こんにちは!
私はもうかれこれ10年ほどヘナをしています。
理由は、今でこそ白髪がちらほら出てきたので白髪染めとして使っていますが、
ヘナを始めた当初は、トリートメント効果を期待して始めました。
あなたはこんな事に悩んでいませんか?
- 市販のヘアカラー・白髪染めで髪が痛んできた
- 市販のものはピリピリと刺激を感じる
- 髪にハリや艶が無くなってきた
- 髪にまとまりがない
- 敏感肌で市販のヘアカラーが使えない
今回はヘナ歴10年の私がヘナを続ける理由や、やり方など詳しくご紹介したいと思います。
もくじ
ヘナって何?
ヘナは、ミソハギ科の植物。
日本では「指甲花(シコウカ)」または「ツマクレナイノキ」と呼ばれてきました。
インドでは昔から薬草として親しまれて、アーユルヴェーダの代表的なハーブとされてきました。
インド、北アフリカなどの乾燥した地域に育ち、木は高さ3~6メートルほどにまで成長します。
ヘナはどうして染まるの?
ヘナの葉には、ローソンという赤色酵素色素が含まれています。
ローソンはタンパク質に反応して発色する性質があります。
人の髪はもちろん、肌や爪も染まります。
フィンランドで学校に通っていた時によく、インド人などが手にヘナで絵を描いていて見せてくれました。
インドでは、お祝いや特別な日にはヘナアートを描くんだそう。
クレオパトラが爪に塗っておしゃれを楽しんだり、ウールで出来たペルシャ絨毯などの赤い染色にも使われてきたそうです。
100%ヘナで染めると白い髪はオレンジ色に染まり、黒い髪はそのままの色になります。
私がヘナを使い始めた理由
私は、アトピー持ちですごく肌が敏感です。
以前、市販で売られている一般的なヘアカラー商品で悲惨な目にあってから、化学薬品はなるべく使いたくないと思っています。
そして猫毛でハリが無いのがコンプレックスでした。
そして当時、フィンランドに移住して語学学校に通っていた時にインド人の友達と出会い、ヘナの事を教えてもらったんです。
その子曰く、インドでは子供の頃からお母さんにヘナでトリートメントをしてもらっていたそうです。
ヘナでトリートメントをすると、髪がコーティングされてつやつやになるし、ハリが出るんだとか。
そこで、私もヘナを少し分けてもらって試してみたのがきっかけです。
敏感肌で心配しましたが、特に痒くなったり、赤くなったりという事がなくて安心して使用できました。
そして髪の方は、最初はちょっとごわごわするかな?
と半信半疑でしたが、3回、4回繰り返し使う事でだんだんつやが出てきてハリも出て大満足な結果でした。
フィンランドで出会ったヘナをしているお友達はみんな艶のある美しい髪をしていて、また、白人の子は髪が赤っぽく染まっていてそれもまた素敵でした。
ヘナ染めをするメリット
ヘナについて調べてみると、ヘナには沢山のメリットがあることが分かりました。
- ダメージ補修
- 頭皮を健康な状態にする
- 髪のハリやコシが出る
- 髪をまとまりやすくする
- 髪に潤いを与える
- 植物性で安心
髪のタンパク質を補修する効果により、ダメージを補修し、髪内部の保水力を高める作用があります。
また頭皮にやさしく作用し、毛穴を掃除したり、頭皮をみずみずしい状態に導く効果があります。
そして髪にハリとツヤが出て、頭皮がより健康的になっていくというような嬉しい効果が沢山!!
さらに、細くコシのない髪にはハリを与え、ボリュームアップしたり、
クセ毛の方、髪が太くてごわつく方はまとまりやすくなり、乾燥してパサついた髪には艶やかな潤いを与えしっとりさせてくれます。
太い毛から細い毛や乾燥毛まで、あらゆる髪質に万能にトリートメント効果を発揮するところがヘナの最大の魅力です。
ヘナにインディゴや他のハーブをブレンドして染まりを良くしている商品もありますが、私がおススメしているのは100%ヘナです!
【ヘナの使い方】艶髪を手に入れよう!
準備するもの
- ヘナ
- 使い捨て手袋
- ヘナを入れる容器
- ラップ
- お湯
ヘナトリートメントの手順
ステップ1
ヘナの粉を適量容器に入れ、お湯でマヨネーズ状になるように練る。
フィンランドで色々な国籍の子と友達になりましたが、ヘナをしている子が多いんです。
そこで、やり方など聞いてみると、面白いことに紅茶を混ぜたり、生卵を混ぜたり、玉ねぎの皮をに出して煮汁を入れるなんて言う子もいました。
理由は、染まりやすくなるとか、ビタミンを髪に入れるといった事でしたが、本当の所は分かりません(笑)
ステップ2
乾いた髪に丁寧に満遍なく塗っていく。
ヘナは油分を吸着する性質があるので、ヘナ前にオイルマッサージをするのもおすすめ!!
オイルを足してあげることにより、ヘナで油分が落ちすぎてパサついたり、頭皮が乾燥するのを防げます。
オイルを塗ることによってヘナの色が入らないという事は今までの経験上ないので安心してください。
※こちらの「ゴールデン・ホホバオイル」がとても優秀で愛用しています。
少量で良く伸びるのでコスパも良く、ヨーロッパのオーガニック基準を満たしていて確実な安全性があります。
おススメのポイント
- 100%ピュア ゴールデンホホバオイル
- オイル抽出段階に非加熱でつくることで、貴重な栄養がそのまま残る
- 保湿力が高く、肌なじみが良い
- マッサージオイルとしてだけでなく、肌の保湿やクレンジングオイルとしても使用できる
せっかく髪をヘナで綺麗にするので、オイルもこだわりたいですよね!
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ステップ3
ラップで髪全体を覆って、1時間以上放置。
私はいつも2時間程ブログを書いたりして放置してます。
夏場はそのままでもいいですが、冬場はラップの上からドライヤーで温めたりすると色が良く入ります。
ステップ4
髪を洗い流して乾かしたら完了。
ヘナを洗い流すときは、シャンプーなどを使わない方がいいとインド人のお友達に教えてもらいましたが、
私の場合それだと髪がギシギシしてとても不快だったので、今はシャンプーとトリートメント両方使って洗い流しています。
ヘナトリートメントをした髪は、最初はオレンジ色ですが2~3日かけて徐々に落ち着いた色味に変わります。
ヘナのデメリット
ヘナのデメリットとしては下記のものが挙げられます。
- 独特のにおい
- 放置時間が長い
- 最初は髪がパサつく
- 好きな髪色に出来ない
ヘナの独特なにおい
ヘナは植物の独特なにおいがします。
夫はこの匂いを臭い!と言って全く近づこうとしませんが、私は慣れてしまったのか全く気になりません。
むしろ、畳のような匂いで落ち着くとさえ思います。
ヘナ染めの放置時間が長い
放置時間も市販のものと比べるとずいぶん長いですが、私はこの時間にいつも家事をしたり、本を読んだりしているので結構あっという間です。
ヘナ染めした最初は髪がパサつく
1回目は髪がパサつく感じがします。
それでも回数を重ねることによって、艶やかな髪になりハリやコシが出て美しい髪になります。
是非、一回で断念せずに何回か使ってみてください。
ヘナは好きな髪色に出来ない!?
100%ヘナを使う場合、黒髪は染まらず白髪は明るいオレンジ色になりますがこれは仕方がないです。
どうしてもブラウンや暗い色にしたい場合は、ヘナとインディゴなどを混ぜて好きな髪色に出来る商品もあります。
今後白髪の比率が多くなってきたら使用してみようと思っています。
こちらはヘナに木藍が配合されていて、黒茶系に染まります↓
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ヘナ歴10年の筆者が選ぶ!おすすめのヘナはコレ
1.ナイアード ヘナ100%
ヘナシリーズに使われているハーブは、古くからインドや周辺地域で利用されてきたものです。
生産国インドでは、自社スタッフが粉砕前の良質な材料を厳選、粉砕までのすべての工程に立ち会い製造しています。
100%ヘナだけでなく、他のハーブをブレンドした商品も販売しています。
私はフィンランドに住んでいますが、日本で買う方が安いのでホホバオイルと一緒に帰国時にまとめ買いしてます!
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2.印度農園 ヘナ100%
ナイアードと共にお気に入りのヘナです。
印度農園のヘナは、キメの細かさと粘りがすごく、髪にしっかりと密着します。
洗い流すときもヘナのきめが細かいからか、するっと流しやすいです。
こちらの商品はヘナの独特なにおいが少なく、刺激も少ない気がします。
気分によって「ナイアード」と「印度農園」のヘナを使い分けています!
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【まとめ】ヘナで美しい髪は手に入る!
100%ヘナは、わたしのコンプレックスだった髪の救世主となりました。
あなたもヘナで美しい髪を取り戻してみませんか?
最後まで読んでくださりありがとうございます!