こんにちは!
フィンランド在住、ほぼ毎日最低1本は映画やドラマを見ているもっちーです。
フィンランドを好きになるきっかけって色々あると思いますが、その一つに映画が上がるのではないでしょうか。
今回は、フィンランドが舞台になっている人気映画をご紹介します。
フィンランド人監督の作品だけでなく、日本人監督の作品も紹介していきます!
この記事はこんな方におススメです。
- フィンランド舞台の映画ってどんなものがある?
- フィンランドの綺麗な映像が見たい
- フィンランド舞台のおすすめ映画が知りたい
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もくじ
日本でフィンランド映画と言えば『かもめ食堂』
かもめ食堂はフィンランドブームを引き起こした映画といっても過言ではない映画です。
フィンランド旅行の前に必ず見ておきたい映画No.1!!
フィンランド政府観光局が協力し、史上初のオールフィンランドロケを敢行した邦画。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこなど日本の個性派女優3人による、フィンランド・ヘルシンキの日本食堂を舞台にした物語は、ユーモラスで独特な雰囲気を持ち、ほのぼのとした心温まる作品になっています。
また、マルック・ペルトラ(『過去のない男』)といったフィンランド人俳優の出演も話題です。
映画の中で出てくる日本のおにぎりやとんかつ、コーヒーやシナモンロールなども一つ一つ丁寧に作られていてとっても美味しそう!
私はこの映画を見るたび無性におにぎりが食べたくなります。
舞台になった食堂は映画公開後,人気のロケ地として観光スポットになっていて、現在は日本人オーナーのレストラン、「Ravintola Kamome」になっています。
映画の中で出てくる森の美しさも必見です。
※映画の舞台になった森でのソーセージ焼きの記事もどうぞ↓
毎日を丁寧に生きる。凛とした秩序ある日々を過ごしたくなる映画!
日常に流されて疲れてしまったときにおススメです。
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おすすめ度 | |
監督 | 荻上直子 |
原作 | 群ようこ |
出演者 | 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ 、ヤルッコ・ニエミ、マルック・ペルトラ |
公開 | 2006年 |
上映時間 | 1時間40分 |
ジャンル | ドラマ |
あらすじ | ある夏の日、サチエはフィンランドの首都ヘルシンキにて「かもめ食堂」という日本食の食堂を開店させた。しかし、近所の人々からは「小さい人のおかしな店」と敬遠され、客は全く来ないのであった。 |
東京ーフィンランド舞台のラブストーリー『雪の華』
中島美嘉さんの名曲「雪の華」から生まれた東京とフィンランドが舞台のラブストーリー。
ストーリー
余命を宣告された美雪の夢は2つ――1つは両親が出会った〈約束の地〉フィンランドでオーロラをみること。そしてもう1つは、人生で初めての恋をすること。ある日、ひったくりにあった美雪はガラス工芸家をめざす青年・悠輔に助けられる。悠輔が男手ひとつで兄弟を育てていること、そして働く店が危機になっていると知った美雪は、「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて――。かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。
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まず、主演の登坂広臣と中条あやみが美男美女で美しすぎます。
このお二人が好きな方は存分に堪能できます!
ストーリーは、
- 見ず知らずの人に100万円あげちゃう
- 余命一年なのにフィンランドに何回も行く体力がある
- 極寒フィンランドで病人が長時間外でオーロラ待機
など、ツッコミどころは満載ですがそこは置いといて(笑)
私が最も注目して観て欲しいのは、「もどかしさ」です。
契約の期間限定の恋愛なので病気の事を打ち明けられないもどかしさ、好きと言い切れないもどかしさ、二人の距離のもどかしさ、とにかく「もどかしさ」が中心にあるストーリーです。
そして音楽と映像が綺麗で感動します。
特にフィンランドの街の風景や、ラップランドの大自然の映像がとても美しく、雪の中の光の演出はシンプルなフィンランドらしくロマンチックで素敵です。
余命宣告を受けたラブストーリーと言うと悲しい話かなと思いますが、この映画は恋愛や家族愛に重点を置いていてほんわか心温まる作品になっています。
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おすすめ度 | |
監督 | 橋本光二郎 |
原案 | 中島美嘉「雪の華」 |
出演者 | 登坂広臣、中条あやみ、高岡早紀、浜野謙太 |
公開 | 2019年 |
上映時間 | 125分 |
ジャンル | ロマンス |
マリメッコ創業者の波乱万丈な人生を描く『ファブリックの女王』
誰もが知っているフィンランド代表のファブリックブランドのマリメッコ。
そんなマリメッコの創業者アルミ・ラティアの波瀾万丈な人生模様を描く映画。
ストーリー
戦後まもないフィンランド。
戦争で兄弟も工房も失ったアルミは、夫のヴィリヨが買収した業務用のオイルプリントを作る会社で働き出す。やがて、個人向けに綿のファブリックにプリントすることを思いつき、1951年、新たな会社を立ち上げる。
会社の名前は<マリメッコ>。
しかし、その船出は順風満帆とは言えなかった。そこで、ただファブリックを売るだけでなく、その使い方を示すドレスのファッションショーを企画。ヘルシンキで初めて行なわれたファッションショーは、全財産をかけた大博打だったが、大成功をおさめる。
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ポップで明るいデザインのファブリック製品を世に送り出した創業者が、
実はかなり暗く陰鬱なキャラクターの持ち主だったことがかなりの衝撃だった作品。
今ではマリメッコと言うと「かわいい北欧デザイン♪」と位置付けられていますが、アルミの「可愛い柄にはしない」という言葉に驚きました。
だから他にはない独特な柄が生まれたんだなと。
戦後のフィンランドでの苦闘がぎっしりと詰まった映画。
マリメッコの明るい色彩の世界、タイトルから予測されるサクセスストーリーを想像すると
期待はバッサリと裏切られるのでお気を付けください。
監督はオスカー受賞者でマリメッコ初期の役員
監督はアカデミー賞外国語映画賞を受賞したベルイマン監督作『ファニーとアレクサンデル』のプロデューサーとして、フィンランド人で唯一のオスカー受賞者であるヨールン・ドンネル。
30代でアルミに出会い、初期<マリメッコ>の役員を務めた人。
アルミを知る生き証人として自らメガホンを取り、若い脚本家とのコラボレーションによって、構想50年の熱い想いを、アルミを演じる女優視点の劇中劇を駆使して巧みに結実させている。
フィンランド旅行で、マリメッコの専門店やアウトレットでのショッピングを楽しみにしている人も多いでしょう。
マリメッコの魅力的なデザインに込められたコンセプトや作り手の情熱を知りたい方は是非見てみてくださいね!
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おすすめ度 | |
監督 | ヨールン・ドンネル |
原題 | Armi elaa! |
出演者 | ミンナ・ハープキュラ、ラウラ・ビルン、 |
公開 | 2015年 |
上映時間 | 85分 |
『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』
「こころに剣士を」のクラウス・ハロ監督が、作者不明の「運命の絵」に魅せられた老美術商とその家族を描いたフィンランド発のヒューマンドラマ!
ストーリー
フィンランドの首都ヘルシンキで小さな美術店を営む72歳のオラヴィは、顧客リストは手書きで管理、領収書はタイプライターで発行するなど、いまだに古い商いを続けている老美術商。
しかし最近はオンラインギャラリーの勢いにおされ、客足も遠のき資金繰りも悪化、店を畳む事も考え始めていた。
そんなある日、美術商仲間に誘われ訪れたオークションハウスの下見会にて、彼は1枚の肖像画に目を奪われる。
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あまり期待せずに何気なく見た作品でしたが、想像を遥かに超えるいい映画で、鑑賞後しばらく余韻に浸り、感動を噛みしめることになってしまいました。
内容がよく練られていて、俳優もいい味を出している味わいのある名作。
なんといっても孫とのやり取りがいいですね。
孫(少年)の視点から、娘(母)の視点から、老人(父)の視点から、年代によって観る者の心情が変わるであろう映画。
ゆったりと時間のある時に見るとその味わいが良く分かる作品。
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おすすめ度 | |
監督 | クラウス・ハロ |
原題 | Tumma Kristus |
出演者 | ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス |
公開 | 2020年 |
上映時間 | 95分 |
心温まる新たなヒーリング・ムービー『世界で一番しあわせな食堂』
『過去のない男』『希望のかなた』で知られるアキ・カウリスマキの兄、フィンランド映画界を代表するミカ・カウリスマキが監督を務めた新作映画!
ストーリー
フィンランド北部の小さな村にある食堂へ、上海から料理人チェンとその息子がやって来た。恩人を探していると言うが、知る人は誰もいない。
食堂を経営するシルカは、チェンが食堂を手伝う代わりに、恩人探しに協力することとなる。恩人探しが思うように進まない一方で、チェンが作る料理は評判となり食堂は大盛況。
次第にシルカ、そして常連客とも親しくなっていくチェンだったが、観光ビザの期限が迫り、帰国する日が近づいてくる
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舞台はフィンランド北部・ラップランド地方の小さな村。
中国・上海からやって来た料理人チェンが、食堂を経営するフィンランド人女性シルカと出会い、国籍や文化の違いを乗り越え、お互いを家族のように思いやる気持ちが芽生えていく様子を描きます。
素朴な村を舞台に自分だけの《おいしい人生》を見つけ出す、人生に疲れた大人たちのための物語。
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おすすめ度 | |
監督 | ミカ・カウリスマキ |
原題 | Mestari Cheng |
出演者 | アンナ=マイヤ・トゥオッコ、チュー・パック・ホング、カリ・ヴァーナネン、ルーカス・スアン |
公開 | 2019年 |
上映時間 | 114分 |
カラフルな可愛い世界観で大人気!『オンネリとアンネリのおうち』
フィンランドで、ムーミンと同じくらい愛されているマリヤッタ・クレンニエミによる児童文学原作、「アンネりとオンネリ」シリーズの実写映画。
小さな女の子オンネリとアンネリの物語。
ふたりに起こるドキドキワクワクの事件を描き、本国では3週連続1位に輝き、その後シリーズ化された3作品はのべ100万人を動員し、国民の5人に1人が観る大ヒットを記録!
フィンランドの家具やインテリア、食器や小物、ふたりおそろいの服まで、何から何までとってもオシャレでかわいくて、誰もが幼い頃に憧れたとびっきりキュートな世界になっています。
ストーリー
フィンランドで国民的大ヒットの児童文学映画化作品。
オンネリとアンネリはとっても仲良し。
ある日ふたりは、バラ通りで「正直者にあげます」と書かれた手紙とお金の入った封筒を拾い、そのお金で、バラの木夫人というおばあさんから夢のように素敵な水色のおうちを買うことに。
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とにかく主役二人の女の子が可愛いんです!!
でも可愛いだけじゃなくて、フィンランドらしくシビアな一面も見せてくれます。
彼女たちの家族構成が片や両親は別居、片や子だくさんの家で自分の存在が希薄というフィンランドの家庭では珍しくない構成で、ちょっと寂しい彼女たちのそこから魔法が始まります。
カラフルな世界観で、魔法や妖精も可愛いし、アンネりとオンネリがきちんとお洒落をするところがまた素敵!
うちの娘も大好きで映画はもちろん、夜に音声を聞きながら眠りにつく事もしばしば。
キッズ映画ですが、北欧フィンランド好きの方はきっと好きなはず!
他にも、『アンネリとオンネリのふゆ』『アンネリとオンネリとひみつのさくせん』も是非!
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おすすめ度 | |
監督 | サーラ・カンテル |
原題 | Onneli ja Anneli |
出演者 | アーヴァ・メリカント、リリャ・レフト、エイヤ・アフヴォ |
公開 | 2014年 |
上映時間 | 80分 |
サウナ好きにはたまらない映画『サウナのあるところ』
ストーリー
熱くなったサウナストーンに水がかけられ、ジュワっという音とともに、サウナにロウリュ(蒸気)が立
ち上がる。ロウリュに包まれながら、フィンランドの男たちは語り始める。
継父からの虐待、犯罪歴のある昔の自分、離れ離れになった娘・・・これまで話すことができなかった人生の悩みや苦しみ。子どもが生まれた喜び、かけがえのない“親友”との友情、老いてからの出逢い・・・じんわりと伝わってくる大切な人への想い。ロウリュはやさしく男たちの心を溶かし、絆を深めていく。
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サウナ好きにはたまらない作品の登場!!
この映画を見る前はほんわかした映画を想像していましたが、全く違いました。
フィンランド社会での苦悩も見ることができます。
「サウナで治らない病は治らない」ということわざもあるフィンランド。
悲しみで傷ついた心をも癒そうと人々はサウナに来るのかもしれない。
フィンランドのサウナでは汗と一緒に涙も流す。
そして映像美で描かれる様々なバリエーションのサウナにサウナストーン!蒸気!
サウナーには是非お勧めしたい映画です。
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おすすめ度 | |
監督 | ヨーナス・バリヘル、ミカ・ホタカイネン |
原題 | Miesten vuoro |
出演者 | カリ・テンフネン、ミッコ・リッサネン、ペルッティ・パロカンガス |
公開 | 2010年 |
上映時間 | 81分 |
【まとめ】フィンランド旅行前には映画でイメージを膨らませよう!
今回はフィンランドが舞台の映画をいくつかご紹介しました。
フィンランドが舞台の日本映画はまだまだ少ないですが、今回ご紹介した上記2本(かもめ食堂・雪の華)は特に映像もきれいで、フィンランドの良い所が沢山見れるのでフィンランド旅行前にイメージするのに最適です。
気になった方は是非見てみてくださいね!
ドキュメンタリー専門の独立系映画会社「株式会社Rim Entertainment」が運営する映画メディア『シネマライブラリ』では、映画を幅広く配信されています。フィンランド映画も!
(運営会社:株式会社Rim Entertainment)