
こんにちは!
フィンランド在住10年のもっちーです。
フィンランドの冬は寒くてほんとーに暗い!!
寒さと暗さだとどちらがキツイと思いますか?
私がフィンランドに移住したばかりの頃にフィンランド人に聞いたことがあります。



フィンランドの冬は寒くて大変ですね。
そうしたら、フィンランド人女性はこう答えたんです。



寒いのは全然いいんだけど、とにかく暗いのが大変なの!
その時は移住して初めての年だったので、全然理解できず「暗いのがなんでそんなにつらいんだろう?」と思っていました。
でも、今はよーく彼女の行っていたことが分かります。
寒さは着こんで対応が出来るんですが、暗いのは滅入る!!
この記事はこんな方におすすめです。
- フィンランドの冬の暗さってそんなにキツイの?
- フィンランドに移住予定だけど冬大丈夫かな?
- 冬の過ごし方が知りたい
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冬のフィンランドは季節性うつ病(冬季うつ)になる人が多い
フィンランドでは10月くらいから段々と暗さが気になり始め、11月が一番みんなキツイと言います。
なぜ11月が一番キツイかと言うと、
- 天気が悪くて常に暗い
- 雪がまだ積もっていない事が多いので道路が黒い
- 日照時間が短い
フィンランドの11月はとにかく天気が悪い。
11月は常に雨がしとしと降っているか、曇りか、雪がちらつくかといった天気がずーっと続きます。
最近は暖冬という事もあり、雪がなかなか積もらないんです。
そうなると、道路や地面は真っ黒で空も暗くてとにかく暗い。
なので、フィンランド人は雪が積もって地面が白く明るくなるのを待ち望んでいます。
日照時間についても11月は8時間ほどとかなり短くなっています。


出典:sunrise.maplogs.com



体感的には8時間も日照時間はないです。
なんせ天気が悪いせいで太陽なんて出ていないようなもの。
フィンランドの長い冬を乗り切る方法
ここからは私が実際に冬の間にしている、冬の乗り切り方を紹介します!
周りのフィンランド人達に教わった冬の過ごし方を取り入れながら、自分のベストな方法を見つけました。
- ビタミンDを摂る
- 太陽光ライトを使う
- キャンドルライトを楽しむ
- サウナやお風呂に入る
- よく寝る
- ウィンタースポーツに挑戦する
- 凝った料理を作ってみる
- 朝または夜にヨガをする
- 晴れた日は外に出て少しでも太陽を浴びる
- ホテル泊で気分を変える
- 部屋の模様替えやインテリアにこだわる
- ゲームをしたり、映画を見たり、本を読む…など
ここからは、上記リストからいくつか厳選して詳しく紹介していきます。
1.サウナやお風呂に入る


寒い暗い冬に温かいサウナやお風呂に入るととてもリラックスするのでおススメです。
フィンランドの多くの家庭には日本のお風呂のようにサウナが付いています。
サウナで温まったあと、マイナス気温の庭やベランダで涼むのは最高に気持ちがいい。
もちろん、近くのサウナ施設に行ってもいいです。
サウナ施設に行くメリットは、やはりサウナの後湖や海に飛び込めることでしょう。
また、サウナ中は普段シャイなフィンランド人も何故かよく話しかけてくるので、普段人と話す機会が無い人も楽しい時間が過ごせるかもしれません。
あともう一つ、日本人ならお風呂も捨てがたいですよね。
我が家にはポータブルバスタブがあり、気分によって「今日はサウナにするか、それともお風呂に浸かるか」選択できるのも気分を上げるポイントになっています。
フィンランドのサウナの入り方や、おすすめ施設を紹介しています↓
ポータブルバスタブはこちら↓
2.普段作らない凝った料理を作ってみる


フィンランドの長い冬は、必然的にお家で過ごす時間が長くなります。
そんな時に、「ちょっと凝った料理やパン作りをする」というフィンランド人は多いです。
私も冬になると、世界各国のレシピを検索して時間を掛けて料理をするのが好きです。
その料理を友人家族を招いて振る舞うのもいいですよね。
また、子供と一緒に料理をすることも多くなるのが冬です。
お遊びの一環として、一緒にクッキーやケーキをわいわいと作るのが親子で楽しい時間です。
フィンランドのレシピはこちらから↓
3.フィンランドならではのウィンタースポーツに挑戦してみる


フィンランドの冬は地域差はありますが、ヘルシンキでもマイナス気温が続き、サッカーコートはスケートリンクになったり、森の歩道はノルディックスキーの道になったりと、冬のアクテビティを楽しむことができます。
寒いからと言って家に引きこもってばかりいると、運動不足になるのでたまには外で冬のスポーツを楽しみましょう!
- スケート
- 森でノルディックスキー
- スキー場でスキーやスノボ
- 丘でそり滑り
- 雪で遊ぶ
- 湖でアイススイミング
- ラップランドでスノーモービル…など
時間とお金に余裕があれば、冬のラップランドに行くのもおススメです。
飛行機で1時間半で行けるロヴァニエミは景色の良いスキー場もあり、私も実際に行った事がありますが、雪質もよくて最高でした。



オーロラが見れるチャンスも♡
ロヴァニエミ旅行の体験談はこちら↓
4.ホテル泊で気分を変える


長い冬を頑張っているご褒美として、あまりにも気分が滅入った時に私はちょっといいホテルに宿泊しちゃいます。
冬のフィンランドはどこに行っても寒いので、観光するというよりはホテルを楽しむつもりで行きます。
近場のヘルシンキで行きたいホテルの候補を普段からリストにしておき、そこから毎年選んでいます。
日本ではとても高くて手が出せないスイートルームやジュニアスイートと呼ばれる客室も、フィンランドだとちょっと頑張れば泊まれちゃう価格なんです。
このような高価格帯のお部屋にはジャグジーやサウナがついていたり、お部屋も広くゆったりと過ごすことができます。
お腹がすいたらお気に入りのレストランを見つけて行ってみたり、ちょっと観光客気分でお買い物に行くのも楽しい。
そして疲れたり寒さにやられたら、すぐにホテルに戻ってゴロゴロ。。。
ヘルシンキのおすすめホテルをまとめています↓
5.映画やゲーム、本を読む


日本にいた頃は、毎日が忙しくて全然時間がなかったので、ゆっくりと映画を見たりゲームしたり、本を読むなんてことは贅沢でした。
フィンランドでは冬は家族全員家にいる事が多く、この贅沢な過ごし方が出来ちゃうのが嬉しい!
今までほとんどゲームなんてしたことが無かったのですが、今では色々なゲームに手を出し、子供のように楽しんでいます。我が家ではゲーム機は家族で取り合いになるほど。
本もAmazon kindle books
- 寝る前に本を聞く
- 料理中やお風呂の時間に本を聞く
ラジオを聞くように本を聞くことが出来てしまう。
読みたい本は沢山あるけど、読むのが面倒な人などにもいいんじゃないかな?
映画はVPNを使えば日本の作品がいくらでも見れる時代。
一生かけても全て見る事は出来ないであろう数の作品があるので、冬でも全然楽しく過ごせますね。
私が利用しているサービスを載せておきます↓
- NordVPN
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6.部屋の模様替えやインテリアにこだわる


フィンランドの冬には模様替えやインテリアへのこだわりを通じて、その季節を楽しく、快適に過ごすのもおすすめです。
暖かみのある色や素材を取り入れたり、室内に間接照明を設置することで、室内の雰囲気を明るく部屋全体が温かく感じられます。
さらに季節感のあるデコレーションを取り入れる事で、飽きずに楽しむことができます。
フィンランドにはいくつかの有名なテキスタイルのブランドがあります。
例えばマリメッコは皆さんご存じですよね。
カラフルなデザインはお部屋をパッと明るくしてくれます。
テーブルウェアからベッドリネン、生活雑貨など自分好みのアイテムを置くことでワクワクとした気持ちでいられます。
7.ビタミンDのサプリを摂る


フィンランドの北部では冬は全く日が昇らない極夜が続き、ヘルシンキでも太陽が出ない日が長く、太陽光を浴びないとビタミンDが不足してしまいます。
そして、ビタミンDが不足することで鬱(うつ)になりやすくなります。
通常ビタミンDは太陽光を浴びることで体内で生成されます。
食品からでも摂れますが、足りないので太陽光を浴びる必要があります。
フィンランドでは赤ちゃんの時から保健師さんに「毎日ビタミンDをあげてね」と言われるほどビタミンDを摂る事は重要なことだと認識されています。(フィンランドでは液体の赤ちゃん用ビタミンDが売られています。)
フィンランドの薬局やスーパーには数多くのビタミンDサプリが並んでいて、フレーバーや形もさまざまあります。
8.太陽光ライトを浴びる


フィンランドでは冬になると店頭にずらりと並ぶ、この疑似太陽光ライト。
どの家庭にも1台はあるこのライトを浴びてライトセラピーを行う事が一般的に知られています。
暗くなる秋~冬の間によく使われています。



私も10月から3月ごろまで毎日使っています。
ライトセラピー(光療法)って何?
真冬のどんよりとした暗さで気分が落ち込む、冬季に限定して起こる
- 疲れやすい
- やる気になれない
こういった症状を「季節性うつ、」「冬季うつ」とか「ウィンターブルー」と言います。
その原因となるのは、「メラトニン」というホルモンで、別名「睡眠ホルモン」と呼ばれています。
その「メラトニン」を朝、太陽光を浴びる事で抑制するのが効果的ですが、フィンランドのように太陽を浴びる事が出来ない場合、人工的なライトで代用しても効果があります。
また、産後うつにも効果的で、University of British Columbia研究者グループが行った研究では、患者18人にライトセラピーを8週間行った結果、症状が平均40%改善したという。
一般の家庭や職場で使用される照明は500ルクスを超えることはめったにないので、ライトセラピーを行う場合は専用のライトが必要です。
- 冬季うつ(季節性うつ)の症状改善
- 産後うつの症状改善
- 集中力が上がる
- 通常の抗うつ薬と比べ、副作用がなく効果が速い
- 体内時計を整える
太陽光ライトを使った効果
私はライトセラピーでかなり救われています。
このライトが無かった時と比べると格段に朝が楽になりました。
冬になると本当にベッドから出れないんです!
目覚めてすぐに「あー、何にもやる気になれない」と思っていたのが、さっと起きれるようになったのが一番の嬉しかったこと。
フィンランドの部屋の照明ってオレンジ色が多く、ちょっと暗めで全然光が足りない!!
勉強する時やパソコン作業する時にもそばにライトを置いているんですが、明るいとなぜかやる気が出るんですよね。
とにかく冬の時期にはかかせないライトです!
【まとめ】フィンランドの長い冬を楽しく過ごそう
冬のどんよりとした気分が上がらない感じってほんとにつらいですよね。
私も真っ暗な冬のフィンランドで、「冬季うつじゃないかな?」と思うような年が何年もありました。
そんな気分は、今回紹介したことを取り入れる事で私はかなり楽になったので、もし同じような悩みをお持ちの方は試してみる価値ありです!