こんにちは!
フィンランドと言えば、森を思い浮かべるのではないでしょうか。
なんと、フィンランドの国土の74%が森林で覆われているんです。
森が身近にあるフィンランドでは森散策は生活の一部。
そんなフィンランドで森へ散策に出かけるときに必須のアイテムをご紹介したいと思います。
この記事はこんな方におススメです。
- 夏にフィンランドの森へ行こうと思っている
- 森へ入る時の持ち物が知りたい
- 森へ行くときの服装はどうしたらいいの?
フィンランドの森へ出かける時の持ち物
- 虫よけスプレー
- 長袖、長ズボン、帽子
- ベリーを摘んだ時に入れる袋やかご
- 飲み物
- ティッシュとウェットティッシュ
- ソーセージ
- マッチまたはライター
- ゴミ袋

それでは一つずつ見ていきましょう!
マダニに注意!『虫よけスプレー』
フィンランドの夏は湖が多いので蚊がとにかく多い!!
森で立ち止まると、どこからともなく「プーン」と言う音と共にやってきます。
そして他にもマダニや蟻、ハエなどとにかく様々な虫たちが森には住んでいます。
人が沢山入る森(ヌークシオの森の一部)などは比較的虫も少ないですが、ちょっと人気が少ない森に行くと、もう足の踏み場が無いくらい虫だらけと言う森に入ったこともあります。
とにかくフィンランドの森は『虫天国』なんです。
フィンランドの森にいる虫の中でも気を付けないといけないのが『マダニ』です。
フィンランド語では『Punkki/プンッキ』と言います。
マダニに噛まれてしまうと、肌は丸く、赤く腫れてしまうんです。
マダニは皮膚に入り込み、血管の中にウイルスやバクテリアをまくそうです。



恐ろしい。。。
アリは虫よけでは防げませんが、森のあちこちに大きなアリ塚があり、せっせと働いているのが見られます。
アリは服装で気を付けましょう!
そんな虫たちから身を守るために虫よけスプレーは必須です。



フィンランドにも沢山の虫よけスプレーが売っているので、現地で購入できます。
子供でも安心して使える肌に優しい虫よけも一応あります!
それでもフィンランドのスーパーで探す手間や、ニオイや使い心地など気になる方は日本から持ってきた方がいいかもしれません。
その場合は、ちゃんと下に紹介したようなマダニに効くものを用意してくださいね!


\肌に優しくてマダニにも効く/
長袖、長ズボン、帽子
夏に森に行くのに長袖、長ズボンなの?
と不思議に思いましたか?
先ほどもお伝えしましたが、森には虫たちがいっぱい!
マダニや蚊などから身を守るために肌を露出しない服装が必須です。
また、ベリー摘みをする場合は特に気を付けないといけない事があります。
ベリーの木が沢山生えている近くには必ずアリ塚があちこちにあります。
ベリーを摘んでいる間に蟻が足元から登ってくるのを防ぐ為にズボンは靴下の中に入れましょう!



ちょっとダサい格好ですが、蟻がズボンの中に入ってきて噛まれると痛いんですよ!


フィンランドの夏の日差しはとても強いので、帽子も必須。
フィンランドの特にヘルシンキは海が近いので風邪が強い事も多い為、フィンランド人は風で吹き飛びにくいキャップをかぶっている人が多い印象です。


ベリーを摘んだ時に入れる袋やかご


夏の森はベリーの宝庫!
フィンランドの森でメインなのはブルーベリーの一種の「ビルベリー」です。
このビルベリーの実はブルーベリーに比べ小ぶりで、酸味が強いのが特徴です。
最大の特徴としては中まで濃い紫色になっていて、眼精疲労や視力改善に嬉しい効能成分が含まれている点です。
また葉っぱにもポリフェノールやカテキンが多く含まれているなど、私たちの健康に効果が期待できる優れた果実です。



そんなビルベリーが森で取り放題なんです♡
他にも、ラズベリーや、リンゴンベリー、クラウドベリーなどが採れますよ。


ここでちょっとマメ知識!
フィンランド人は夏の間に沢山ベリーを摘んでパイやジャムを作ります。
また、冬にも食べられるように冷凍して保存するのが一般的!
家庭には専用の大きな冷凍庫があるお家も多いんです。


飲み物は事前に準備してから


飲み物はお出かけの時に必須ですよね。
フィンランドでは日本の様にあちこちにコンビニやお店が無いので、森に行くときには事前に準備してから出かけましょう!



スーパーでペットボトルの水を買うと安いです。
ソーセージ焼きを楽しもう


フィンランドの森にはあちこちに「Nuotio paikka」(ヌオティオパイッカ)という焚火が出来る場所が設置されています。
そこでは誰でも自由に火を起こしてソーセージを焼いたり、バーベキューが出来るようになっています。
火おこしに必要な薪は、ほとんどの場所で準備されていて自由に利用できます。



フィンランドでは森でソーセージを焼くのが人気!
これがとっても楽しいので、森へ行くときには是非ソーセージを持参しましょう!
また、ソーセージにはマスタードを付けて食べるのが一般的です。
これこれ!このマスタードが美味しいんです♪
フィンランドの森でのソーセージ焼きはこちらの記事で詳しく書いています♪


ティッシュとウェットティッシュ
ティッシュは様々な場面で役に立ちますが、フィンランドの森にはトイレが無い所が多いです。
有名なヌークシオの森などは入口にトイレがありますが、森散策でトイレに行きたくなった時にティッシュを持っておくと安心です。
私も移住してすぐの頃は抵抗がありましたが、トイレが無いのは仕方ない!
郷に入っては郷に従えで、今では外でするのも慣れました。



使用したティッシュはゴミ袋に入れて持ち帰りましょうね!
また、ティッシュは焼いた後の熱いソーセージを掴むときに使います!
ウェットティッシュも手を拭いたりするのに便利です!
フィンランドのスーパーマーケットでもウェットティッシュは購入することが出来ますが、除菌タイプの種類の多さはやはり日本の勝ち。


\ 様々な場面で役立つウェットティッシュ/
マッチまたはライター
マッチまたはライターは、先ほどの焚火やソーセージ焼きをする場合に必須です。
薪は準備されていますが、マッチなどの火おこしに必要な物は持参しないといけません。
ソーセージ焼きをするなら必ず持っていきましょう。
スーパーで簡単に手に入ります!
ゴミ袋


ゴミは必ず袋に入れて持ち帰るか、ゴミ箱があればゴミ箱に捨てましょう。
ルールを守って森を汚さないようにしたいですね!
まとめ
森散策で必須のアイテムはこちら↓
- 虫よけスプレー
- 長袖、長ズボン、帽子
- ベリーを摘んだ時に入れる袋やかご
- 飲み物
- ティッシュとウェットティッシュ
- ソーセージ
- マッチまたはライター
- ゴミ袋
今回ご紹介した必須アイテムを持って是非、楽しい森散策へ出かけてみてくださいね。




フィンランド旅行の参考に!
- arucoフィンランド
: 旅行に必須のガイドブック。小さめサイズで持ち運びやすく、カラフルで楽しい! エポスカード : 年会費無料で海外旅行保険も自動付帯。旅行好きなら必ず持っていたいクレジットカード。 サプライス: HISが運営する格安航空券比較サイト。最低価格保証で他より高ければ返金もしてくれて安心! ホテルズドットコム: ホテル検索サイト。10泊とまると1泊サービスやキャンセル料無料。- Scoop
: 北欧インテリア好きの間では超有名なショップ。アラビア、イッタラ、アルテックなど素敵な商品が沢山♡
コメント