こんにちは!
フィンランドで就職を考えている方がまずやらないといけない事が、履歴書を作る事!!
履歴書が無ければ仕事に応募できませんからね。
私自身フィンランドで就活をして仕事をした事がありますが、履歴書の作成にはかなりの時間を掛けました。
と色々調べながら、フィンランド人に聞きながら履歴書を作成しました。
「日本とはやはり違うな」という点が沢山あるので、フィンランド流の履歴書を作る必要があるんです。
フィンランドで就職先を探している方のために、今回「フィンランドでの履歴書の書き方」をまとめてみました。
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もくじ
フィンランドの履歴書はパソコンで作成しよう!
フィンランドの履歴書はフィンランド語で「Ansioluettelo/アンシオルエッテロ」と言いますが、英語の「CV/セーヴェー」という言い方も一般的です。
フィンランドの履歴書と日本の履歴書の大きな違いは、下記の点です。
日本は職種によっては手書きも少なくなってきたと聞きますが、まだまだ手書きが主流ですよね。
逆にフィンランドではパソコンで作成するのが一般的です。
パソコンで作成する履歴書のメリットは、応募する時に履歴書をその都度作成しなくてもよいというところ。
手書きの履歴書で何社も受けるとなると履歴書を書くだけで大変ですが、フィンランドの場合、一度作成すれば変更があった部分だけ修正・追加すればいいので楽ちんです!
シンプルすぎる履歴書はフィンランドでNG?
近年では「Visuaalinen CV/ビスアーリネン セーヴェー」が推奨されています。
Visuaalinen CVとは?
白黒のテキストだけを並べた従来の履歴書とは反対に、素材や色をつかってカラフルにしたり、文字や履歴書を装飾して見やすくしたもの。
ビジュアルCVはフィンランドの多くの求職者に使用されていて、自分の個性を表現するのに良い方法と言われています。
従来の白黒のシンプルな履歴書はつまらないと感じる採用者も多く、パッと目を引くデザインされた履歴書を提出するのが採用の一つのポイントになっています。
しかし、履歴書で最も重要なことは内容の明確さです。
採用担当者は、応募者が応募したポジションに適した種類の経験、学歴、またその他の重要なスキルを持っているかどうかを一目で確認したいと考えている為、内容よりデザインにならないように気を付けましょう。
フィンランドで就職するための履歴書の書き方
まず、フィンランドの履歴書は学歴、職歴共に新しいものが一番上に来るように順番に書いていきます。
また採用されるために、応募する仕事ごとに個別に履歴書を調整する必要がある事を覚えておきましょう。
履歴書に記載する内容
- 個人情報および連絡先情報
- プロフィール
- 職歴
- 学歴
- 語学力
- 資格やその他のスキル
- 推薦者
個人情報および連絡先情報
個人情報と連絡先情報をCVに明確かつ目立つように記載しましょう。
ビジュアルCVを作成する際、履歴書の上部または左側は、名前と連絡先情報、顔写真を載せるのに適した場所です。
結婚歴や誕生日は必ずしも記載する必要はありませんが、
は忘れずに記載しましょう。
あればLinkedinのアカウントを載せておくのも◎。
プロフィール写真は載せた方が絶対良いです。
写真は笑顔で印象よく!!
フィンランドの履歴書へ記載するプロフィール
プロフィールは応募する会社へのアピールポイントをしっかり記載しましょう。
応募する会社ごとに内容を考えて採用につながるようにします。
プロフィールの内容
- 自分自身について
- 応募する企業で有利になるスキル
- 仕事への情熱
- 得意なことなど
フィンランドの履歴書へ記載する職歴
職歴は直近の新しいものから順に記載していきます。
フィンランドでは日付は日・月・年の順で書くので注意してください!
仕事内容については、販売、経理など簡単にまとめるのではなく、具体的に書くこと!
仕事をする中で自分が成果を上げたことや達成した事も書くとなお良いです。
履歴書は一枚、長くても2枚にまとめるのが良いので、職歴が多く長くなってしまう方は応募にあまり関係ないような職歴は省いてもOK。
また、フィンランドの職歴にはアルバイトや職業訓練などもガンガン書いて大丈夫です!
アルバイトや職業訓練も書いていいって聞いた時は驚きました!
フィンランドの履歴書へ記載する学歴
学歴も職歴と同じく新しいものから順番に書いていくのが基本ですが、応募する企業に最も関連性の高いものから書いていっても大丈夫です。
フィンランドでは、高校卒業の学歴から書きます。
フィンランドでは海外での経験が結構プラスになる事があるので、もし留学経験や海外で働いた事がある方は積極的にアピールしましょう!
語学力はフィンランドでは重要なポイント
フィンランドで働くためには英語、またはフィンランド語が必須です。
職種によっては英語だけで大丈夫な企業も多数あります。
言語スキルは、特に資格を持っていなくても自己判断で「どのくらい実際に使えるか」を書きます。
面接でも言語レベルのチェックをすることがあります。
言語レベル | フィンランド語 | CEFR |
---|
母国語 | Äidinkieli | C1~C2 |
専門的な事が話せる | Sujuva | B2 |
仕事での会話が問題なく出来る | Hyvä | B1 |
日常会話と簡単な仕事での会話が出来る | Tyydyttävä | A2 |
初歩的な会話が出来る | Alkeet | A1 |
ヨーロッパでは、A1からC2までの6段階で表すCEFRという共通参照レベルが使われています。
CEFRのレベルについては文部科学省が詳しくまとめているので、詳しく知りたい方は参考にしてください。
CEFRについて詳しく見る
資格やその他のスキル
持っている資格やスキルを簡潔に書きましょう。
例えばITスキルは是非記載しておきたいところ。
職種によっては不要かもしれませんが、近年の求人市場ではITスキルの高い人が高く評価されています。
使えるソフトウェアやシステムがあればスキルのレベルと共に記載しておきましょう。
履歴書には、スキルをMicrosoft Officeと電子メールだけに限定するのではなく、積極的に使用している全てのプログラム、システム、およびソーシャルメディアのリンクなどを自由に載せてOK。
推薦者は可能なら上司や同僚にお願いしよう
なければ無いで大丈夫ですが、可能であれば上司や同僚にお願いします。
カッコいい履歴書を簡単に作成できるサイト
魅力的なデザインを誰でも簡単に作ることができる、 グラフィックデザインツールのCanva を使えば履歴書もラクラク作成できます。
履歴書のテンプレートが大量にあり、そこから選んで作成してもいいし、テンプレートを基に自分で素材をカスタマイズしてオリジナルの履歴書を作る事もできます。
履歴書だけでなく、名刺、ロゴ、SNSの投稿、ポスター、プレゼン資料、 YouTubeサムネイルなど数多くのデザインテンプレートが50万点以上あり、デザインが苦手な人でも簡単にオシャレなデザインが出来ちゃいます!
出来上がったデザインはダウンロード、SNSで共有、印刷などさまざまな形で出力できます。
私のフィンランドの履歴書もCanva で作成しています!
フィンランドで就職するにはカバーレターも重要!
履歴書と一緒に添付するカバーレター(フィンランド語でHakemus/ハケムス)ですが、フィンランドで就職するためには必ず用意した方がいいです。
カバーレターは、いわば企業に応募書類を送る際の「あいさつ状」。
カバーレターは採用担当者が最初に目を通す事も多い為、自己PRや志望動機を記載し、いいイメージで履歴書を読んでもらいましょう。
動画の履歴書でさらに他者に差をつけよう!
「ビデオCV」と呼ばれる動画の履歴書も近年のフィンランドでは人気になってきています。
ビデオCVの目的は、個性を強調し、採用担当者の印象に残るようにすること。
1~2分の短い動画の中で「自分がどうして採用されるべきか」を採用者に伝えます。
通常の履歴書にプラスしてビデオCVも添付するのが◎。
フィンランドの学校で勉強していた時にも、授業の一環でビデオCVを作らされたなぁー。
実際、フィンランドの求人サイトで応募する時にも会社によってビデオCVが必須なところもありましたので、日本人は慣れない人が多いと思いますが、がんばってみましょう!
ビデオCV撮影のポイント
- 動画を見る人に話しかけるように話す
- 笑顔で自然に
- メモを見ながら話さない
- 動画は1~2分にまとめる
- 仕事に前向きな姿勢を伝える
【まとめ】フィンランドで就職するには魅力的な履歴書を作ろう!
フィンランドで就職するのは結構難しいと言われており、せっかく頑張って履歴書やカバーレターを作って応募しても連絡すら来ない企業が多い。
でも諦めずに一つずつ確実にこなしていけば、いつかきっと採用してくれるはず!
フィンランドの履歴書を作成するポイント
- ビジュアルCVでパッと目を引く履歴書にする
- プロフィールは応募する企業ごとに修正する
- 写真は笑顔で印象よく
- 職歴、学歴は新しいものを一番上に書く
- 日付は日・月・年の順番で!
- スキル、資格も重要ポイント
- カバーレター&ビデオCVも考えてみよう