こんにちは!
フィンランド在住10年、未だに毎年日本に帰りたくなるもっちーです。
海外在住者のあなた!
『日本に帰りたくて帰りたくて仕方がない』っていう経験ありますよね!?
ついこの前まで異国の地で馴染もうと毎日頑張って過ごしてきて、『結構楽しいかも』なんて思っちゃってたりしたのもつかの間、ふとした瞬間に襲ってくるホームシックの波。
海外でもどこに住んでいるかで帰国のハードルが変わってきますが、私はフィンランドに住んでいて片道飛行機で10時間かかります。
帰国となると最低1週間は欲しいし、準備もあるしでなかなかパッと帰る事が出来ません。
そんな時、どうしますか?
今回は、海外在住10年の私がホームシックで日本に帰りたい病を発症する理由をご紹介します。
この記事こんな方におススメ。
- 海外に住んでいて既にホームシックになっていて共感したい
- どんな時にホームシックになるの?
- これから海外生活をしようと思っている人
- フィンランドでホームシックになる理由が知りたい
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もくじ
海外在住者がホームシックで日本に帰りたくなる理由6選
海外在住10年になる私ですが、まだまだホームシックの波はやってきます。
一番つらかったのは移住して3~5年の時だったと記憶しています。
毎日ストレスMaxで、この気持ちをどうしたらいいのか分からず、よく泣いたりしていました。
その頃と比べれば今は対処法も分かっているのでだいぶマシにはなりましたが、まだまだ時々日本に帰りたくなって気分がズーンと落ちる事があります。
ホームシックになると覚悟して移住してきたのですが、住んでみて実際にホームシックになると結構キツいんですよね。
私が日本に帰りたくなる理由を見ていきましょう。
1.言いたいことが伝わらなくて言葉の壁を感じる
移住した最初の数年は、言葉の壁を感じた時がつらかったです。
フィンランドは英語も結構通じるんですが、やっぱり生活しているとフィンランド語がメインになります。
フィンランド語が必要な場面
- 夫の家族との会話
- フィンランド語学校でクラスメイトと話す
- お役所や病院での会話
- 近所のおばちゃんと話すときなど
ホームシックに陥るのはこういった場面で自分の言いたいことがうまく伝わらなかった時。
夫の家族やクラスメイトはまだ良いとして、例えば病院やお役所などでフィンランド語しか通じない状況でうまく伝えられず、結果相手もイライラしてきて。。。。と言う状況になったりすることがあるんです。(もちろん、優しくて何とか理解しようとしてくれる人もいますよ)
もうそうなったら、『フィンランド語話せなくてごめんなさい』と言う気持ちと『これが日本だったらこんな思いしなくても済むのに』と言う思いから日本に帰りたくなります。
2.物価が高くて気軽に外食できない
フィンランドで安くて美味しい物は食べられません。
高いお金を払えば美味しい物を食べられますが、日本みたいに「1000円出せば十分美味しい物が食べられる」なんてフィンランドではありえません。
先日行った韓国料理のレストランでは『石焼きビビンバ』を頼んだんですが、石が全く熱くなっておらず石の底には野菜の水分でびちゃびちゃになったご飯が浸っていたり、寿司ビュッフェではコバエが飛んでいたり意味不明なイチゴが乗った寿司が並んでいます。
こんなレストランでも普通に15ユーロ(2000円程)はするので、日本の外食が恋しくなります。
移住した最初の頃は色々なレストランに行っていたんですが、がっかりすることが多くて最近はもうどうしても料理したくない日に期待せずに行くことにしています。
そんな気軽に行ける価格帯のレストランの中でもネパール、インド系のレストランは結構おいしくて気に入っています。
美味しい物が食べたかったら特別な日にちゃんと高い所に行きます!
フィンランドの物価が知りたい方はこの記事↓
3.新鮮な食材が手に入りずらい
フィンランドは新鮮な野菜がなかなか売っていません。
スーパーでは痛んだ野菜や、腐ったものまで売っている事も当たり前。
外食が高いからせめて家では美味しいごはんが食べたいと思います。
しかしそれも新鮮な野菜や食材が無ければ叶いません。
ヘルシンキの中心地にでも住んでいたらマーケットがあるので多少違うのかもしれませんが、私の住んでいる町では野菜は傷んでいるし、日本みたいな薄切りの肉も、魚だってサーモンとあと数種類しかなく、しかも高い。
ここ最近一番がっかりだったのは、高いイチゴをクリスマスに買ってケーキを作ろうと思ったらカビが生えていた事!!
新鮮な食材を使って日常的に料理を楽しみたい!!
特に冬はそう思います。
フィンランドのスーパーマーケットについて詳しく知りたい方はこの記事↓
4.日本の友達や家族に会えない
今はネットで気軽にビデオ通話が出来ますが、時差があるし友人達は子育て中の人が多いので電話出来る時間が限られている。
メッセージでのやりとりは頻繁に取っている方だと思いますが、それでも寂しさは募ります。
そんな私がなかなか友人たちと会えない中、夫が気軽に自分の友人と頻繁に出かけるのを見るとモヤモヤとします。
両親とはビデオ通話でたまに話しますが、やっぱり実際に会わせてあげたいと思います。
年に一度日本に帰るとしても、『あと何回親に会えるかな』と考えると自分で選んだ道ですが寂しくなりますね。
5.日本食が簡単に手に入らない
ありがたい事にフィンランド・ヘルシンキには1店日本食を売っているお店があります。
他にも、中華系のお店で少ないですが日本食を売っているお店が数店あります。
しかし、やっぱり種類が少ない!
以前オーストラリアに住んでいたのですが、人口もフィンランドより多いと言う事もありますが、日本食の手に入りやすさが全然違います。
他にもフランスやスペイン、カナダなど旅行に行った時に日本食のお店を見かけて入ってみたことがあるんですが、大都市だからか品揃え豊富でほんとに羨ましい!
フィンランドは少ないし高い!
日本から輸入しようと思っても送料や税金を考えるとなかなか気軽に購入できません。
日本のお酒関係もフィンランドではとっても高いし、種類も少ないです。
梅酒が大好きですが、高いので今度自分で作ってみようかなと考えています。
私がいつも日本一時帰国で買う物を一挙公開!
海外転送サービスを使ってみたらめちゃくちゃ便利だった↓
6.夫にもっとサポートしてほしい
奥さんのことを旦那さんがいかにサポートしているか、という点は意外と大きいと感じます。
自立した方で、新しい環境を楽しめる人や多少のマイナス環境があってもプラスに転化できる人であれば問題ありません。
しかしそうでない場合、旦那さんのサポート無しに楽しい海外生活を送ることは難しいでしょう。
私自身一人で海外でフラフラと旅行していたこともあり、自分ではどんな環境でもやっていけると思っていたのですが、フィンランドでは何故かマイナスに考えてしまう事もしばしば。(冬の暗さとフィンランド人の性格からでしょうか)
そんな時夫が理解して歩み寄ってくれればいいんですが、なかなかそこまで気が利く男の人って多くないんじゃないでしょうか。
外で人種差別を感じる事や嫌な事があった時など、しっかりサポートしてくれないと孤独を感じ、日本に帰りたくなります。
※海外在住者のホームシック対処法を紹介しています↓
ホームシックになりやすい人の特徴5選
- 仲の良い家庭で育った人
- メンタルが弱い
- 何でも家族に頼っていた人
- 自分の行動パターンが決まっている人
- 目標が無い人
1.仲の良い家庭で育った人
両親と仲が良い人は、実家を離れて暮らしを始めると、ホームシックになることが多いです。
しかし、ホームシックになることはそれだけ自分の家庭環境が良かった証拠でもあるので、自分を育ててもらった両親に感謝しましょう。
家族と仲がいい人は、困ったことがあったときは頼ることができますし、両親も子供からの連絡があると嬉しいものなので、何かあった時は遠慮せずに連絡を取るようにしましょう。
2.メンタルが弱い
メンタルが不安定な人は、少しのことでも心が左右されやすい傾向があります。
また落ち込みやすかったり、不安が強くなりすぎてしまいます。
よって今までは家族や友人に相談できたことも、一人で悩んで抱えこむようになってしまうのです。
そばに頼れる人がいないという不安も重なり、ホームシックに陥りやすくなってしまいます。
メンタルが強い人でも、急激な環境の変化に対応ができずにメンタルが弱くなってホームシックになることがあります。
ホームシックになることで無気力状態になってメンタルが弱くなるパターンです。
特に寂しがり屋さんにこの傾向が強く現れます。
3.何でも家族に頼っていた人
今まで家族を頼って生活してきた自立が出来ていない人は、ホームシックに陥りやすい傾向があります。
結婚したり一人暮らしをすると、全て自分でしなければいけなくなります。
しかし自立できていない人は、何をしたらいいのかさえわからなくなってしまいます。
そんなときに今まで何でもしてくれた家族がいない寂しさもつのり、ホームシックに陥りやすくなってしまうのです。
4.自分の行動パターンが決まっている人
自分の行動パターンがきちんと決まっている人は、行動パターンを変えるのが苦手な人ともいえます。
そのようなタイプの人は、周りの人に合わせたり普段と違うことをすると不安になります。
新しい環境には、普段と違うことは多いもの。
いつもと違うことだらけの生活が不安やストレスの原因になり、ホームシックに陥りやすくなってしまうのです。
海外移住は全てがガラッと変わるのでかなりストレスが大きい。
5.目標が無い人
目標がはっきりしていない人は、新しい環境になれるまで時間がかかる傾向があります。
目標がないので、生活のリズムが作りにくいのが原因でしょう。
生活のリズムが作れないと、心身の健康にも影響が出てきます。
心身が不安定な状態は、ホームシックに陥りやすくなってしまいます。
確かに、学校などで忙しくしている時はホームシックにならなかったような。
参考:https://pouchs.jp/、https://mindhack-media.jp/
【まとめ】海外生活で一度はみんな日本に帰りたくなる
在住10年でもまだたまに無性に日本に帰りたくなって落ち込むことがあります。
移住して最初の数年は人にもよりますが高い頻度でホームシックになる人も多いです。
私の周りではホームシックになったことが無いという人は皆無です。
中には我慢しすぎて鬱になってしまったり体調を崩す方もいるみたいなので、大切なのは自分が楽しい・快適と思える生活スタイルを築き、思っている事を信頼できる人に打ち明ける事。
そうすれば段々と海外生活に慣れて楽になってくると私は考えています。
※ホームシックになった時の私なりの対処法を紹介しています↓
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