こんにちは!
フィンランドの6月は北の方では白夜、ヘルシンキ近郊でも夜数時間薄暗くなるだけという、1年で最も日が長い時期に突入します。
森の木々には新緑が芽吹き、さわやかな緑色の景色が広がります。
この時期のフィンランドは本当に美しい。
そして子供から大人までみんな夏休みモード全開でソワソワ、ワクワクし始めます。
今回は、フィンランドの「大人・子供の夏休みの過ごし方」についてご紹介していきます!
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もくじ
フィンランドの夏休み、子供達には宿題がない!?
フィンランドの学校では8月から新学期が始まり、5月末までが一学年です。
フィンランドの学生は、1学年が終わると小学生から高校生までが、6月頃から8月初旬頃までの二か月半、大学生になると6月頃から9月初旬頃まで約3か月の長い夏休みに入ります。
日本で学生の夏休みと言うと、
などたっぷりの宿題が出ますよね。
私の小学生の時なんかは、毎朝学校に「ラジオ体操」しにいったり、夏休みの間に何回かプールに行かないといけないなど、夏休みなんだけど勉強や課題に追われている。。。そんな思い出です。
フィンランドの場合はどうかと言うと、夏休みの宿題は全く出ないのです。
1学年が終わると、フィンランドの先生たちは「良い夏休みを!沢山遊んでね!」なんて言ってくれます。
日本に住んでいる小学生の子がいる友人に話すととても驚いていて、日本の先生は「夏休みの過ごし方は重要で、本を毎日読ませたり、一学期に習った事はしっかり復習しておいてください」と言われるそうです。
フィンランドでは、ぼーっとする時間が大切
フィンランドでは「何もしない時間も大切」と言われています。
「ぼーっとする時間がもったいない」と習い事で毎日スケジュールが一杯よりは、子供にも大人にも「する事がないな」と感じたり、「ぼーっとする時間」がなにより大切と言う考え方をします。
現代人は日々の生活で十分すぎるほどの刺激をうけていて、体も脳も思った以上に疲れているそうです。
ぼーっとする時間は、子どもの創造力やひらめきを育むうえでも、とても貴重な時間になります。
フィンランドの子供の夏休みの過ごし方
さて、そんな長い長い夏休みにフィンランドの子供たちはどのように過ごすのでしょうか?
フィンランドの子供の夏休みの過ごし方
- サッカー、水泳、スケートなどの教室に通う
- ガール・ボーイスカウトに参加する
- 1週間ほどの泊まりキャンプへ参加する
- デイキャンプへ参加する
- 祖父母の家にお泊り
- 家族旅行
夏休みに通える習い事は少なくなりますが、サッカーやスケートの教室に通う事が出来ます。
いくらフィンランドでは「ぼーっとする時間が大切」といっても、二か月半ぼーっとするのは親として疑問に思う家庭もあるのでしょうね。
皆さん、夏休みの間にちょっとした習い事やイベントに参加させたりしているようです。
水泳について、市営プールは夏休みの間やっていない所も多いですが、フィンランドでは湖で水泳教室が開催されます。
湖で水泳教室が開催されるとはさすが湖の国、フィンランドですね。
他にもスパや市営以外のプールで夏休みの期間中、水泳レッスンを受ける事ができます。
サマーキャンプに参加するフィンランドの子供達
フィンランドの子供たちは、子供だけで一週間ほどのキャンプへ参加するのも人気です。
例えば、「Leirikesä」では、7歳から参加することができ、昼間だけのキャンプや1週間まるっと夜もお泊りできるプランがあります。
義理兄の子供達も毎年キャンプに行っているようで、話を聞くとすごく楽しく過ごしているようです。
参加させている理由としては、「子供に特別な思い出を作ってあげたい」というのが大前提ですが、他にも大人の事情があるようです。
フィンランドで子供をキャンプに行かせる大人の事情
フィンランドでは仕事をしていると約1か月の夏休みをとることができます。
しかし、子供たちの夏休みは2か月半と長いので、低学年の子供を持つ家庭は、夫婦で順番に夏休みを取得することになるのです。
中にはそんなに上手い事夏休みを調整できない仕事もある為、その際に子供をキャンプに行かせるという手段をとるのだとか。
祖父母の家にお泊りに行かせるというのももう一つの手段です。
フィンランドの大人の夏休み
フィンランドで仕事をしていると、二年目から丸っと一か月(4~5週間)の夏休みを取得できます。
その夏休みは1回で一か月分取ってもいいし、職場によっては分割して取得できます。
フィンランドの夏休みは夏至(毎年6月20日頃)を境にして始まり、その後から7月一杯まで休むのが一般的で、企業などは開店休業状態、オフィスはものすごく静かになります。
夏休みに入ると仕事のことは一旦忘れ、真の休息となり、家族や自分のためにリラックスした時間を過ごします。
ヘルシンキでフィンランドの夏至祭が楽しめるセウラサーリ野外博物館↓
フィンランドの夏休みは森の中で過ごす
- Mökki/モッキでのんびりする
- 海外・国内旅行する
フィンランドでは、夏に「Mökki/モッキ」というコテージで過ごすのが一般的。
フィンランド人の多くは森や湖の近くにコテージを所有している人が多く、夏はそのコテージでのんびりと過ごします。
コテージは密集して建てられているわけではなく、ポツンポツンと湖沿いにまばらに建てられているので周りの目を気にする必要がありません。
友人達を呼んで賑やかに過ごしたり、家族と自然の中で何も目的を決めず、ただ好きなように過ごすのもフィンランド人の過ごし方です。
コテージ近くにはフィンランドの広大な自然が広がっており、過ごし方は無限大。
コテージでの過ごし方
- 湖で泳ぐ
- 魚釣りをする
- 森を散策する
- ベリー摘みをする
- サウナで汗を流す
- ハンモックに揺られてお昼寝
- サイクリングをする
- バーベキューをする
- 湖でボートを漕ぐなど
短い夏をフィンランド人は外で過ごすことが大好きです。
それは長い長い暗くて寒い冬を経験した私にはよく分かります。
夏の間に思いっきり太陽を満喫し、リフレッシュするのがフィンランド流。
コテージでサウナから湖に飛び込んだり、屋外でのバーベキュー、焚火を囲んでお酒を飲む時間が私の至福の時。
コテージを所有していない人でも、「Nettimökki」などのサイトでレンタルすることが出来ます。
その他の過ごし方
- 近年コロナ禍ではキャンピングカーをレンタルして国内旅行へ行くのも人気になりました。
フィンランド国内には数多くのキャンプサイトがあり、キャンピングカーはもちろん、テントサイトも充実しています。
- 海外旅行はずーっと人気!
フィンランドからヨーロッパ各地へは飛行機で数時間と近い為、毎年夏休み前には「今年はどの国にいく?」と話題になります。
フィンランド旅行を計画する
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【まとめ】フィンランドの夏休みは太陽を浴びてリフレッシュ!
フィンランドの夏休みについて紹介しましたが、日本と比べるとまず休みの長さに驚きますよね。
フィンランドは夏以外の季節がほんとに寒くて暗いので、「夏は一年分の太陽を浴びて楽しまなくちゃ!」と言うフィンランド人の気持ちが良く分かります!
こんなフィンランドの夏の過ごし方はいかがですか?