フィンランド在住、セウラサーリの夏至祭イベントに今年初めて参加したもっちーです。
フィンランド、ヘルシンキに位置する「セウラサーリ/Seurasaari野外博物館」は、豊かな自然とフィンランドの伝統文化を体験できる場所として地元の人はもちろん、観光客にも人気のスポットです。
特に、フィンランドの重要な祝日である「夏至祭/Juhannus」の時期に、セウラサーリで開催される特別なイベントは必見!
本記事では、実際に行ってきたセウラサーリ野外博物館の夏至祭のイベントの詳細から、フィンランドの夏至祭についても詳しく紹介します。
アクセス方法や訪れる際のポイントなど、沢山の写真と共に紹介します!
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もくじ
セウラサーリ/Seurasaari野外博物館はこんな場所
セウラサーリは一つの島になっており、都会の喧騒から離れてリラックスした時間を過ごしたい方や、フィンランドの歴史や文化に触れたい方にぴったりの場所です。
セウラサーリ野外博物館の概要と歴史
セウラサーリは、ヘルシンキの中心部から西に約5kmの位置にある小さな島です。
この島全体が「セウラサーリ野外博物館」として運営されており、フィンランドの伝統的な建物や生活様式を体感できる場所として人気を集めています。
17世紀末から19世紀にかけて実際にフィンランドで利用されていた全88棟の伝統家屋が展示されています。
フィンランド各地から移築された古い家屋や教会、風車などが展示されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。
1909年に設立されたセウラサーリ野外博物館は、以来、地元の人々や観光客に親しまれてきました。
特に夏のシーズンには、緑豊かな風景と穏やかな海が広がる中での散策が楽しめるため、多くの人が訪れます。
イベント時を除き、通常、島内の散歩だけなら無料で楽しむことができます!
セウラサーリ野外博物館の概要
Seurasaaren ulkomuseo
- 住所:Seurasaari, 00250 Helsinki
- アクセス:中央駅からバスと徒歩で約45分 地図で見る
- 料金:建物内の見学は大人12ユーロ 18歳以下無料 (ヘルシンキカード利用可)
- 公式サイト:kansallismuseo.fi
セウラサーリ野外博物館の見どころ
セウラサーリの魅力は何と言っても、その豊かな自然と、そこに点在する歴史的な建物たちです。
まず、島内には広大な森林が広がっており、四季折々の美しい風景を楽しめます。
夏には白樺など木々の緑が美しく、秋には紅葉が見事な景観を作り出します。
そして冬には雪に覆われた、真っ白な雪景色が幻想的。
また、野外博物館としてのセウラサーリには、フィンランドの各地から移築された歴史的な建物が点在しており、特に注目すべきは19世紀に建てられた農家や、17世紀の木造教会、そして古い風車など、フィンランドの伝統的な建築様式を忠実に再現した建物群です。
これらの建物の中には家具や生活用品も展示されており、当時のフィンランド人の暮らしを垣間見ることができます。
また、セウラサーリは野生動物の観察にも適しており、リスやウサギ、さまざまな鳥たちが生息しています。
特にリスは非常に人懐っこいため、ナッツを手のひらに乗せると寄ってきて食べてくれるのが可愛い♡
セウラサーリ野外博物館のアクセス方法
セウラサーリ野外博物館へは、ヘルシンキ市内から公共交通機関を利用して比較的簡単に行くことができます。
Kamppi/カンッピから市バス24番に約20分乗車し、そこから徒歩で15分です。
セウラサーリ野外博物館の入り口に到着したら、木製の橋を渡って島へと入ります。
この橋は、セウラサーリと本土をつなぐ唯一の手段で、写真映えスポット!!
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フィンランドの夏至祭/Juhannusとは?
夏至祭の概要とフィンランドでの位置づけ
フィンランドの国旗と伝統衣装
フィンランド人にとって夏至祭(Juhannus/ユハンヌス)は、一年で最も重要な祝日の一つです。
夏至祭は6月下旬に行われ、夏至の日に最も近い土曜日に祝われます。
この日は、太陽が沈むことなく一日中明るい「白夜(yötön yö)」になり、フィンランド人にとって特別な意味を持つ日です。
1954年まで夏至祭は、それが何曜日であろうと必ず6月24日と決められていましたが、 その後、6月20日〜26日の間の土曜日に変更されました。
夏至祭は、もともと自然崇拝の儀式として古代から続いてきた伝統行事で、特に農作物の収穫や健康、繁栄を祈願する目的で行われていました。
今日でも、夏至祭は自然とのつながりを祝う重要な行事として、フィンランド全土でさまざまな形で祝われています。
家族や友人が集まり、自然の中で過ごすことが一般的で、Mökki/モッキと呼ばれる湖畔のコテージに行ってサウナやバーベキューを楽しんだり、のんびりするのが夏至祭の定番となっています。
夏至祭が近づくとフィンランド人達は仕事を早く切り上げてお休みモードに入ります。
ソワソワして仕事どころではなくなります(笑)
と言うのも、夏至祭が終わると次は長い夏休みが来るから!
フィンランドの学校は約2か月半、会社は1か月の夏休みがあります。
フィンランドの夏休みの過ごし方について詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
夏至祭の伝統的な儀式と習慣
kokko/コッコ
夏至祭には、いくつかの伝統的な儀式や習慣が存在します。
その中でも、最も象徴的なものが「kokko/コッコ」と呼ばれる夏至のかがり火です。
フィンランド各地で夜に焚かれるこのかがり火は、悪霊を追い払うとともに、豊作を願うものです。
特に湖畔や海辺で行われるコッコは幻想的な光景で、多くの人がその光景を楽しむために集まります。
また、夏至祭の時期には、若い女性たちが「花冠」を作る習慣もあります。
7種類の異なる花を摘み、それを編んで冠を作り、夜にはその冠を枕の下に置いて眠ると、将来の結婚相手が夢に現れるという言い伝えがあるのです。
夏至祭のダンス
その他にも、夏至祭には伝統音楽やダンスが欠かせません。
フィンランド各地で行われる音楽フェスティバルや野外コンサートでは、伝統的なフォークソングやダンスが披露され、人々は夜通し楽しみます。
セウラサーリ野外博物館の夏至祭イベント体験レポート
毎年セウラサーリで開催される夏至祭は、楽しいイベントが盛りだくさん!
イベントは午後17時から始まり、夜中1時まで続きます。
島内の各スポットで様々なイベントが行われるので、入口でもらえる案内マップを見ながら、行きたいイベントをチェックしましょう!
チケットは現地購入が安い
セウラサーリの夏至祭イベントには特別チケットが必要です。
私たちは初めてだったので、事前に公式サイトで案内していたチケットマスターというサイトから28ユーロで購入しました。
しかし、実際に現地に行ってみると、チケットが25ユーロで販売されていてがっかりしたので、もし行かれる方は現地購入を強くおすすめします。
普通に考えたら事前購入の方が安い施設が多い中、逆を行くなんて驚いてしまいます!
ちなみに、12歳以下は無料です。
セウラサーリ野外博物館の夏至祭イベントのみどころ7つ
ここからは、セウラサーリ野外博物館の夏至祭イベントでしか体験できない見どころを紹介していきます!
1.伝統工芸品のお店がたくさん出店
島内に入ってすぐに伝統工芸品を売るお店が並んでいました。
特に人気だったお店はブラックスミスで、その場で実際に作業を見る事ができるので、人だかりができていましたよ。
高温で金属を熱し、ハンマーでたたいて形を作っていく作業は、見ていてとても面白かったです!
他にもレース編みや編み物のお店、皮製品のお店など、フィンランドらしいお土産がたくさん販売されていました。
2.Juhannussalko/ユハンヌスサルコが立てられる
フィンランドの夏至祭では、スウェーデンやデンマークなど北欧諸国と同様に、伝統的な「ミッドサマーポール/メイポール」を立てる習慣があります。
フィンランドではJuhannusalko/ユハンヌスサルコと呼ばれ、これは夏至祭を祝うために立てられる装飾された柱で、特に花や葉で美しく飾られます。
この柱は、豊穣や成長を象徴しており、古代からの自然崇拝の名残とされています。
この日は来場者からお手伝いを募り、力自慢の男性客たちがこの柱を起こしていました。
3.様々な工作やフェイスペインティングを体験
セウラサーリの夏至祭は、家族連れにもぴったり!
特に子供向けのアクティビティが充実しており、小さなお子さんでも楽しめるように工夫されています。
私が訪れた時には、子供たちが楽しめるクラフトワークショップがいくつも開かれており、木材や自然の素材を使って花冠を作ったり、伝統的な玩具を作ったりする体験ができました。
上記写真は、穴の開いた木の枝に風船の切れ端を糸で結びます。
穴から息を吹き込むと音が鳴るという、簡単な楽器の出来上がり!
4.フィンランドの伝統衣装を着た人に出会える
イベント時は島のあちこちでフィンランドの伝統衣装を着た人に出会えます!
フィンランドの伝統衣装は、地域ごとに異なるデザインや色使いが特徴的。
女性は長いスカートとブラウス、男性はシャツと膝丈のズボンが基本で、それぞれ刺繍や織物で装飾されています。
現在は特に夏至祭や結婚式など、特別な行事で着用されます。
5.木製の竹馬やブランコで遊ぶ
日本の竹馬のような感じで、フィンランドでは木を使って歩行します。
ただ、日本とは違い、みなさん足を乗せる所を内側にして脇で木を挟み歩行していました。
とても歩きにくそうでしたが、誰一人日本のような乗り方をしている人はいませんでした。
私も挑戦してみましたが、まず竹馬に乗ったのがもう何十年も前なのでこの木の竹馬も乗れるはずがありません(笑)
ポニーに乗るのは有料
この広場の近くで行列を作っている可愛いポニーは、確か5ユーロほどで乗れました。
お姉さんがポニーをゆっくり歩かせてくれるので、小さいお子さんでも安心です。
6.フィンランドの伝統的な音楽やダンスが楽しめる
この夏至祭イベントの最大の見せ場でもある、フィンランドの伝統的な音楽の演奏&ダンス。
地元のミュージシャンたちがフィンランドのフォークソングを演奏し、来場者はその音楽に合わせて踊りを楽しんでいました。
会場のすぐそばには食べ物の屋台が出ているので、みなさんそれぞれお気に入りの食べ物を手に取りながら鑑賞していました。
屋台では地元のフィンランド料理を販売
屋台では、フィンランドの伝統屋台料理であるソーセージ&ポテトやムイックと呼ばれる小魚のフライ、グリルサーモンが食事として販売されていました。
甘いものでは、アイスクリームやフィンランドのパンケーキが販売されていました。
どのお店も長蛇の列ができていたので、食事したい方はなるべく早い時間に購入される事をおすすめします。
フィンランド料理が気になる方はこちらの記事もどうぞ↓
7.夏至祭の伝統、Kokko/コッコが見れるかも
薄暗い時間(23時ごろ)になると、島の海沿いでKokko/コッコと呼ばれる大きなかがり火を焚くのがフィンランドの夏至祭の伝統です。
ただ、強風や乾燥した天候によっては火災の心配があるため、火が焚かれないこともあります。
この日も残念ながらコッコの火は見れませんでした。
それでも、さまざまな形のコッコの土台?を見る事ができます。
セウラサーリ野外博物館へ行くときのポイントと注意点
ベストシーズンは夏
セウラサーリを訪れる際のベストシーズンは、やはり夏です。
特に夏至祭の時期は、普段以上に多くのイベントが開催されるため、この時期を狙って訪れることをおすすめします。
ただし、夏至祭は多くの人々が集まるため、混雑が予想されます。
できるだけ早めに到着し、落ち着いてイベントを楽しむために、午後の早い時間に訪れるのが良いでしょう。(イベント開始前でも島に入れます)
また、セウラサーリは四季折々の風景が楽しめる場所です。
夏には緑豊かな木々が心地よく、秋には紅葉が美しい、また冬は雪に覆われた幻想的な一面を楽しむことができ、季節ごとに訪れる価値があります。
服装と持ち物のアドバイス
セウラサーリを訪れる際には、天候に応じた服装が大切です。
特に夏至祭の時期は、日中は暖かくても夜になると気温が下がることがあるため、軽い上着を持参すると良いでしょう。
また、島内は舗装されていない道が多いため、歩きやすい靴を履くことをおすすめします。
特に子連れの場合、ベビーカーでの移動が難しい場所もあるため、抱っこ紐などを用意すると便利です。
持ち物としては、ピクニックを楽しむための軽食や飲み物を持参すると良いでしょう。
セウラサーリにはカフェやレストランもありますが、夏至祭のイベント時は混雑するので、自分で持っていく方が安心です。
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【まとめ】フィンランドの夏至祭を楽しむならセウラサーリ野外博物館へ
セウラサーリ野外博物館は、ヘルシンキで自然と伝統文化を同時に楽しめる貴重な場所です。
特におすすめなのが夏至祭の時期です。
フィンランドの夏の魅力を最大限に満喫できるので、ぜひこの時期にフィンランド旅行を計画している方はい夏至祭のイベントに参加してみてくださいね。