もっちーの北欧ライフ
このサイトは、フィンランド在住の元現地ツアーガイドがフィンランドの旅行情報をメインに、移住や生活情報を紹介しています！
こんにちは！
ヘルシンキにある「リンナンマキ遊園地」は、夏になると国内外から沢山の人が訪れる大人気スポット！
フィンランド最古の遊園地と言うだけあって、歴史を感じるシュールなアトラクションから最新のスピード感抜群な物まで沢山あって一日たっぷり遊ぶことが出来ます。
どんな遊園地なのか、おすすめのアトラクションを含めてご紹介したいと思います。
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フィンランド最古の遊園地「リンナンマキ」はヘルシンキの夏を盛り上げてくれるフィンランド人にとって大切な場所！
あらゆる年代に大人気の遊園地です。
昔からある懐かしのアトラクションから最新のスリルたっぷりのジェットコースターまで４０以上のアトラクションがあります。
そして驚きなのは、首都圏の唯一の遊園地「リンナンマキ」は夏の６月から10月までの夏しかやっていないんです！
日本では年中開いている遊園地が当たり前だと思うので、最初に聞いた時は耳を疑いました(笑)
え？夏しか開かない遊園地なんて冗談でしょ？ってね。
なので、「毎年夏休みには必ずリンナンマキに行く」という方がとても多いです。
良く考えてみたら、冬の間はマイナス気温で雪が積もっている中、遊園地に行く気にはなれないかもしれませんね。
子供連れには嬉しい無料で乗れる乗り物が６つもあるんです。
乗り物の看板に「MAKSUTON/マクストン」と書かれていれば、無料です！
小さい子向けの観覧車や、鉄道、バイキングなど、７歳以下くらいのお子さんはそれだけで十分楽しめそう。
身長制限があって他の乗り物に乗れない小さい子供でも、無料の乗り物は乗れるものが多いのが嬉しい。
我が家も夏になるとよく子供を連れてリンナンマキに行きます。
まだ子供はジェットコースターなど怖くて乗れないので、特別な日以外は無料の乗り物を回って楽しんでいます！
もっちー入場無料で６つも無料で乗り物に乗れるってすごいですよね！
写真の「水の迷路」と勝手に私たちは読んでいるのですが、これが結構人気なんです。
下のホースから出てくる水を避けながら進むのですが、全く水に当たらずにゴールまでたどり着くのは結構難しい！
子供たちはわざと水に当たったり、みんなずぶ濡れになっています。
９月の約３週間(木曜日～日曜日)、夕方から入園して夜中まで楽しめる「iik week」イベント。
この期間はリンナンマキ遊園地全体が恐怖の雰囲気に包まれ、普段とは違った楽しみ方が出来ると人気です。
ゾンビやピエロ、そのほかにも不気味なキャラクターが遊園地内を徘徊したり、特別なショーも開催されます。
このイベント期間中の対象年齢は１３歳以上になっているので、小さいお子さま連れにはおすすめできません。
また、この期間中の入園にはチケット購入が必要です。
１０月の約１０日間、午後13時から夜22時まで楽しめる光のイベント「Valokarnevaali」。
このイベントは、リンナンマキの楽しい季節を締めくくり、暗くなった秋の夜に光をもたらします。
１０月になるとヘルシンキの夜は大分早く訪れ、真っ暗な中、色とりどりのライトで飾られた遊園地を楽しむことができます。
個人的にもとても好きなイベントです♪
以前、日本から来た友人を連れて行った事がありますが、「海外映画の世界にいるみたい」と喜んでいました♡
このイベントを最後に、リンナンマキ遊園地は冬の休園へと入るので、遊園地で遊びたい方はラストチャンスです！
ただ、結構寒いので温かい格好で来ることをおススメします。
１０月末には毎年初雪が降るくらい気温が下がります。
この期間中の入園には入場料が２０ユーロ必要になります。
ここからは、リンナンマキ遊園地の人気アトラクションを紹介していきます！
フィンランドの遊園地は人気のアトラクションでも比較的待ち時間少なく乗れます。
Vuoristorataは、１９５１年に作られて、今もリンナンマキ遊園地で大人気の木造コースターなんです。
驚いたのが、そのブレーキ方法！
なんとアトラクションスタッフがコースターの後ろに乗って、人力でブレーキを担当しています。
スピードも速すぎず、左右に強く揺れないので絶叫系が苦手な人でも楽しめると思います。
落下ポイントは大小さまざま５、６か所あります。
個人的に、このコースターがリンナンマキ遊園地で一番楽しい！
| 身長制限 | 140cm以上 |
| 運転時間 | ２分 |
| スピード | 60㎞/h |
こちらは、北欧初のVRとジェットコースターを融合した乗り物で、現在３つの映像を楽しむことができます。
かなり人気のアトラクションで、リンナンマキの乗り物の中でも結構待ち時間が長めになります。
しっかりとしたVRゴーグルを装着し、映像を見ながらコースターで駆け抜けるのが楽しいです。
ただ、かなり短いのであっという間に終わってしまいます。
２０２１年は、コロナの影響でVRの眼鏡が利用できず、真っ暗闇の中をコースターでただ走るという残念な状況になった事もありました。
| 身長制限 | 120-195cm |
| 運転時間 | １分 |
| 年齢 | ６歳以上推奨 |
丸型のいかだに乗って行く急流下りアトラクションのHurjakuruは、びしょ濡れ必至の人気アトラクション！
コース中、幾度となく水をかぶるポイントがあり、最後は写真のように滝に突っ込んでいくので、濡れたくない人はレインコートを着る事をおススメします。(レインコートの自販機で２ユーロ)
夏の暑い日にはもってこいの乗り物ですね。
服がびしょ濡れになったら、アトラクションの出口付近には有料(２ユーロ)になりますが、人間ドライヤーがあるのでそこで乾かすのも楽しいです。
| 身長制限 | 140cm以上 |
| 全長 | 370ｍ |
Taigaは２０１９年に作られた、今一番新しい無重力が味わえるコースターで、その速さは106km/hと世界クラス！
急降下に回転に次々とスリルがやってきて、今までのリンナンマキのコースターじゃ満足できなかった絶叫マシン好きには嬉しいコースター。
私も一度乗ってみたのですが、半端ない加速度に回転にと目まぐるしく、久々に興奮するコースターに出会えました。
| 身長制限 | 140-195cm |
| 運転時間 | １分２５秒 |
| スピード | 106㎞/h |
遊園地と言えば、忘れちゃいけないのが観覧車ですよね。
リンナンマキの観覧車は回るスピードが日本の３倍くらい速いです。
(海外は早い観覧車が多いのかな？)
観覧車の一番てっぺんからはリンナンマキはもちろん、ヘルシンキの街が一望出来てすごく気持ちがいいです。
観覧車自体の高さは３４ｍですが、リンナンマキ自体が丘の上に建てられているので、とても高い所にいる感覚になります。
| 身長制限 | 120cm以上 |
| 高さ | ３４ｍ |
| ゴンドラの数 | ２４ |
リンナンマキにはレストランはもちろん、軽食やスナックを購入できる場所がいくつかあります。
遊園地のあちこちにキオスクがあり、以下のようなスナックを購入することができます↓
レストランも数か所あって、今回私たちは新しくできた「Wok’n’Curry」というカレーが食べられるレストランに行ってきました。
カッテージチーズのカレーを注文。
ナンもついて、このボリュームで19ユーロくらいでした。
水は有料なので注意！
フィンランドでは子供メニューって大抵ハンバーガー、ボロネーゼパスタ、チキンのどれかになるんですが、インド料理のキッズメニューはバターチキンカレーが多いです。
カレーのお味はちゃんと美味しくて、子供も大人も大満足の味でした！
ナンは他にもっと美味しいのを沢山食べているので、ちょっと残念だったかな。
その他のレストラン↓
リンナンマキ遊園地にはゲームセンターや、ルーレットなどゲームが出来るところがあちこちにあります。
上記写真のように、ルーレットで当たれば大きなポテトチップスが貰えるものや、ダーツを投げてぬいぐるみをゲットするものなど、歩いていると景品を持っている人を沢山見るのでちゃんと当たるみたいです。
ゲームセンターでは、UFOキャッチャーや、ダンスゲーム、日本のゲームも沢山置かれています。
フィンランドにはゲームセンターがほとんどないので、本格的に楽しめるのはリンナンマキなどの遊園地くらいなんです。
日本の縁日の出店のような、ちょっとしたゲームが出来るお店もあります。
写真のゲームは、手前に束ねられている紐を１本選んで引っ張ると、後ろの景品に繋がっており、その景品がもらえるというもの。
紐を選ぶだけで簡単なので、小さい子供たちに人気です。
入場は無料ですが、乗り物に乗る場合はチケットが必要です。
乗り物の乗り放題チケットは現地やネットでも購入できますが、Sカードを持っていればS系列のスーパーマーケット「Prisma」や、「s-market」、「Sokos」で事前に買うと、通常4７ユーロのチケットが4４ユーロと少しお得に購入ができます。
(Ｓカードとは、フィンランドのＳ系列の会社のカードで、フィンランド在住者は取得できる)
もっちー観光客の方は割引が使えないので、一般料金で購入してください。
| チケットの種類 | 料金 |
|---|---|
| Sカード保有者の乗り放題券 | 4４ユーロ |
| 一般のネット・現地購入乗り放題券 | 47ユーロ |
| 閉園３時間前から乗り放題券 | 37ユーロ |
| サイトURL | リンナンマキ遊園地 |
| 住所 | Tivolikuja 1, Helsinki |
| TEL | +358 10 5722 200 |
| 営業時間 | 夏休み期間中は11-22が基本ですが、日によって異なるため公式サイトで要確認 |
| 入場料 | 無料 |
| アクセス | ヘルシンキ中央駅よりトラム3「Meilahden sairaala via Kallio」に乗り、約１５分乗車。「Linnanmäki pohj」下車すぐ。 |
トラムやバスなどの公共交通機関を利用する時は、HSLのアプリでチケットを買うと便利です！
海外に行くときに必須の海外旅行保険は、通常1人5000円～1万ほどかかります。
でもエポスカードを利用すると、無料で三井住友海上火災の保険の補償を受けられます。
パワーアップした補償も魅力！詳しくはこちらの記事を読んでね↓
もっちー海外旅行好きには特にメリットしか無いので、一枚はもっておこう♪
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リンナンマキ遊園地はヘルシンキ中心部からすぐの場所にあるので、ふらっと立ち寄って雰囲気だけ楽しんでみるのも面白いかも！
入園は無料です♪
園内には、思わず目を疑う有名モニュメントや建物のパロディが点在しているので、そこにも注目してみてくださいね！
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