあります。
このペルナリエスカは、しっとりとしていてジャガイモのほんのりとした甘さがあり、バターを塗るだけで美味しく食べられます。
簡単なので家庭で自分で作る人も多いです。
Karjalanpiirakka(カリヤランピーラッカ)


ライ麦の生地にミルク粥を包んで焼き上げた、フィンランドでは定番の総菜パン。
ミルク粥の代わりに茹でてマッシュしたジャガイモや、ニンジンを包んだものもあります。
フィンランドの殆どのカフェで食べられるほど一般的。
ゆで卵を細かくしてバターと和えたトッピングを上に乗せて食べるのが美味しいです。
※【ライ麦100%パン】混じりけなし、ライ麦が100%で、酸味が少なく、とても食べやすいパンの紹介です!
ポッポのパンは佐渡の山の中腹にあるわずか10数件のちいさな集落、猿八で1995年にパン屋を始められました。
以来、雑木林から湧き出る自然な水をつかって、無添加のパンやベーグルをつくり続けている。
とことん、おいしくて身体にいいパン、食べて健康になるパンを目指して日々パン作りに励んでいるそうです。
そんなポッポのパンは口コミでも大人気。



ライ麦パンのとりこ
ライ麦パンっていうのは硬くて酸っぱくてギッチギチに詰まってて…
でもそんな要素を全て吹き飛ばすほどのライ麦の香りと爽やかな味わい、たしかな歯応えと満足の腹持ちを感じるためのパンなんです。



これは美味しい
本当に美味しくて、一人でも一本の半分を一度にぺろっと食べてしまいます。焼かずにそのまま食べても全く気になる酸味はないです。
【まとめ】フィンランドの主食パンはとっても美味しい!
フィンランドではライ麦の栽培が盛んな為、小麦のパンよりもライ麦のパンの方が多いです。
近年ではパンの種類も増えて、小麦、ライ麦の他にも大麦、オーツ麦のパンも出てきています。
また、健康志向が広がっており、野菜やナッツ、種を混ぜたパンも人気があります。
一時期、これからは虫も食料として取り入れるという話があった時は、虫の粉を混ぜたパンも販売していたり。
フィンランド色々挑戦してます。
伝統的なパンだけじゃなくて、これからも新しいフィンランドパンが出てきそうですね!