フィンランドについて詳しく知りたかったら、本を読んでみるのもおススメです。
最近はKindle本が増えて、手軽に本が読めるようになりました。
海外からでも日本の書籍が簡単に読めるのが海外在住の私としては嬉しいです。
今回は、北欧フィンランド関連の書籍で私が「面白かったな、沢山の人に読んでほしい」と思った本をご紹介したいと思います。
ジャンルとしては、エッセイや旅行記、フィンランド人の生き方についての読み物から旅行に役立つガイド本、フィンランド語を勉強する方へおすすめの学習本など様々な書籍を紹介しています。
フィンランド旅行を計画する
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もくじ
フィンランド旅行のおすすめガイドブック2選
1.デザインあふれる森の国 フィンランドへ
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この本は、フィンランドの魅力的なカルチャーに触れる旅を楽しみたい方に、ガイドブックとしておすすめしたい一冊。
ヘルシンキのはずせない見どころ、フィンランド生まれの各ブランドのショップやさまざまなデザイナーの作品などを扱うショップ、素敵で居心地のいいカフェ、フィンランドの森の恵みを味わえるレストラン、おしゃれなサウナ、こだわりのデザインホテルなど…。
素敵な写真と著者の親しみやすい文章でとても読みやすく、持っているだけで気分を上げてくれそうな一冊になっています。
現地在住の著者が厳選した観光スポットやお店は、どこも行きたくなってしまうこと間違いなし!
2.aruco フィンランド
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現地情報満載のガイドブックの定番
ムーミンのテーマパークや美術館など、楽しすぎるムーミンの世界へご案内☆
おしゃれな北欧デザイン雑貨をGetしたり、映画『かもめ食堂』と『雪の華』のロケ地を巡ったり、森でのベリー摘みや本場のサウナ体験も! ラップランド地方ではサンタクロースやオーロラ観賞、エストニアのタリンではおとぎの世界を楽しもう!
ガイドブックの定番、arucoからフィンランド&エストニアのガイド本が出版されています。
これでもかと現地情報が盛り込まれていますが、写真も多いのでとても見やすい!
映画『かもめ食堂』や『雪の華』が好きな人はロケ地情報も掲載されているので、映画の主人公気分で観光するのもアリ♡
フィンランド旅行に必要な情報は網羅されているので、旅行の際はカバンに忍ばせておくと安心。
フィンランド関連のおすすめエッセイ・読み物 10選
1.週末フィンランド~ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ
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森の中のサウナに入って、
オーロラを見たい!
フィンランドは今、日本女性がもっとも注目する海外旅行先。
サウナ、森、雑貨、オーロラ、カフェ、そして何より治安がいい!
週末に有給1~2日をつけ、フィンランドの首都ヘルシンキへGO! !
直行便なら9時間半で「日本からもっとも近いヨーロッパ」。
本書はフィンランド観光局公認の岩田リョウコによる、
初めてでも短期間でも二度目でも、
とにかくフィンランド旅行を思う存分楽しむための最新情報が満載の1冊です。
著者の「フィンランド大好き!」が伝わってくる、フィンランド案内本兼エッセイ。
失敗談なども満載で、くすっと笑える旅行記としても面白い本です。
フィンランドの魅力がたっぷり詰まった一冊で、読んだらフィンランドに行きたくなる事間違いなし!
在住者としても沢山の新しい発見があり、とても楽しめました!
これから「フィンランド旅行に行ってみたいな」という人におススメ!
2.フィンランドの教育はなぜ世界一なのか
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高い学力は、シンプルな教育から――。
テストも受験も、部活も運動会も、制服もなし、教科書は置きっ放し。
なのに、なぜ? どうして? その秘密、教えます。
フィンランドに住んで子供を育てているので、フィンランドの教育について日本語で深く知ることが出来て良かった本。
実際に私も経験して「あー、そうそう」と共感できる部分も多かった!
著者は日本とフィンランドの両方で子育てをされた方なので、実体験をもとに、両国のシステムや考え方を比較する形で説明されておりフィンランドの良さが分かりやすかったです。
日本がフィンランドの教育を真似することは難しいと思いますが、こんな教育方法もあるんだと知るのは面白い。
教育関係の方は特に読んでみてほしい一冊。
3.フィンランドの幸せメソッド SISU(シス)
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フィンランドが世界一幸せな国である秘訣はSISU(シス)にある。
厳しい環境の中でも勇気・忍耐・自然体を忘れない、いわばフィンランド魂。
幸せ大国のシスに学ぶシンプルな生き方、折れない心のつくり方を本邦初公開!
フィンランド系カナダ人として育った著者は、無理を重ねながら働いてきたが、その後両親の故郷フィンランドに移住し、そこで多くの人と接しフィンランド人の生き方を知る中で、自分を取り戻し健康を取り戻していく。
本当に充実した内容で素晴らしい本!
アイススイミングの効能、サウナの楽しみ方、雪でも自転車に乗るなど、自然の厳しさに負けない楽しみ方、精神の鍛え方がよくわかりました。
具体的なエビデンスも丁寧に載っているので説得力も強いですし、自分の置かれた環境でマネできるヒントが沢山あります。
なんとなく日々だるい、疲れやすい、つまらない、退屈、人生が面白くない、みたいな状態の人におすすめしたい本。
4.マイフィンランドルーティン100
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サウナでビール片手にソーセージを食べる!
体が温まったら、目の前にある凍った湖に飛び込む!
“好き”を詰め込んだ、最高にピースフルなフィンランド旅をご紹介!
フィンランドに通い続けて、12年以上。
北欧好きをこじらせた著者が、フィンランドで経験した様々なことの中でも
一生続けたいと思えた、愛してやまない100個の本気のルーティンを紹介しているエッセイ。
食べて、飲んで、遊んで、買って、ゆるりとした時間を過ごして。
読んだら何度でも行きたくなる、どんどんフィンランドにハマっていく……!
著者のフィンランド愛があふれていて、フィンランドに住んでいる私からしても学ぶことが多くとても楽しい一冊でした。
一冊読むとフィンランドで暮らしている疑似体験が出来る!
5.北欧こじらせ日記
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「マイフィンランドルーティン100」の著者の大人気エッセイ「北欧こじらせ日記」。
北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた自分だけの夢の道。
それはまさかの…フィンランドで、寿司職人⁉
13年越しの夢を叶えるまでの、人との出会いや、小さな決心、気づきの数々。
夢を叶えた後に広がる、予測不能な景色とは…。
著者の人柄の温かさがにじみ出ているエッセイで、ファンも多いのは納得!
可愛いイラストとやさしい語り口調で癒されます。
そんな著者は実はすごい努力をして夢を実現されているんです。
仕事をしながらお寿司の学校に通い、土日は寿司屋で働き、ブログも書きながら寿司修行し、英語の特訓もし、面接準備も完璧という努力に、頭が下がります。
\テレビ東京で、2022年10月ドラマ化されました/
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6.フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか
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ワークライフバランス世界1位!
フィンランド流ゆとりのある生き方。
フィンランド人は、仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、なんにでも貪欲。
でも、睡眠時間は平均7時間半以上。
ヘルシンキは、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれる一方で、2019年にワークライフバランス世界1位に。
やりたいことはやる。でもゆとりのあるフィンランド流の働き方&生き方の秘訣を紐解きます。
有休消化100%、1人あたりのGDP日本の1.25倍、在宅勤務3割、夏休みは1カ月。
6年連続で幸福度1位となったフィンランド!
あわせて読みたい
【2024年度】フィンランドが7年連続で世界で最も幸せな国に!その理由を探る
こんにちは! 世界一幸せな国で有名なフィンランドですが、またまた記録更新したようです。 毎年、世界各国の幸福度をランキングで示した国連の「世界幸福度報告書」202…
日本で働いた経験がある人からすると、信じられないような働き方をしているフィンランド人達のワークバランスの秘訣を教えてくれます。
シスという価値観や、学歴社会がないこと、新卒一斉採用がないこと、休みの取り方等々、フィンランドの知らないことがまとまって紹介されていてとても読みやすい本です。
実際に私もフィンランドで働いた事がありますが、「とにかく心地よく働ける環境」が整っていると思います。
上司にだって言いたいことは言えるし、理解できない謎の職場のルールなんてものもありません。
7.世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない
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国連が毎年発表する「世界幸福度ランキング」で
1位の常連となっている国フィンランド。その一方で、
*冬の日照時間が少なく18時間以上が夜。寒さも氷点下
*人口1人あたりのヘヴィ・メタル・バンド数世界1位
*「陽気なフィンランド人も人の靴を見て話す」というジョークがある控えめな国民性
といった一面も。なのに、なぜ「幸福」なのか――?
フィンランド出身、新進気鋭の哲学者で心理学研究者の著者が、
その答えとなる「しあわせ」のとらえ方を考察し、
この時代を生き抜くためのヒントを指南する、今こそ読みたい必読書。
こちら、タイトルを読むとフィンランド人の国民性などを書かれたほんと思いますが、実際にフィンランドについて触れられているのはごく一部です。
が、内容はとても素晴らしく沢山の人に読んでほしい本です。
人生はプロジェクトではなく、〝物語〟だという言葉にはハッとさせられました。
物語は、その人が目撃、遭遇、体験したこと、その人が表現したことでできている。その人だけのもの。
人生でなにが起きたとしても、良いことも悪いことも自分で選んだことも外から与えられたことも、すべてが物語の一部になる。
そんな考え方を知っていたらもっと人生が豊かになるんじゃないかなと思います。
特に若い方や子供にも読ませたい一冊。
8.フィンランド語は猫の言葉
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森と湖の美しき国フィンランド。
芸大生ミハルが「渡芬(トフン)」したのはフィン語の本も辞書もない70年代末。
相槌の「ニーン、ニーン」は猫の言葉に聞こえるし、夏至祭は「ココ、コッコ」と鶏言葉が蔓延、古文は恐竜言葉さながら謎だらけ。
ハードでシュールな語学漬けの日々に天性のユーモアと想像力をフル活用。個性溢れる仲間と極寒の冬も混浴サウナもどうにか乗り切った、抱腹絶倒のロングセラー留学体験エッセイ!
筆者の留学時の経験や感情がとてもリアルに伝わってくる、素晴らしい留学記でした。
言語学の観点からフィンランド語に触れている点もとても興味深いです。
フィンランド語って格変化が15もあるとても難しい言語。
日本語も難しいと言われていますが、フィンランド語も負けていません。
私自身日々難しい文法を勉強する中、生活で聞こえる
- ニーン、ニーン(相槌)
- モーイ(やあ!)
- ヘイッパ(バイバイ)
- ヨーヨー(相槌)
- キュッラ(はい)
などの可愛い音を聞いているとクスっと笑みがこぼれます。
外国語を学んでいる人にはとても勇気づけられる一冊。
9.イクメンMIKKOの世界一しあわせな子育て
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“イクメン”が日本をしあわせにする!
フィンランドの”イクメン大使”による、家庭も国の経済も潤うライフスタイルの指南書 育児休暇を取得する男性はまだ2%台……と、日本の”イクメン浸透度”はまだまだです。
しかし、少子高齢化が進む日本社会で、女性は経済を支えるパワーとして、ますます必要となるでしょう。
そんな日本に向けて、イクメン先進国フィンランドのイクメン第一世代の外交官が、家族の絆を深め、国の経済成長をも後押しする、フィンランド流の子育てスタイルを語ります。
駐日フィンランド大使館 報道・文化担当参事官として働く著者は、フィンランド人の夫を持つ私でも『イクメン』だな~と思うくらい育児に熱心。
我が家の夫も結構イクメンだと思っていたけどまだまだでした。
フィンランドにも色々な考えの人がいて皆が皆イクメンじゃないかもしれないけど、日本よりは育児参加していると思います。
著者に共感出来るところも多く、読んでいて「そうそう!フィンランドってそうなんだよー!」と思いながら面白くて一気読みしました。
「職場で育児休暇を取らない人は子育てに参加しないダメ人間」と言うのはうちの夫も言っていましたね。
育児休暇取らない人は職場で肩身狭いです(笑)
育児について勉強になる部分も多く、子育てに興味ある方は是非!
写真が沢山載っていて最後まで楽しく読むことが出来ますよ。
10.フィンランドが教えてくれた100の大切なこと
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フィンランド流、幸せに生きる100のヒント集
暗くて寒い冬が長く、楽園とは程遠いフィンランドが、どうして幸福度ランキングで1位に輝くのか? それは、しっかりと地に足をつけて、問題を克服する知恵をたくさん持っているからではないでしょうか。本書は、フィンランドに移住して16年の著者が、家族や仕事を通して気がついた、ポジティブな思考や暮らしの楽しみ方、そして自然・人・仕事との付き合い方などを紹介します。自分の人生にしっくりこない、何か上手くいかないと悩む人たちに、幸せに生きる知恵と楽しさを教えてくれる書籍です。
フィンランド在住の著者が、フィンランド生活の中での気づきや幸せに生きるヒントを沢山紹介してくれています。
私も同じフィンランドに住む日本人として勉強になる部分も多く、とても参考になりました。
「そうそう!」と共感したり、「ちょっと考え方を変えるだけでずっと幸せに生きられるんだな~」と新しい気づきも与えてくれる本なので、フィンランド在住の方でも楽しめる本だと思います。
著者はテキスタイルデザイナーで、本の中には可愛らしいデザインの挿絵がたくさんちりばめられているのも◎。
フィンランド生活をのぞいてみたい方におすすめの一冊。
フィンランド語のおすすめ学習本4選
1.フィンランド語文法ハンドブック
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このフィンランド語文法ハンドブックは文法の細かい部分をしっかりと説明してくれているので、授業で分からなかったことを後でこの本で調べて日本語でちゃんと理解することが出来ます。
フィンランド語初級のうちは、先生が文法についてフィンランド語で説明してくれてもよく分からずに帰宅することが多かったです。
私が勉強していた当時はネットで調べても日本語で解説しているサイトはないし、もちろんこんな日本語の本もありませんでした。
今思えば、当時この本があればどんなに助かったかと思います。
ある程度フィンランド語が分かるようになってからも、お守りとしていつも手元においています。
2.パスポート初級フィンランド語辞典
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近年翻訳アプリも良く使われるようになりましたが、まだ辞書は必要だと感じます。
私自身学校でスマホで単語の意味を調べることもありましたが、先生に確認すると違っていたという事は日常茶飯事でした。
このパスポート初級フィンランド語辞典は2019年に発売された新しい辞書で、初級から中級レベルで使う単語が載っています。
辞書では珍しく、格語尾、文例、巻末の文法概要、テーマ別語彙、役に立つ語などがうまくまとめられていて読み物としても面白いです。
3.フィンランド語リアルフレーズBOOK
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この本は、フィンランドでネイティブが日常的によく使うフレーズを対話例と共に沢山紹介してくれています。
あいづちや受け答えなどの簡単な基礎から、こなれた言い回しまで、私も知らなかったフレーズも載っていたりするのでフィンランド語初心者から中級者におすすめの本です。
フレーズにはカタカナルビが併記されているので読み方も分かるし、音声をダウンロードして聞くこともできます。
実際にどうやって使うのか例文や単語の説明もされているので、とても分かりやすい。
これまで紹介した文法本や辞典はどちらかというと本気度が高く、少し堅苦しい教本と言う感じですが、こちらのフィンランド語リアルフレーズBOOKは、もっと気軽に楽しく勉強できる一冊になっています。
4.Suomen mestari/スオメンメスタリ
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フィンランドの語学学校で実際によく使われている教科書がこちらの「Suomen mestari」。
この本は全くフィンランド語の知識のない人から上級者レベルまで、全四冊を勉強すれば文法やPuhekieli(話し言葉)まで身に着ける事ができます。
フィンランド語で全て説明してありますが、絵などを沢山使っているので分かりやすいです。
私もこの本でフィンランド語を勉強しました!
※日本で手に入らなくて困っている方は、買い付け代行を行っているので気になる方はお問い合わせから気軽にご相談ください♪
【まとめ】フィンランド関連の本、随時更新中!
気に入った本は見つかりましたか?
フィンランドをもっと詳しく知るには本を読むのがおススメ!
これからも良い本に出会えたら随時更新していきます。