フィンランド在住、タリンが大好きで数えきれないくらい通っているもっちーです。
フィンランドの首都ヘルシンキから、わずか2時間の船旅で訪れることができるお隣の国、エストニアのタリン。
中世の雰囲気が色濃く残るこの街は、バルト三国の一つで、可愛らしい雑貨や美しい絶景を楽しむのにぴったりの場所です。
「フィンランドからちょっと足を伸ばしてみたい!」そんな気分のときに最適なタリンへのフェリー旅行。
フェリーは5千円前後で往復できるので、意外と安いのも魅力!
この記事では、ヘルシンキからタリンへフェリーで行く方法を詳しく紹介します。
さらに今回は、シリヤラインを使って実際にタリンまで往復してきた体験を、ターミナルへのアクセスからチェックインの手順、船内の様子まで、たくさんの写真と共にご紹介します。
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もくじ
ヘルシンキからタリンへ行く!フェリーの選択肢はこの3つ
ヘルシンキからタリンへのフェリーは、主に以下の3社が運航しています。
- タリンク シリヤ ライン/Tallink Silja Line
- ヴァイキングライン/Viking Line
- エッケロライン/Eckerö Line
フェリーの運航会社ごとにフェリー乗り場が異なるので注意しましょう。
タリン行きの船は、映画にでてきそうな豪華大型客船で、感動すること間違いなし!!
1.タリンク・シリヤライン/Tallink Silja Line
出典: Tallink Silja Line
Tallink MyStarとTallink Megastarの2隻の高速フェリーが運航しています。
タリンク・シリヤラインは、フィンランドでは一番人気の会社で、充実した最新設備と高級感ある内装が特徴です。
船内にはレストラン、カフェ、バー、ショッピングエリア、キッズプレイルームなどがあります。
また、1日に6便と就航本数が多く、希望の時間が選びやすいというのもポイント。
(乗船時間: 2時間)
どちらかの船を選べるなら、おすすめは2022年に新しく完成したMyStarです。
Megastarも豪華で素敵ですが、MyStarはより最新の技術を取り入れています。
船内はとても綺麗で、広々としており、くつろげる空間がたっぷりととられています。
船内では、タリンク・シリヤライン限定のムーミン・マリメッコグッズも販売しています。
優雅な旅行にしたい方におすすめ!
以下をクリックすると船内紹介にジャンプします↓
タリンク・シリヤラインの船内紹介へ
チケット料金と予約方法
チケット料金は夏季と冬季、また出航時間で変わりますが、30ユーロから。
個室を予約したり、船内での食事を事前に予約するとその分が加算されます。
ヘルシンキからタリンの「日帰り・往復」で予約すると、往復割引を受けられます。
予約は公式サイトか、現地ツアーを取扱っているサイトで購入できます。
海外旅行に不慣れな方は、フィンランドの現地ツアーを沢山取り扱っているVELTRAで購入すると安心です。
日本語で予約&決済でき、もし現地で何かトラブルがあった場合は対応してくれます。
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2.ヴァイキングライン/ Viking Line
Viking XPRS 、Gabriella、Viking Cinderellaが、ヘルシンキ – タリン線で毎日、1日2~3便運行しています。(乗船時間:2時間半)
ヴァイキングラインは、フィンランドの会社でファミリー層に人気が高い。
シリヤライン同様、船内にはレストラン、カフェ、バー、ショッピングエリア、キッズプレイルームなどがあります。
ヴァイキングラインは、カタヤノッカエリアにあるターミナルからの出航となり、他のシリヤラインとエッケロラインとは別の場所になります。
エスプラナディ公園などの観光地に比較的近いので、宿泊ホテルがその周辺の方にはおすすめ。
チケット料金と予約方法
チケット料金は夏季と冬季、また出航時間で変わりますが、25ユーロから。
個室を予約したり、船内での食事を事前に予約するとその分が加算されます。
タリンク・シリヤラインと似たような価格なので、もし特別な理由がなければ個人的には選ばないかな。
予約は英語またはフィンランド語になりますが、公式サイトから。
フィンランドのトゥルクからストックホルムへヴァイキングラインで行ってきました!
こちらは新しいフェリーですごく快適な旅ができたので、興味のある方は読んでみてね↓
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3.エッケロライン/Eckerö Line
出典: Eckerö Line
エッケロラインは、リーズナブルな価格が人気でなるべく費用を抑えたい方におすすめです。
安いからといって、船内が酷い!なんてことはなく、基本的なレストラン、カフェ、バー、ショッピングエリア、キッズプレイルームなどがあります。
シンプルながらも快適に楽しめるエッケロラインは、コストパフォーマンスが高い!
MS Finlandia号が1日に2~3便就航しています。(乗船時間: 2時間15分)
チケット料金と予約方法
チケット料金は夏季と冬季、また出航時間で変わりますが、20ユーロから。
個室を予約したり、船内での食事を事前に予約するとその分が加算されます。
予約は公式サイトか、現地ツアーを取扱っているサイトで購入できます。
海外旅行に不慣れな方は、フィンランドの現地ツアーを沢山取り扱っているVELTRAで購入すると安心です。
日本語で予約&決済でき、もし現地で何かトラブルがあった場合は対応してくれます。
\ヘルシンキ⇔タリン往復34ユーロ~/
ヘルシンキ⇔タリンのフェリー比較まとめ|おすすめの選び方
| タリンク・シリヤライン | ヴァイキングライン | エッケロライン |
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料金 | 30ユーロ~ | 25ユーロ~ | 20ユーロ~ |
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1日の運行本数 | 6便 | 2~3便 | 2~3便 |
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乗船時間 | 2時間 | 2時間半 | 2時間15分 |
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人気度 | | | |
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船内の内装 | 豪華 | 普通 | シンプル |
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夏季の価格
3つのフェリー会社それぞれに特徴がありますが、旅のスタイルや予算に応じて選ぶことができます。
タリンク・シリヤライン/Tallink Silja Lineでタリンへ|行き方から乗船まで
ここからは、先日実際にタリンク・シリヤライン (MyStar) に乗船してタリンへ行ってきたので、ターミナルまでの行き方らから船内の様子まで徹底的に紹介していきます!
ヘルシンキからタリンへフェリーで行かれる方は、事前にどんな感じなのかチェックしておくと安心ですね!
ヘルシンキ中央駅からフェリー乗り場への行き方
タリンク・シリヤラインのフェリー乗り場は、Jätkäsaari/ヤトカサーリという場所にあります。
Jätkäsaariは、ヘルシンキ中心部から南西に3km離れた場所にあります。
ヘルシンキ中央駅からフェリー乗り場へはトラム(9番・7番)を使って行くのが便利です。
トラムはフェリーターミナルの目の前に停まりますし、沢山の人が降りるので、迷わないでしょう。
所要時間は17分。
フィンランドで乗換案内を利用するには?
街中でいつでもGoogleマップなどの乗換案内が使えるように、ネット環境を整えておきましょう!
レンタルWifiまたはeSIMを日本から申し込んでおくと、フィンランドで迷いません
詳しくはこちらの記事を参考に↓
フェリー乗り場でのチェックイン方法
チェックイン締め切りは出航時刻の30分前まで!
パスポートも忘れずに。
フェリー乗り場に着いて入り口を入ると、左手に有人チェックインカウンターがあります。
有人チェックインを利用すると5ユーロのサービス料がかかります。
お隣には自分でセルフチェックインできる機械があり、無料なのでこちらでチェックインしましょう。
英語を選択できます。
分からなければ、Googleカメラ翻訳を使えばOK!
チェックインが完了したら、ゲートを通ります。
チケットのQRコードをかざすとゲートが開きます。
目の前のエスカレーターまたはエレベーターで上の階へ。
タリンク・シリヤラインにいざ乗船!
フェリーの乗船時間までは広々としたロビーで待ちます。
ロビーにはコンビニ的なお店があります。
乗船は出航予定時刻の40分前から開始し、乗船ゲートは出航時刻の20分前に完全に閉鎖します。
乗船ゲートで再度QRコードをかざし、いざ乗船!!
日本ではなかなかこんな大きな船に乗る機会がなかったので、毎回ワクワクが止まりません。
タリンク・シリヤラインの船内を徹底紹介!豪華ホテルのような空間
船内に入ると、心地よさそうなソファ席がたくさん!
エリアごとに雰囲気が違っていて、シックな感じの場所や明るいポップな感じの場所など自分好みの場所を探すことができます。
個人的に面白いと思ったのが、飛行機のような座席がずらっとならんでいるお部屋です。
座席前のテーブルも折り畳み式になっていて、なんか飛行機っぽくないですか?
スロットマシーンも北欧フェリー旅の定番です。
各階にこのようにスロットマシーンが並んでいて、年配の方を中心に楽しんでいる姿をよくみかけます。
私もフィンランドに来てすぐの頃、船内で試しに遊んでみましたが、ビギナーズラックで大当たりした事があります。
5ユーロくらい入れて、20ユーロくらいになった記憶があります。
プレイステーションも完備!!
小さめのゲームセンターもあり!!
船内の免税ショップでは限定商品やお酒が人気!
船内には免税ショップがあり、コスメから洋服、お菓子やお酒などさまざまな商品が購入できます。
チョコレートなど、お菓子の一部にタリンクシリヤラインの限定パッケージが採用されていたりします。
お菓子などの値段はフィンランド国内のお店で買うのとそこまで変わらないかな~という感じ。
ただ、お酒は安いので、フィンランド人も大量に買っていく人が多いのは有名な話。
例えば、カルフビールの箱の料金を見ると、フィンランド国内で買うよりも10ユーロほど安く購入できます。
タリン→ヘルシンキの便に乗ると、お酒を大量買いして何箱も運んでいるフィンランド人が見られます。
フィンランドのお酒が知りたい方はこちらの記事もどうぞ↓
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マリメッコの限定品
免税ショップとは別の船内ショップには、マリメッコのタリンクシリヤライン限定が売られていました。
ピンク色のPuketti/プケッティが可愛い♡
こちらの限定マグカップで18.90ユーロ。
フィンランドで買いたい、おすすめブランド紹介してます↓
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船内のレストラン&カフェガイド
船内にはいくつもカフェやレストンがあります。
ちょっと軽く食べたい方はカフェでサンドイッチやサラダ、ケーキや菓子パンなどが購入できます。
カフェメニューはこんな感じ↓
窓側の席で海をのんびり眺めながらいただくなんて、贅沢すぎますね。
バーガーキングは子連れに人気
よく子連れのお出かけで困るのが、食事ではないでしょうか。
「ちょっと洒落たレストランに行っても子供が食べれるのが無い」なんて事は私も経験しています。
そんな時に救ってくれるのがハンバーガー屋さん。
バーガーキングが嫌いな子供はなかなかいないはず!
なるべく子供の機嫌を損ねたくない旅行先では、栄養面については置いといて、楽しい時間を過ごしたいですよね!
デッキ8階のキッズプレイルームがすごい!
タリンク・シリヤラインのキッズプレイルームがまた凄いんです!
キッズプレイルームから出るとカフェスペースになっていて、壁側に大きなテレビ画面が設置されています。
その画面には中の子供たちの様子が映し出されているので、親はカフェでゆったりとくつろぎながら子供を監視できます。
結構プレイルームってうるさいので、親は疲れるんですよね。
これは他のフェリー会社には無かったので、親としてはすごく有難いシステムです。
プレイルームには塗り絵や滑り台、おもちゃなどがあり、小学低学年の子までなら楽しめそうな感じでした。
レストランのビュッフェはお酒飲み放題
ビュッフェの盛り方は改善必須。
私たちは今回、タリンからヘルシンキの便でレストランでのビュッフェ(29.50ユーロ)を頂きました。
このビュッフェが人気の理由の一つが、「お酒が飲み放題になる」ということ。
お酒が高いフィンランドで、お酒飲み放題はかなり魅力的。
ワインやビールを水のように飲んで気持ちよくなっているフィンランド人が多くいます。
30ユーロで食べ放題、飲み放題はフィンランドではかなり良心的なお値段だと思います。
席は自由席で、窓側の席に座れたので海を眺めながら食事ができて幸せでした♡
肝心のお料理は、ちょうど夏の時期ということもありザリガニがありました。
他のテーブルを見ていると、お皿山盛りにザリガニをとっていく方も珍しくないようです。
ザリガニは、カニとエビの中間のような感じのお味で、私も好きなのでいくつか頂きました。
なかなか普段家庭では食べないので。
冷たいお料理は一口サイズのタパスのような感じで提供されていて、種類も豊富でした。
お酒のつまみに丁度いい♪
ライ麦パンに小エビがのった料理やコールドスモークサーモンなどのフィンランドの定番料理も頂けます。
デザートもケーキやアイス、ムースなど10種類以上あったと思います。
暖かいお料理は、北欧の定番サーモンのクリーム焼きやミートボール、マッシュポテトの他にも、コリアンバーベキューやチャーハンのような料理もありました。
この日の暖かいお料理は、10種類ほどとそこまで多くはなかったです。
デッキに出て絶景を楽しもう!
この日はあいにくの曇り空&強風でしたが、デッキに出ると風を感じながら景色を楽しむことができます。
カモメが船についてくるように飛んでいたり、だんだんと小さくなっていくヘルシンキの街をみるのが楽しい。
天気のいい日は、カフェでドリンクを注文して外で過ごすのも気持ちがいいです。
フィンランド・エストニアのベストプラン|現地ツアーで見どころを効率よく楽しむ
フィンランド現地出発のオプショナルツアーは、フィンランドを効率よく回りたい人におススメです。
なかなか個人では行くのが難しい観光地や、珍しいアクティビティにも対応していて、フィンランド旅行をもっと手軽に楽しむことが出来ます!
自由気ままに自分で観光するのも良いですが、ツアーに参加するとガイドさんの豆知識や楽しい現地のお話が聞けて、より有意義な時間が過ごせます!
もしこの旅が一生に一度になるかもしれないと思うのであれば、ぜひガイド付きの現地ツアーを検討してみてください。
フィンランドのツアー例
- ヘルシンキ市内観光
- 映画「かもめ食堂」ロケ地ツアー
- 教会めぐりツアー
- ロヴァニエミ発ツアー
- オーロラ鑑賞ツアー
- 空港送迎
- トナカイサファリツアー
- タリン行きの船のチケット購入
- 子供と一緒にフィンランドの教育現場を見学
- 視察…など
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【まとめ】フィンランドからタリンへの日帰り旅行はフェリーで決まり!
ヘルシンキからタリンへのフェリー旅行は、短時間で異国の文化や風景を堪能できる魅力的な旅になること間違いなし!
ぜひフィンランド旅行のついでに、豪華大型フェリーでの優雅なひとときを楽しんでみてください。
美しい北欧とバルト海の魅力を満喫し、思い出に残る一日になりますように。
タリン日帰り旅行のモデルコースを紹介しています↓
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