こんにちは!
海外就職したくて沢山の企業に履歴書送って就職活動して、やっと面接までこぎ着けた!!
そんなフィンランドや海外で就職したい人が次に気になるのがコレ↓
『面接で何聞かれるの?』
って事ではないでしょうか。
私自身フィンランドで就職活動をしている時に、大手フィンランド企業に面接に呼んでいただいたので、そこで
- 何を聞かれたのか
- どんな雰囲気だったのか
- 面接の流れ
などを紹介していきたいと思います。
他にもフィンランドの大手企業以外にも、レストランや雑貨屋さんの面接も受けたことがあるので、こちらも紹介します。
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もくじ
フィンランドの大手企業でグループ面接を受ける事に!
私がフィンランドで就職活動をしていた時、とにかく自分に出来そうな仕事に片っ端から応募しました。
フィンランドでは仕事に応募しても返事が無いことが多く、その時も『またダメかなー』と思いながら日々を過ごしていました。
応募してから2週間ほど経って、その大手企業から一通のメールが届きました。
でも、その時も『残念ですが、、、』的な内容だろうなと期待せずメールを開くと、
『面接に来れる日時をココから選んで返信してください』
と書いてあるではありませんか!!
驚きすぎて心臓がバックバク。もう、自分の心臓の鼓動が聞こえるほど!
しばらくして嬉しさや不安が徐々にやってきます。
面接に呼ばれて嬉しい。
でも待って。
フィンランドの面接自体初めてで、しかも大手企業のグループ面接と来た。
不安しかない。
とにかく、面接の日時を一番最後の日に決めて返信した。
その間に面接の準備をするために。
私が実際に面接の準備で行った事
まず、フィンランドの職場面接について全く知識が無かった私は、ネットでフィンランドの面接に関する記事を読み漁りました。
ネットには大体日本の面接準備と大して変わらないことが書いてありました。
例えば、質問内容としてはこんな事が聞かれるようです。
- あなたの最大の成果は何ですか?
- 自分自身について簡潔に述べてください
- 職場で最も困難な状況は何でしたか?
- あなたの弱点は何ですか?
- 厄介な同僚、マネージャー、またはクライアントと一緒に仕事をする必要がありましたか?
- 一人で働くのが好きですか、それともチームで働くのが好きですか?
- 良い仕事は何だと思いますか?など
引用元: duunitori
他にも、『質問に答えるだけじゃなく、面接官に質問する事も大切』など書かれていましたが、日本の面接と変わらないのかな?と思い、とりあえず絶対に聞かれそうな質問に答えられるようにしようと思った。
私が実際に準備した質問
- 自分自身について簡単に説明(長所と短所も)
- なぜ応募したのか
- 今までの仕事について(成果や困難だったこと)
- 言葉のハンデについて
- 応募した企業でどのように役に立てれるか
これらの回答をまず日本語で考え、その後フィンランド語に訳し何度も口に出して練習しました。
私のフィンランド語はB1.2レベル(中級)で、まだまだ言いたい事を全て思ったように伝えられません。
フィンランド語レベルについてはこちらの記事で少し書いています↓
なので、とりあえず絶対に聞かれそうな質問についてはフィンランド語でしっかり伝えられるように練習しました。
フィンランドの面接はリラックスした雰囲気で
グループ面接当日。
とドキドキしながら待合室へ行くと、すでに3人程待っていた。
それから一人二人と増えていき、面接官が呼びに来た時には8人になっていた。
グループ面接は8人で行うようだ。
ちょっと一言
海外での面接はカジュアルな雰囲気とは聞いていましたが、応募者を見ると『部屋着のまま来ました!』みたいな人や、『髪の毛1か月洗っていません』みたいな人もいたりして驚きました。
椅子の座り方だってテーブルに肘をつきながら、足を組んで座ったり。
日本じゃ確実に落とされそうですが。。。みんな自由です(笑)
この8人はフィンランド人、アジア系、ロシア系の人がいました。
面接での回答から彼らはフィンランドで生まれ育っていてフィンランド語は問題ない様子。
面接する部屋は8畳ほどの会議室でした。
長テーブルが2つくっつけて置かれ、応募者は皆向かい合って座る形になっている。
そこへ2人の面接官がやってきました。
と明るく始まったグループ面接。
ちょっと彼のおかげで緊張がほぐれた。
まず、企業についての話があり、その後ついに質問開始。
実際にグループ面接で聞かれた質問内容
まず、一人ずつ順番に『自分自身について、今までの仕事や学歴などを交えて教えて』という内容でした。
これについては想定範囲内だったので、答えられました。
その後、いくつかの質問に一人ずつ順番に答えていく流れで、こんな質問が聞かれました。
- どれくらい働けるのか(時間と期間)
- 志望動機
- 一人で働くのが好きか、チームで働くのが好きか
- 今までの仕事で困難だったこと
- 10年後どのようになっていたいか
かなり緊張しながらも、なんとか答える事が出来たと思った。
しかし、ここからが試練でした。
ここまでは一人ずつ回答する形でしたが、今度は2つのグループに分かれて意見交換をしながら与えられた質問に答えていくというもの。
このディスカッションの時には面接官は離席して部屋にはいないですが、きっとモニターで見ているのでしょうね。
与えられた質問は次の通り
- 一緒に働きたい人はどんな人か
- 今この場にいる応募者の中で自分以外で一人選ぶとすると誰を選ぶか
- 自分ならこうゆう場合どうするか(同僚がミスをしてあなたのせいにしたなど)
これらの内容を30分話し合って、最後に紙に回答を個々で書くという感じでした。
フィンランド人達の議論の中に入っていくのもやっとで、何ならお隣の応募者の方が優しくて私がフィンランド語苦手な事に気づき、単語の意味とか教えてくれちゃう始末(笑)
もちろん『今この場にいる応募者の中で自分以外で一人選ぶとすると誰を選ぶか』の質問にはこのお隣の優しいフィンランド人を書きましたよ。
ちょっと面接の最後の方は『なんで私が呼ばれたのか謎』と思ったりしましたが、初めてのフィンランドでのグループ面接は良い経験になりました。
お察しの通り、この面接には受かりませんでしたが、フィンランドでの最初の面接で結構きっちりとした面接を経験したおかげで、その後の面接が大分ラクになりました。
フィンランドのレストランや雑貨屋さんでの面接
初めての面接からしばらくして、フィンランドの有名な雑貨屋さんやレストラン、病院の面接を受ける機会がありました。
これらの面接はどれも個別面接で、以前の大手企業とは全く異なりすごくカジュアルな面接で、こちらは終始リラックスしてお話が出来ました。
面接の質問内容はこんな感じ
- 自分自身について職歴と学歴を交えて教えてください
- なぜ応募したのか
- 就業可能時間
- カスタマーサービスで大事なことはどんなことか
- 長所短所について
- 使える言語について
- チームワークは得意か
内容は日本の面接とそこまで変わらない感じでした。
一点、やはりフィンランドには色々な国籍の人がいるので、使える言語については必ず聞かれます。
フィンランド語、英語はもう当たり前と言う感覚です。
これがフィンランドで働くのにまたハードルを上げているんですよね。。。
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【まとめ】フィンランドのグループ面接はチームディスカッションがカギ!
フィンランドの面接では、大きな会社だとグループ面接を採用しているところが多いです。
日本のグループ面接はあまり、チームに分かれてディスカッションをさせるという企業は少ないのかなと思います。
フィンランドや海外で就職したい場合、自分の意見をどれだけしっかり言えて、チーム内で目立てるかと言うのも大事なのかなと思いました。
フィンランドの大企業では、カチッとかしこまった雰囲気ではなく、服装も皆さんカジュアルでリラックスした雰囲気なのが話しやすくて良いなと思いました。
この記事がフィンランドや海外で就職をする方に少しでもお役に立てたら嬉しいです。