こんにちは!
海外旅行に行くとき、スマホでネットが使えないと不便ですよね。
そんな時に便利な通信手段として注目されているeSIM(イーシム)をご存知ですか?
これまではレンタルWifiが主流でしたが、今後はeSIMが主流になる事間違いなし!
eSIMは、海外でのデータ通信(ネット環境)をシームレスに楽しむことができるスマートで新しい選択肢です。
本記事では、海外旅行者に向けて、人気のあるeSIM5社を徹底比較し、さらにレンタルWifiや海外SIMとの違いや利用者の口コミなど徹底解説します。
海外旅行での通信環境に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください!

海外在住者の日本一時帰国の際にも使えますよ♪
結論



細かい事はいいから、どこでeSIMを買うのがお得かな?
以下の3社はどれも自信をもっておススメできる優秀なサービス会社です。
ご自分の目的に合わせて選んでみてくださいね!
eSIMの特徴


eSIMは、「Embedded Subscriber Identity Module」の略で、日本語では「組み込み型加入者識別モジュール」と呼ばれています。
従来の海外SIMカードとは違い、専用のSIMを物理的に挿入する必要がなく、デバイスに直接ダウンロードして使うのが最大の特徴です。
インターネット経由でいつでもどこでも購入でき、すぐに利用を開始することができます。



簡単に言うと、「今までのSIMカードをデジタル化したよ」という事。
eSIMの場合は購入から利用開始まで全てオンラインで完結できてしまう為、出国当日でもネット環境さえあれば購入できますし、なんなら現地の旅行先でもWiFiを使ってその場で購入することもできます。
海外に行っても、その国の通信会社のデータ通信サービスをスムーズに利用できるのが魅力です。



eSIMの最大のメリットは、必要な物はスマホなどの端末だけ!
「すぐ買えて、すぐに使える」というところ。
※現在利用できる端末は、スマホや一部のタブレット端末、スマートウォッチですが、今後もっと増えてくることが予想されています。
対応するスマホを調べてみた所、2021年以降に販売された機種であれば対応している。
- オンラインで完結
- 手間が少なく時短になる
- 荷物が増えない
- 紛失の心配がない
- アプリやウェブで残量が確認できる
- アプリやウェブで簡単に追加購入できる
- 安い
どこで買う?人気の海外格安eSIM5つを徹底比較
eSIMごとに特徴が異なるため、海外旅行の行き先や使い方に合うものを選ぶことが大切です。
今回比較した人気のeSIMはこちら↓
※利用者数はアプリのダウンロード数になります。
空白の所のアプリは無いものとします。
ブランド名 | おすすめ度 | 料金 | 高速データ容量 | プラン | 利用可能期間 | 対象国・地域数 | サポート | 利用者数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TRAVeSIM ![]() ![]() | ・アジア8日間6GB:1,980円 ・グローバル15日間6GB:3,980円 | 6GB | ・アジア ・世界 | ・アジア:8日間(192時間) ・グローバル:15日間(360時間) | 140カ国 | ・24時間 ・電話 ・メール ・LINE ・日本語OK | ー | 安心の24時間日本語サポート | |
Airalo | ・1カ国7日間:US$4.5 ・1か国30日間:US$26 ・グローバル30日間:US$35など | 1GB~20GB | ・1か国 ・周遊 ・世界 | 7~180日間 | 200カ国以上 | ・メール | 100万以上 | プラン数が多く、目的に合わせて選べる 対応国も最多 | |
きもちeSIM | ・韓国10日間6GB:3,220円 ・アジア1GB:707円/日など | 500MB~30GB | ・1か国 ・周遊 ・世界 | 10~180日 | 120カ国以上 | ・メール ・日本語OK | ー | プラン数は多いがサイトが見にくい | |
Nomad SIM | ・韓国3日間1GB:1,500円 ・アジア1GB180日:2,000円など | 1GB~20GB | ・1カ国 ・周遊 ・世界 | 1~180日 | 81カ国 | ・メール ・日本語OK | 5万以上 | 日本企業の安心感 国によっては1日から購入可能 | |
Glocal eSIM | ・韓国5日間10GB: 2,560円 ・アジア12日6GB: 4,160円など | 6GB~100GB | ・1カ国 ・周遊 | 12日、15日、30日 | 60カ国以上 | ・メール ・日本語OK | ー | セールで50%オフになったりする 渡航3日前までに申し込みが必要 |
比較すると、各eSIMサービスには特徴的な点があります。
24時間電話サポートが受けられる安心感がある。
TRAVeSIMはプランは2種類のみで分かり易い料金体系だったり、他にはない世界200カ国以上に対応しているので、ちょっとマイナーな国に旅行や出張の際でも利用できる。
さらに、料金も安く、プランも沢山あるので目的に合わせたものが見つかる。
きもちeSIMは、プランは多いものの若干サイトが分かりにくく残念な印象。
日本企業で、安定したネット環境が利用できる。
一部の国では1日から購入が可能。
ただ、渡航の3日前までに申し込む必要があるので、渡航当日には購入できないのが気になる。
海外旅行におすすめのeSIMランキング TOP3
実際にeSIMを買うならこの3つを選ぼう!
これから紹介する3社はどれも簡単に購入、QRコードで簡単設定できるおすすめのサービスです。
1.Airalo/エラロ|使い勝手とコスパで総合1位


Airaloは、シンガポールの企業が開発した世界初の200ヵ国以上に対応するeSIMサービス。
利用者は、公式サイトもしくはアプリからデータ購入が可能で、残量もアプリで見ることができます。
Airaloの魅力は、何といっても200カ国以上に対応しているという点が大きい。
他のeSIMサービスが対応していない国でもAiraloだったら対応している可能性が高いので、マイナーな国に行く方に特におすすめ。
さらに、料金も非常に安価な設定。
例えば以下の表を見てみると、
短期(1~10日) | 中期(15~30日) | 長期(30日以上) | |
---|---|---|---|
日本 | 4.5$/1GB/7日間 | 6.5$/2GB/15日間 | 11.5$/5GB/30日間 |
韓国 | 32$/無制限/10日間 | ― | 62$/無制限/30日間 |
タイ | 9.9$/無制限/8日間 | 19.95$/無制限/15日間 | ー |
アメリカ | 4.5$/1GB/7日間 | 8$/2GB/15日間 | 16$/5GB/30日間 |
フランス | 4.5$/1GB/7日間 | 7.5$/2GB/15日間 | 14$/5GB/30日間 |
このように、短期の低データ量のプランでは数百円で利用できる。
足りなければその都度追加で購入が出来るため、利用するハードルが低い。



私自身1ヶ月海外で使ってみて、5GBで十分足りました。
ただ、デメリットとしては、サポートが英語のみなので、語学が苦手な人には辛いところ。
翻訳機能を使ってメールを読むのも可能ではありますが。
\7日間$4.5~で安い/
2.TRAVeSIM/トラベシム|海外旅行初心者におすすめ


TRAVeSIMは、タイの日本人向け携帯電話サービス「ベリーモバイル」を展開するa2network(Thailand) Co.,Ltd. が提供するサービスです。
世界140カ国で対応しており、前に紹介したAiraloに次いで二番目に対応国が多い。
これだけの国を網羅していたら十分でしょう。
TRAVeSIMは、他社と比べてカスタマーサービスが手厚く、が海外旅行初心者には安心感がある。
24時間いつでも電話やメール、LINEで連絡が取れるというのは良い。
さらに日本語に対応しているので、これはなかなか海外の他社ではないメリットです。
料金については、「アジアプラン」と「グローバルプラン」の2種類から選択するようになっている。
この料金プランはとても分かり易く、個人的にはかなり好感が持てる。
アジアプラン | グローバルプラン | |
---|---|---|
データ容量 | 6GB | 6GB |
利用期間 | 8日 | 15日 |
対応国 | 30か国 | 140ヶ国 |
料金 | 1,980円 | 3,980円 |
逆に言えば、細かくデータ量や利用する国を選択したい方や、なるべく安く抑えたい方には不向きかもしれません。
ただ、細かい事が苦手な方や、海外旅行初心者、サポートの安心感を重視している方にはおススメです。
\日本語サポートで安心/
3.Nomad eSIM/ノマドイーシム|国内企業の安心感と安定したネット環境


Nomad eSIMは、東京に本社を構える株式会社Nomad Worksが提供するサービスです。
対応国は、これまでに紹介した2社に比べると81ヶ国対応という事で少なく感じます。
しかし、一般的な海外旅行先は網羅しているので、よっぽどマイナーな国へ行く方でなければそこまで気にしなくても大丈夫!
日本の企業と言う安心感があり、メールサポートはもちろん日本語でOK。
Airaloでは利用者が多いというのもありますが、一部でネットが繋がらなかったという声もありましたが、Nomad eSIMは安定したネット環境を提供してくれるという口コミも多い。
絶対に安定したネット環境が良いという方はNomad eSIMがおすすめ。
短期(1~10日) | 長期(30日以上) | |
---|---|---|
日本 | ― | 2,000円/5GB/30日間 |
韓国 | 2,000円/1日1GB/5日間 | 8,000円/1日1GB/30日間 |
タイ | 2,000円/1日1GB/5日間 | 8,000円/1日1GB/30日間 |
アメリカ | ― | 4,600円/5GB/30日間 |
ヨーロッパ周遊 | ― | 7,000円/5GB/180日間 |
料金は一部の国で短期利用の選択肢が無く、その場合は30日間利用でデータ量が選択できるようになっている。
短期利用できる国では旅行日数を選択でき、1日1GBまで利用可能。
1日のデータ超過後は128kbpsで通信可能との事だ。
これは他社でもほぼ同じで、購入したデータ量を使い切った後は低速で通信可能になる。
Nomad eSIMは、海外のサービスでは不安な方、安定したネット環境が欲しい方におススメ。
\安心の日本企業/
eSIMとレンタルWifi、海外SIMカードの違い
海外旅行でネットを利用するにはeSIM以外にも、レンタルWifiと海外SIMカードを使うという方法もあります。
それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう!
eSIM | 海外SIM | レンタルWifi | |
---|---|---|---|
利便性 | SIMカードを挿入する手間が不要 | レンタル機器の受け取りや返却が必要 | 新しいSIMカードを購入して、自分で設定 |
料金 | プランや利用データ量に応じて料金が異なる | 利用期間やレンタルプランによって料金が決まる | 購入したSIMカードのプランによって料金が異なる |
通信速度と品質 | 通常のSIMカードと同程度の通信速度を期待できる | Wi-Fi環境によって速度が異なることがある | 通信会社によって品質が異なる場合がある |
デバイスの対応範囲 | スマートフォンや一部のタブレット、ウェアラブルデバイス | Wi-Fiに対応しているデバイス | SIMロック解除されたスマートフォン |
海外SIMカードの場合


旅行前に海外SIMを購入するにせよ、現地で購入するにせよ、いくらか手間がかかる。
一般的な海外SIMのデメリットとしては以下が考えられます。
- ネット注文や現地店舗での購入の手間
- SIMの入れ替えが必要
- 元々のSIMの紛失
- 簡単な設定が必要
- 現地で購入の場合は言葉の問題
旅行前に購入する場合は、手元に届くまで待つ必要があったり、現地で購入する場合はある程度英語や現地語が必要になります。
さらに、SIMを利用するには物理的にSIMを入れ替える必要があり、設定も必要だったりと何かと手間がかかります。
私も海外旅行の際はよく現地のSIMをスマホに入れ替えてネットを利用していました。
しかし、これが案外面倒で、しかも元々入っていたSIMを失くす心配もあった事から、「何とかならないかなー」とずっと思っていました。
元のSIMを紛失するとかなり厄介な事になりますからね。
さらにSIMピンを使って端末からSIMトレイを出して、どんどん小さく進化しているSIMを丁寧に取り出して、次の海外SIMを向きを合わせながら挿入するのって神経を使います。。。



eSIMならこんなSIMの出し入れの心配もないですし、という事は、元のSIMの紛失もありえません!
レンタルWifiの場合


レンタルWifiは、日本から海外へWifiルーターを持参して、目的地で使うタイプのインターネット接続サービスです。
しかし、こちらも利用する際にはいくつかのデメリットがあります。
- 申し込みが必要
- 紛失の可能性
- 荷物がかさばる
- 通信速度やデータ量の制限
- 返却の手続き…など
まず、物理的なWifiルーターを持ち歩く必要があり、紛失してしまう可能性もあります。
また、Wifiルーターは小型と言ってもスマホより一回り大きなサイズが主流で、かさばって持ち運ぶのが面倒なこともあります。
旅行はなるべく身軽に行きたいですからね。
さらに、一部のレンタルWifiでは契約内容などによって通信速度が制限されることや、一定のデータ量を超えると通信が遅くなるデータ制限がある場合もあります。
レンタルWifiの場合、申し込みをしてからWifiルーターが自宅に届くのを待ったり、空港で引き取る必要がありました。
もちろん帰国の際は返却作業も必要です。



こんな問題を簡単に解決してくれる存在として登場したのがeSIMです。eSIMなら上記のようなデメリットがほぼ無いのでストレスなく利用できる。
海外旅行でのeSIMの使い方


では、実際に日本からの海外旅行でeSIMを利用する方法を見てみましょう。
最近のスマートフォンやタブレットの多くはeSIMに対応していますが、一部の古い機種では対応していない場合もあります。



調べてみた所、2021年以降に発売されたハイエンドのスマートフォンは、ほぼすべてeSIMに対応していると考えて良いでしょう。
購入が完了すると、メールでQRコードが送られてきます。
提供されたQRコードをスマートフォンのカメラでスキャンすると、eSIMが自動的にスマートフォンに登録されます。
eSIMがスマートフォンに登録されたら、海外に到着してもデータ通信が利用できるようになります。
特別な設定や手続きは必要ありません。
快適なインターネット環境を楽しんでください!
実際のeSIM利用者の口コミ|海外旅行で本当におすすめ?
TwitterでeSIM利用者のコメントを探してみました。
海外旅行に備えて、現地のeSIMを手配した。設定が簡単すぎてビビるな。時代が変わったわ。
-X(Twitter)より
6年ぶりの海外旅行を控え、海外用simを探し始めたのですが、最近はなにやらesimなるものが主流となりつつあるご様子。
うちのGoogle Pixelは当然のように対応していたので、現地空港でウロウロする必要がなくなった。便利だな〜
-X(Twitter)より
次の海外旅行に向けて考え中 物理SIMが1番コスパ良いよなと思いつつやめられないeSIM 日本で購入・DL・設定、現地に着いたらローミングオンするだけですぐ使える!
-X(Twitter)より
話題のeSIMを使ってみた。
国を移動した際も煩わしい設定変更など一切なく、電源を入れればすぐにネットに繋がり、大変助かりました。
日本語のサイトで日本円で決済ができ非常に安心です。
-X(Twitter)より
たくさんの利用者が、eSIMの手軽さに喜んでいることが分かります。
eSIMにはデメリットもある
一方ネガティブな意見としては、



現地での電話番号が付いていないので不便。
という意見もありました。
確かに、現地でレストランに予約をする時など、電話をかけられないのは不便な時もあります。
ただ、この問題に関しては今後解決していくかなと思います。
海外SIMでも現在は電話番号付きの物も多いですし、eSIMはまだ新しい技術のため追いついていない面があると個人的には考えています。
実際にeSIMは、物理的にSIMの差し替えが不要や、元のSIMの紛失の心配がないなどマイナス面をカバーするだけのメリットがあるのは明らかで、今後のeSIMの普及とともに改善される事は間違いない。
今後海外旅行の時にわざわざモバイルルーターをレンタルする人は減り、eSIMを利用する人が増えていくのはかなり予想できる未来だと思います。



ちなみに、LINEやWhats upなどのネットを利用した電話は使えます♪
【まとめ】eSIMは新たな海外旅行の味方に
海外旅行者にとって、インターネット接続は欠かせないものです。
レンタルWifiは従来から利用されてきましたが、最近ではeSIMという新しい技術が登場し、その便利さが注目されています。
eSIMは物理的なSIMが不要で、これにより紛失の心配がなく、また海外で現地の通信会社を利用することで料金を節約できるメリットがあります。
ぜひ、次回の旅行の際にはeSIMを活用してみてくださいね!