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もっちーの北欧ライフ

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もっちー
北欧フィンランド在住10年。

旅行が大好きでフィンランド人の夫とも旅行中に知り合い、そのまま移住。

・旅行好き(海外30か国以上)
・フィンランドの元ツアーガイド
・30代主婦、1児のママ、柴犬♡

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サンタの国・本場フィンランドのクリスマスの過ごし方|クリスマス料理も紹介

こんにちは!

フィンランドはいよいよクリスマスシーズン到来!!

町は煌びやかな電飾で飾られ、広場にはクリスマスマーケットが現れ、町全体がクリスマスムード一色のフィンランド
日本と比べると町の電飾は少し物足りなさも感じますが、そこもフィンランドらしいです。

フィンランドの北部・ロヴァニエミには、一年中クリスマス気分を味わえてサンタクロースにも会える、「サンタクロース村」や、B級テーマパークのような「サンタパーク」があったりと、クリスマスを身近に感じられるフィンランド。

今回はそんな本場フィンランドのクリスマスの過ごし方を紹介します。

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もくじ

12月はピックヨウル(クリスマスパーティ)で大忙しのフィンランド人

12月のヘルシンキ

12月になるとフィンランド人達はピックヨウルと呼ばれるクリスマスパーティで、友人達や職場の人とクリスマスシーズン到来をお祝いします。

もっちー

フィンランドのピックヨウルは日本人の忘年会に似ていて、この時期はレストランの予約も取りづらくなります。

フィンランドではクリスマス当日は家族で過ごすのが一般的で、友人達とはクリスマス前に集まってお祝いします。

職場のピックヨウルは場合によっては妻同伴だったり、ドレスコードがある場合も多く、今年の夫の職場のピックヨウルはフォーマルなドレスコードが指定されていて、夫はクリスマスパーティ用に新たにスーツを購入して挑んでいました。

保育園や小学校でもピックヨウルを行います
娘の保育園は、歌の発表会に加えサンタクロースが来てくれる年や、マジシャンが来てくれるなど様々。
小学生になるとクリスマスの歌の発表会の年や、日本の文化祭のようにビンゴやカラオケ、ダンスなどのイベントを開催している色々なクラスを回って楽しんだりしているようです。

ピックヨウルは、子供たちにとっても毎年とても楽しみにしているイベントです。

クリスマス アドベントカレンダーを楽しむ

毎年ハロウィーンもまだ終わっていない10月頃から、スーパーやお店には種類豊富なクリスマスアドベントカレンダーが並びます。

チョコレートのアドベントカレンダーが一般的ですが、近年では子供だけでなく、大人もこのアドベントカレンダーを楽しんでいます。

もっちー

12月になると、クリスマスになるまでのカウントダウンとして、毎日1つずつ開けていくのがワクワクするんですよね。

アドベントカレンダーの種類は様々で、

  • チョコレート
  • 紅茶
  • お菓子
  • 雑貨
  • 化粧品など

毎年どのアドベントカレンダーにしようか選ぶのも大変!

フィンランドでは、おばあちゃんやお母さん手作りのアドベントカレンダーも一般的で、娘も毎年おばあちゃんが用意してくれるお手製アドベントカレンダーを楽しみにしています。

おばあちゃん手作りアドベントカレンダー

袋の中には小さいおもちゃやお菓子、小銭なんかも入っていて、娘は毎日何が出てくるのかワクワクしながら開けています。

 

フィンランドのクリスマスツリーは本物のもみの木

クリスマスが近づいてくると、スーパーマーケットの駐車場の一角や、ショッピングセンターなどでクリスマスツリー用の本物のもみの木が売られ始めます。

フィンランドでクリスマスツリーとして使われるのはKuusi/クーシと言うもみの木です。

もっちー

この木が結構重いので、男性が買いに行く仕事になっている家庭が多い。

フィンランドでは、この本物の木にオーナメントを飾り付けてクリスマスをお祝いするのが恒例

義母宅でも毎年2m程の大きなツリーを飾り付けるのですが、やっぱり本物の木の香りはいいですね
癒されます。
飾りつけもゴテゴテと沢山つけるのではなく、義母宅ではシンプルに最小限といった感じ。

もみの木の飾り付けは苦行

「もう少し飾りつけしたらいいのにな~」と最初は思っていましたが、今なら理由が分かります。

実際に本物のもみの木に飾りつけするまで知らなかったのですが、意外とこの葉のトゲトゲが痛い!

オーナメントを飾ろうとちょっと葉に触るとチクチクと指に刺さり、すごく痛いんです!
これ、かなり神経使います。

もみの木に飾りつけする時は、厚手の軍手をはめるといいかもしれませんね。

だから子供たちはあまり飾りつけをしようとしません。。

もちろん、本物の木以外にも人工の木のツリーも売っています。

もっちー

我が家は片づけが楽チンなフェイクツリーです。
本物の木のツリーは義母宅で楽しませていただいています♪

クリスマスツリーはいつまで飾っておく?

フィンランドでは、クリスマスツリーは12月25日を過ぎても飾っています
せっかくきれいに飾り付けたツリーですから長く楽しみたいですよね!

一般的には、翌年の1月6日まではクリスマスツリーを飾っておく家庭が多い

ただ、使い終わった木はアパートのゴミ捨て場に大量に捨てられるので、毎年勿体ない気がしてしまいます。

もちろん、使い終わった木を再利用する家庭もあります。

  • 暖炉用の薪にする
  • 家畜の食べ物になる
  • 再度土に植える

暖炉用にするのは一番しっくりきますよね。
今回ツリーの再利用について夫に聞いてみたら、夫の友人で馬やウサギ、ヤギなどの家畜を飼っている方はその動物たちに食べさせると言っていて驚きました。

他にも、再度土に植えるというニュース記事も出ていました。
土付きのままポットに植えられた木を使ってクリスマスツリーとして飾りつけ、クリスマスが終わったら業者が引き取って再度地面に植えるんだそう。

もっちー

ただ捨てるのは、もったいない病に取りつかれている私としてはちょっと心が痛いので、再利用する家庭が増えるといいですね!

 

フィンランド人とクリスマスの妖精『ヨウル トンットゥ』

フィンランドではクリスマス時期が近づくと、町のあちこちでクリスマスの妖精『ヨウルトンットゥ/Joulu tonttu』を見かけるようになります。

ヨウルトンットゥはサンタクロースのお手伝いをする妖精で、その仕事は子供たちが毎日行儀よく良い子でいるか、物陰からこっそり見守ること
誰が良い子で、誰が悪い子か、ヨウル・トントゥはすべて手帳にメモして、あとでサンタクロースに手渡すという。

そのため、フィンランドの子供がいる家庭の多くは、このようなトンットゥ専用の玄関を用意しています。

もっちー

義母の家に行くと、家の外側と内側にトンットゥ専用の玄関を用意してあって、トンットゥが出入り自由になっています。
とっても可愛いですよね!

アパートの我が家では、娘の部屋の壁にトンットゥ用の扉を用意しています。

本場フィンランドのクリスマスの過ごし方

ヘルシンキのクリスマスマーケット

クリスマスは家族で過ごすのがフィンランド式。
我が家も毎年義両親のお家へ行き、クリスマスを家族や親戚と一緒に過ごします。

もっちー

感覚としては日本のお正月です。

決まった過ごし方と言うのは特になく、我が家の場合はこんな感じで過ごします。

  • ボードゲームをする
  • 庭でキャンプファイヤーをする
  • おしゃべりをする
  • プレゼントを開ける
  • クリスマス料理を食べる

そしてたーっくさんの料理が食卓に並ぶので、ひたすら食べます

もっちー

クリスマス料理はもう少し後に紹介します!

この日は一年で最も暗くなるので、ヘルシンキ周辺では日中数時間薄明るくなるくらいで、あとは真っ暗なんです。

家の中でキャンドルを焚いて、特にすることもないのでとにかく食べるのがメインに。。。

フィンランドのサンタクロースはドアをノックしてやってくる

フィンランドでは、子供がいる家庭にはサンタクロースがドアをノックしてやってきます
子どもが起きている昼間からサンタクロースがやって来て、手渡しで子供たちにプレゼントを渡してくれるのです。

最初は「まさか!」と思いましたが、本当です。

クリスマスが近づくと親が親戚のおじさんや知り合い、または業者にお願いしてサンタクロースを手配するんです。

子供達は事前にサンタさんに欲しいプレゼントを手紙に書くことが恒例で、その子供が欲しいプレゼントを親が用意してサンタに渡しておきます。

子供達は両親の目の前でサンタクロースからプレゼントをもらうので、サンタクロースを信じるし、クリスマス前は「いい子にしてないとサンタさん来ない」と知っているので、この時期はとっても良い子になります

ちなみに、サンタ以外からのプレゼントはクリスマスツリーの下に飾っておいて、クリスマス当日に一斉に開けます
我が家は義母がクリスマス大好きで、大量にプレゼントを買うので毎年すごい量になります。

自分用のクリスマスプレゼントはAmazon楽天市場で毎年注文してフィンランドに配送してもらっちゃいます♡(年末年始の欲しいものも一緒に)

 

フィンランドのクリスマス伝統料理

ヨウルキンック/Joulukinkku|巨大なハムをじっくり焼いて作る

出典:Yhteishyvä

フィンランドのクリスマス料理の主役といえば、このハム。

もっちー

フィンランドではクリスマスにはハムを食べます

豚肉の大きな塊を軽く味付けした後、オーブンで数時間低温でじっくり調理します。

この時、豚肉にマスタードとパン粉を混ぜた自家製ソースを表面に塗るのが、フィンランド流

マスタードといっても全く辛くなく、少し甘めなのが良いアクセントになります。
飾りにはグローブが刺さっていることも。

ラーティッコ/Laatikkoというキャセロールも欠かせない

ラーティッコとは「」という意味のキャセロール。

マッシュドポテトやニンジン、ビートルートなどの主に根菜類を細かく刻んで生クリームやチーズなどと混ぜ合わせて味を整え、オーブンで焼き上げます。

家庭によってはマカロニやスパイスなども入れて作ります。

リーシプーロ/Riisipuuro|クリスマスの朝食にミルク粥

出典: K-ruoka.fi

このミルク粥はクリスマスの朝食によく食べられる伝統的な料理で、脂肪分の高いミルクでお米を煮てシナモンや砂糖をトッピングして食べます。

私はお米が甘いのはちょっと抵抗があって苦手

クリスマスに食べるミルク粥にはアーモンドを1つぶ隠す伝統があります。
そのアーモンドが当たった人には幸運が訪れるという。

家族や親戚など大勢で集まって食べる時にとても楽しくて盛り上がります。

ヨウルトルットゥ/joulutorttu|クリスマスの定番デザート

クリスマスのデザートで欠かせないのが、この手のひらサイズのクリスマスパイ

正方形のパイ生地を折りたたんで、真ん中にプルーンジャムを乗せてオーブンで焼き、仕上げに粉砂糖を降らせれば出来上がり。
クリスマスシーズンになるとどこのカフェでも食べられます。
また、スーパーでは手作り出来るパイシートや、オーブンで熱しても溶けない専用のプラムジャムが並びます。

もっちー

フィンランドではクリスマスにケーキは食べません。

ヨウルトルットゥのレシピはこちら↓

 

ジンジャーブレッドで作る可愛いお家

こちらもクリスマスの定番、フィンランド語でピパルカック/piparkakkuという名前のフィンランド流ジンジャーブレッドです。

もっちー

ショウガの他にシナモンやシロップを使っていて、とっても美味しいです。

フィンランドではジンジャーブレッドをそのまま食べるのはもちろんですが、ジンジャーブレッドを使ってお家を作るのも定番

我が家も毎年義母宅で ピパリカックタロ/piparkakkutaloを作ります。

茶色のジンジャーブレッドのお家にアイシングやカラフルなキャンディーなどで飾り付ける作業が子供は大好き
クリスマス前に作って飾っておき、クリスマス当日に食べます。

もっちー

この香りはクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれて大好き!

グロギ/glogi|北欧クリスマスの定番ドリンク

北欧ではクリスマスシーズンになるとグロギを飲み、温まります。

シナモンなどのスパイスで風味付けしてある甘いベリージュース(アルコール入りのワイン仕立てのもあり)のことで、温めて飲みます。

飲む前にレーズンとアーモンドスライスを加えるのがポイント

クリスマスシーズンが近づくと、カフェやバーでも限定メニューとして提供されます。

もっちー

とっても飲みやすくて美味しいので嫌いな人は少ないんじゃないかな?

下の記事でフィンランド人が実際にどんな料理をクリスマスに食べるのか知ることが出来ます↓

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  • 子供と一緒にフィンランドの教育現場を見学
  • 視察…など 

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【まとめ】フィンランドのクリスマスは家族の日

フィンランドのクリスマスは家族や親戚が集まって飲んで食べてまったり過ごす特別な日
クリスマスはお店も完全にお休みになります。

クリスマスケーキのないクリスマスや、子供達は家族や親戚から大量のプレゼントを貰ったり、サンタさんが訪問してくれたりと日本とはちょっと違うクリスマスを今年も楽しんでいます。

クリスマス時期のフィンランド旅行を計画しよう!

フィンランド旅行を計画中の方は下の記事でしっかりと準備してくださいね♪

ロヴァニエミのサンタクロース村をこちらの記事で詳しく紹介しています↓


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