留学やワーキングホリデー(ワーホリ)の準備って結構沢山あるし、大変ですよね。
特に、お金をどうやって持っていくかは悩みどころです。
- 現金はどれくらい持っていけばいいのか
- クレジットカードやデビットカードなどカードの種類が沢山ありすぎて良く分からない.
- 現地の銀行口座を開設した方がいいのか..など
日本から海外へ出発する前に、お金の持って行き方をしっかりと理解しておくことで、現地に行ってからもスムーズに生活を始める事ができます。
この記事ではワーホリ3カ国経験者の私が、日本から海外へお金を持って行く5つの方法と、それらを利用して知って得するコツを紹介します。
ここでは中長期(数か月から1年前後)で海外滞在を予定している方に向けたお金の持っていき方を紹介します。
しっかりと調べて、留学やワーホリの準備を始めましょう!
今回の記事は世界中の留学・ワーホリ準備をしている方に参考になりますが、私の住んでいるフィンランドの場合の情報もポイントで入れています。
もくじ
結論
そんな方のために、結論から行きましょう!
- 少額の現金と2枚のカードを持って渡航
- 現地では銀行口座開設までクレジットカードまたはデビットカードを利用して生活
- 銀行口座を開いたら、日本からWiseで送金する
これが留学・ワーホリでの一番賢いお金の持って行き方です。
クレジットカードやデビットカードもどれでもいいのではなく、留学やワーホリに適したものを選ぶのが大切です!
留学・ワーホリ向け!お金の持って行き方5選
海外へ長期で滞在する場合、生活に必要なお金もある程度大きな金額になります。
でも、そんな多額のお金をどうやって持っていけばいいのか、何が正解なのか分からず不安になってしまう方も多いと思います。
日本から海外へ長期滞在する際のお金の持って行き方には、いくつかの方法があります。
海外へお金の持って行く方法
- 現金
- クレジットカード
- デビットカード
- 海外プリペイドカード
- 海外送金
以下にそれぞれの特徴について詳しく説明していきます。
1.現金を海外へ持っていく
いくらカードが使える国であっても、やはり現金は必要です。
例えば、カードが何かしらの事情で使えなかったり、現金しか使えないというお店もある事を想定しておいた方がいいですよね。
現金はどの国でも確実に使えるので、必ずいくらかは用意しておきましょう。
ただ、現金を持ち歩くのは、盗難や紛失などのリスクもあります。
また、海外渡航の際に現金を持っていく場合、その金額には注意が必要です。
100万円以上現金で持っていく場合
日本から海外へ現金を100万円以上を持って行く場合は、税関で申告が必要になります。
もし申告をせずに見つかってしまった場合は、関税法111条により「5年以下の懲役、または500万円以下の罰金」が課されてしまうので注意が必要です。
ただ、100万円も現金で持っていく必要はないと私は思います。
銀行口座を開設するまでの間、クレジットカードがあれば留学・ワーホリで訪れる大抵の国では生活できてしまいます。
フィンランドへ留学・ワーホリ予定の方
フィンランドはかなりのカード社会で、1ユーロでもカードで払うのが一般的で、今では現金を持ち歩く人は少ないです。
普段の生活では現金はほとんど必要ないでしょう。
現金はいくら持っていく?
5万円から10万円もあれば十分でしょう。
私がワーホリで海外へ行ったときは、10万円を現金で持っていきましたが十分足りました。
基本的にはカードで支払い、「現金しか使えない場合だけ現金で支払う」という使い方をしていれば、5~10万円もあれば十分数か月生活できます。
ただ、私がワーホリで行ったカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの場合、シェアハウスでの家賃は現金払いというところも多かったです。
もし最初からシェアハウスを利用する予定の方は、多めに現金を用意しておくと安心かもしれません。
(ただし、クレジットカードで現地のATMから現金を引き出すことも可能です)
お得に現地通貨に両替する方法
現地通貨の両替は国によって、現地でや日本で両替した方がいい場合があります。
例えばフィンランドへ留学・ワーホリで来る場合は、100%日本で両替をした方が断然お得です。
フィンランドで両替する場合、手数料や為替レートが不利で、さらに街中に両替所があまりないため不便です。
空港にも両替所はありますが、レートが悪いためおすすめしません。
空港での両替はどの国もレートが悪い傾向があるのでやめましょう。
日本で両替する場合に便利な両替サービス、「外貨両替マネーバンク 」があります。
空港や銀行よりもお得なレートで外貨両替でき、自宅からネット注文して自宅まで郵送してくれるので、とっても楽に両替できますよ!
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2.留学・ワーホリに便利なクレジットカード
留学・ワーホリに行く方に必須なクレジットカード。
必ず1~2枚は用意しておきましょう。
ただ、クレジットカードも何でもよいわけではなく、海外、特にヨーロッパで使えるクレジットカードはVISAとMastercardの2択になります。
日本で人気のJCBやアメリカン・エキスプレスは使えないお店も多いので注意が必要です。
海外のATMから現金を引き出すこともできるので便利。
海外ではクレジットカードが身分証明として使えます。
クレジットカードを持っているということは、経済的な信用があるという証明にもなります。
海外旅行保険付帯のクレジットカードがおすすめ
留学やワーホリでビザを申請する時は、クレジットカード付帯の海外旅行保険ではなく、保険会社の海外旅行保険が必要になる国が多いです。
ただ、留学やワーホリに行く方は海外旅行にもよく行かれる事が多いので、それなら最初から海外旅行保険が付帯のクレジットカードを作ってしまった方が良いです。
海外旅行保険が付帯のクレジットカードなら、海外での急な病気やケガ、盗難などの非予測的な事態に対して補償してくれるので安心です。
海外旅行保険にお金をかけたくない人は、エポスカードの海外旅行保険付帯のクレジットカードがおすすめです。
クレジットカードについている海外旅行保険ってそんなにカバーされないんじゃない?
エポスカードなら、年会費無料にもかかわらず有料級の三井住友海上火災の保険が利用付帯で付いてきます。
補償内容 | 補償金額 |
---|
障害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
障害治療 | 200万円 |
疾病治療 | 270万円 |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 |
これは無料のクレジットカードの付帯保険のレベルを圧倒的に超えています。
年会費1万円のクレジットカードと同等レベルの補償内容になっています。
海外旅行保険を利用するには、渡航代金(空港までのタクシー代や電車代)をエポスカードで支払うだけでいいので、ハードルが低い!
さらに、他社のクレジットカードの保険適用は90日間など旅行期間のしばりがある事が多いですが、エポスカードは日本に戻るまでの期間ずっと補償が続きます!
エポスカードの特徴
- 年会費無料
- 有料級の海外旅行保険
- 90日以上の旅行も保険適応
- ICチップでスキミング対策
- 盗難・紛失時の全額補償
- 世界で使えるVISAカード
- 支払いに応じてポイントが付く
エポスカードについて詳しくはこちらの記事を参考に↓
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3.デビットカードは使い過ぎの心配なし
デビットカードはカードを利用して支払いをすると、即座に連携された銀行口座から引き落とされるのが特徴です。
銀行口座に入っている金額以上には引き落としができないようになっているので、使いすぎたり、借金をする心配がありません。
また、デビットカードは、クレジットカードと比較して審査が緩かったり、審査が無い場合が多いので、簡単に発行できるのも魅力です。
クレジットカードの発行には年齢制限がありますが、デビットカードは18歳未満や高校生でも発行可能。
デビットカードは、クレジットカード同様、海外のATMから現金を引き出せるので便利です。
ただ、海外旅行保険が付帯しているデビットカードは、年会費や手数料が高い傾向があります。
海外旅行保険はエポスカードなどのクレジットカードで利用して、デビットカードは保険なしで年会費や手数料が安いものを選ぶのがおすすめです。
クレジットカードがとの違いとして、デビットカードはVISAなどのブランド加盟店でも使えない場所がある事を知っておきましょう。
例えば、ガソリンスタンドや機内販売等でデビットカードが使えません。
デビットカードの特徴
- すぐに銀行口座から引き落とされる
- 借金する心配がない
- カードの審査が緩い、または無い
- 海外ATMから現金を引き出し可能
- 学生でもOK
- 海外旅行保険はおまけ程度
- VISA加盟店でも使えない場所がある
おすすめのデビットカードは?
デビットカードもクレジットカード同様、海外で使える国際ブランドのVISAかMastercardを選びましょう。
おすすめは、三菱UFJ銀行のデビットカードです。
もうすでに三菱UFJ銀行を使っている方は多く、社会的信用度も高いので安心です。
年会費無料で国際ブランドVISAのデビットカードが持てます。
年会費 | 無料 |
海外ATM利用料 | 1回の利用につき110円(税込) |
海外での換算レート | Visaが定める基準レートに当行所定の海外事務手数料(消費税込3.05%)を上乗せしたレートで円貨換算 |
海外ATMの利用限度額 | 最大10万円 |
\国内外のVISA加盟店で使える/
4.海外プリペイドカード
海外プリペイドカードは事前にお金をチャージしておき、その金額の範囲内でのみカードを利用することができます。
そのため、使い過ぎを防ぐことが出来るほか、カードを紛失した際にも大金をチャージしないようにすれば、リスクを最小限に抑える事ができる。
プリペイドカードの申し込みには審査が不要なので、だれでも簡単に取得できるのもポイントです。(一般的には13~15歳以上)
海外プリペイドカードも国際ブランドのVISAかMastercardを選べば安心です。
海外プリペイドカードの特徴
- チャージした金額だけ使える
- 使い過ぎの心配がない
- 審査がない
クレジットカード、デビットカード、海外プリペイドカードの比較
3つのカードの違いを比較してみましょう。
特徴 / カード種別 | クレジットカード | デビットカード | 海外プリペイドカード |
---|
支払いタイミング | 後払い | 即時引き落とし | 事前チャージ |
審査 | あり | 緩いまたは、なし | なし |
年会費 | 無料・有料 | 無料・有料 | 無料 |
海外のATMで引き出し | 〇 | 〇 | 〇 |
利用金額の上限 | 限度額まで | 限度額・銀行口座の残高まで | チャージ残高まで |
5.長期滞在なら海外送金がおすすめ
留学やワーホリで長期滞在する方は、現地の銀行口座を開設し、日本の口座から送金する方法もあります。
現地の銀行を利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 手数料の節約
- 現地の銀行口座を持っていることで、国際手数料や外貨両替手数料を節約できる。
また、現地のATMでの引き出し手数料も削減できます。
- 支払いが簡単
- 現地の口座を持っていることで、家賃や光熱費、携帯電話料金などの定期的な支払いを簡単に行うことができます。
- 収入の受け取り
- ワーホリの場合、現地でのアルバイトや仕事からの収入を受け取るためには、現地の銀行口座が必要となる。
私の場合も、ワーホリでは現地の銀行口座を開設しました。
給料の受け取りがあったのが一番の理由ですが、日本の口座を利用したお金の使い方は為替レートに左右されたり、海外事務手数料などが加算されてしまうのでどうしても損になってしまいます。
手数料が安い、おすすめの海外送金方法
海外送金と聞くと、やはり手数料が気になりますよね。
確かに、銀行での海外送金は手数料が高額になる事が多いです。
ただ、今はオンラインで完結する海外送金方法が手数料も安く、海外在住者の間では主流になっているので安心してください!
それが私もずっと利用しているWise/ワイズです。
Wiseは他の銀行・金融サービスと比べて、海外送金にかかるコストが圧倒的に安いです。
銀行や他社での海外送金の場合、実際の為替レートよりも高く設定されていることが多いですが、Wiseは実際に使われている為替レートのまま送金できるのが特徴。
さらに手数料がどこよりも安く、例えば100万円を送金しても6,000円ほどで済むのはスゴイこと。
送金に掛かる時間も、初回こそ数日かかりますが、2回目以降は数十分で届くことも多いんです。
実際にWiseを利用したレビュー記事も参考にしてみてくださいね↓
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【まとめ】留学・ワーホリのお金の持っていき方はコレ!
海外の多くの国ではカードがかなり浸透しています。
少額の現金に加え、クレジットカードや必要に応じてデビットカードを組み合わせて持っていくのがおススメです。
長期滞在の方は、現地の銀行口座をを開設して必要な分を日本から送金することも検討してみてください。
特にワーホリの方は、もしアルバイトをする場合に、現地の銀行口座が必須になりますので、現地に着いたらなるべく早く口座開設しましょう!
留学やワーホリでどうやってお金を現地へ持っていけばいいか、今回紹介した記事を参考に考えてみてくださいね!