ヘルシンキは物価が高いって聞くけど、観光で一日まわるにはいくら必要かな?
フィンランドを含め、北欧は物価が高いと言われています。
なかなか日本にいると、現地の物価って想像がつかないですよね。
今回はそんな疑問を解決するべく、
貧乏旅行ではなく、せっかく来たんだから色々見て回って美味しい物を食べたい!
という日本人が夏にヘルシンキで1日観光するという設定で、フィンランド在住10年の私が観光でいくら必要になるのかシュミレーションしてみたいと思います!
(航空券とホテル代は除きます)
この記事を読んで分かる事
- ヘルシンキ1日観光で必要な金額
- ヘルシンキの物価
- ヘルシンキのモデル観光ルート
この記事を読んで、しっかり計画を立ててフィンランド旅行しましょう!
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もくじ
ヘルシンキ1日観光、モデル旅のスケジュール
STEP
ヘルシンキ大聖堂や、ウスペンスキー寺院を見学
ヘルシンキのシンボル・白亜の大聖堂や赤レンガ造りのゴージャスなウスペンスキー寺院は必見。
STEP
エスプラナーディ通りで北欧ブランドショッピング
STEP
ヘルシンキの新しい図書館「Oodi」に行ってみる
STEP
Fazerカフェで休憩
種類豊富なケーキやパンにうっとり♡もちろんチョコレートも。
結構詰め詰めなスケジュールにしてしまいましたが、色々なヘルシンキの価格を知ってもらうためにこのようにしました。
日数別のヘルシンキおすすめ観光モデルコースはこちらの記事を参考にしてくださいね↓
ヘルシンキ一日観光したらいくら必要?
ヘルシンキ市内の交通費
まずは交通費です。
ヘルシンキではバス、トラム、地下鉄、電車の乗り放題チケットがあります。
このチケットで世界遺産の島「スオメンリンナ」へ行く船にも乗れます。
今回のスケジュールはヘルシンキの中心地の移動のみなのでZone ABの一日券9ユーロ。
チケットの購入方法はこちらをチェック!
ヘルシンキのマーケット広場&オールドマーケットホール
市場には肉や魚、野菜といった生鮮食品からチョコレートや伝統工芸品などのお土産、カフェまで揃っています。
夏には沢山のフィンランド産ベリーが並び、これがかなり美味しい。
他にも、屋内マーケットホールには地元フィンランド人にも大人気なスープ屋さん「スオッパケイッティオ」など美味しいお店が沢山!
市場で今回はムイックとフィンランド産のイチゴを試食の為に購入♪
これらを片手に次の目的地へ向かいます!
お店によりますが、約15ユーロ。
フィンランドの森はベリーの宝庫!
フィンランドで採れるベリーについて詳しく知りたい方はコチラも読んでね↓
世界遺産の島スオメンリンナ
スオメンリンナ島は、ユネスコ世界遺産に登録されており、毎年約100万人が訪れるフィンランドでも最も人気の高い観光地の一つ。
スオメンリンナの建設はフィンランドがスウェーデンの一部だった18世紀半ばに始まり、現在スオメンリンナ島には
- 要塞
- ミュージアム
- レストランやカフェ
- ショップ
- イベント
などがあり、あらゆる年齢層に人気で、特にフィンランドの地元の人達はピクニックに最適の場所として親しまれています。
スオメンリンナ島について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでね↓
白亜の美しいヘルシンキ大聖堂
海外旅行に行ったら必ず訪れたいスポットと言えば、「教会」と言う方も多いのではないでしょうか。
フィンランドの教会はどちらかと言うと他の海外のような派手さは無く、シンプルな印象の教会が多いです。
しかし、そんなシンプルな教会にはふんだんに北欧デザインが散りばめられていて、教会そのものがアートといっても良いほど。
ヘルシンキのシンボル的存在のヘルシンキ大聖堂は必ずチェックしたい教会です。
12月には、このヘルシンキ大聖堂前でクリスマスマーケットが開催され、とても賑わいます。
入場料8ユーロ
ヘルシンキで訪れておきたい教会5つを下の記事で紹介しています↓
Kolme kuruunuaでランチ!フィンランド料理を堪能する
Kolme kuruunua/コルメクルーヌアは、ヘルシンキでお手軽価格でフィンランド料理が食べられると人気のレストランです。
お手頃と言っても、提供される料理はどれも美味しく、満足する事間違いなし!
ニシンのフライ、ミートボール、トナカイ肉のソテー、サーモンスープなどフィンランドの伝統料理を食べたかったら絶対にココに行くことをおススメします。
今回はサーモン料理を注文して、26.50ユーロ。
フィンランドではチップの習慣がないので基本的には不要ですが、良いサービスを受けた時はチップを渡してもOK。水は無料で提供してくれます。
フィンランドでの食事マナーも知っておくと良いかも↓
エスプラナーディ通りで北欧ブランドショッピング
ヘルシンキ最大のショッピングストリート、エスプラナーディ通り周辺には、フィンランドを代表するブランドショップがいっぱい!
マリメッコ、イッタラ、アラビアはもちろんのこと、木製の丸いフォルムが可愛いアクセサリーと雑貨のアーリッカなど、北欧ブランドの買い物には打って付けの場所。
老舗デパートのStockmann/ストックマンもあるので、エスプラナーディ通りで効率よくお買い物しよう!
フィンランド発祥のブランドについて知りたい方はこちらの記事もチェックしてね↓
フィンランドの絶品チョコレートで有名なFazerカフェ本店で休憩
エスプラナーディ通りでのお買い物で疲れたら、Fazer/ファッツェルの直営カフェで休憩しよう!
Fazerと言えば、フィンランドで超有名なチョコレートメーカーです。
エスプラナーディ通りからすぐのKuluuvikatu/クルービカトゥにある店舗は広く、とても豪華で見るだけでも楽しい。
この直営カフェではケーキや、パン、チョコレート、お土産なども購入することが出来ます。
お昼ごろに行くとスープランチも食べられる。
カフェのメニューも豊富で、スープランチやケーキ、サンドイッチ、菓子パン、アイスクリームなど目移りしちゃいます。
今回はカフェラテ5ユーロと、ケーキ7.70ユーロを注文。
Fazer直営店に行ってきた時の記事も良かったら読んでね↓
店内の様子が良く分かるよ!
その他ヘルシンキのおすすめカフェは、こちらの記事を参考にしてください↓
スモークサウナに入れるLöylyで本場サウナを体験!
https://www.loylyhelsinki.fi/
フィンランドはサウナ発祥の国です。
ホテルにもサウナが付いているところが多いですが、せっかくフィンランドに来たらサウナ施設に行ってほしい。
Löyly/ロウリュではサウナで温まった後、海にダイブすることが出来ます。
サウナで火照った体を自然の海にダイブすることで冷ます。
これがフィンランドの醍醐味。
Löylyではスモークサウナと、薪サウナの二種類のサウナが利用でき、ヘルシンキでは唯一スモークサウナが体験できる貴重な場所。
サウナ利用は月~木の2時間で”24ユーロ“(金額にはタオル、シャンプー、ボディソープが含まれます)。
ちなみに金~日曜日の週末は25ユーロになります。
行く前に予約することをお勧めします。また、水着とビーチサンダルを持参。
公共サウナの入り方はこちらの記事をチェック!
スカイレストランSavoyでちょっと優雅にディナー
夜はオシャレでちょっといいものを食べたい!!
そんな時に『Savoy』はお勧めです。
高級ブランド店が立ち並ぶ、エスプラナーディ公園沿いに位置する建物の8階にあるスカイレストラン。
エスプラナーディや大聖堂など、ヘルシンキの街を見下ろしながら食事できます。
また、80年の歴史ある店内は、アアルトがデザインを手がけており上品でとても雰囲気のある空間になっています。
コースメニュー136ユーロを注文。
その他ヘルシンキのおすすめレストランは、こちらの記事を参考にしてください↓
ヘルシンキのBarで一日の締めくくりに一杯
今回は私がよく行くBelgeのバーをご紹介。
ここは壁一面に本棚が飾ってあったり、とてもシックな雰囲気のバー&レストラン。
スパークリングワイン11.70ユーロを注文。
ヘルシンキのバーでお酒を飲むと本当に高いです。
中には雰囲気があんまりよくない所だともう少し安い所もあります。
ヘルシンキで一日の観光に必要な金額はコレ!
今回のスケジュールでかかった金額はこちら↓
242.90ユーロ(日本円で38,864円 為替レート160円で計算)
皆さん、高いですか?それとも思ったより高くない?
金銭感覚は人それぞれですが、私はこの記事のために色々と調べていて、一人で「高すぎ!」と叫んでしまいました。
普段は気にせず支払っていましたが、普通に考えてカフェでケーキとコーヒー注文して2,000円弱って高いですよね。。。
ヘルシンキは本当に物価が高いです。
ランチはお得に食べられるところもありますが、安くて12ユーロ(1,920円)からと言ったところでしょう。
日本みたいに、安くて美味しい牛丼屋みたいなお店が無いので、食事を安く済ませたければハンバーガーチェーンに行くか、スーパーの総菜コーナーで買って食べるのもアリ!
あとは、ケバブやピザは比較的安いです♪
カフェや、お手頃なレストランでのランチだと15ユーロ(2,400円)から。
その上は上限無くあります。
カフェで休憩にコーヒーとケーキ一切れで10ユーロ(1,600円)は普通ですし、ディナーになると一気に高くなりますね。
たまにディナーで私たちはレストランに行くと、前菜一品、メイン二品、飲み物で二人で100ユーロ超えは当たり前です。
日本から一人2,3千円の予算でディナーに行く感覚で来ると驚いてしまいそう。
ディナーは少なくとも5千円からを見ておいた方がいいです。
ヘルシンキの物価はヨーロッパで10番目に高い
Mercerの2023年版世界生計費調査(Cost of Living Survey)リポートによると、ヘルシンキの物価はヨーロッパで10番目に高かったそうです。(都市別ランキング)
世界トップ10にヨーロッパの5都市がランクインしており、スイスから4都市(チューリッヒ(3位)、ジュネーブ(4位)、バーゼル(5位)、ベルン(7位))とコペンハーゲンでした。
世界ランキングその他のヨーロッパの国は、ロンドン(17位)、ウィーン(25位)、アムステルダム(28位)、プラハ(33位)、ヘルシンキ(34位)と続きます。
以上の結果よりフィンランドのヘルシンキは、ヨーロッパ内で10番目に物価の高い国となりました。
フィンランドでは、最も高価な製品はアルコール飲料とタバコです。
また、レストランやホテルなどの宿泊サービスも比較的高価です。
フィンランドの付加価値税(VAT)が25.5%に!世界で2番目に高い
2024年9月1日から付加価値税を24%から25.5%へ引き上げるというニュースが報道されました。
これは、なんと世界で2番目に高いんだとか。
一番高い国はハンガリーで27%、その次がフィンランドの25.5%、その次にクロアチア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー などの国が25%で続きます。
フィンランドでは全ての商品に25.5%の付加価値税が課されるわけではなく、例えば以下の場合は軽減税率となります。
- 食料品やレストランでの食事: 14%
- 医薬品、宿泊施設、書籍、文化イベント: 10%
大きく変わった商品と言えば、チョコレートやキャンディーなどの甘いお菓子です。
これまで14%だった付加価値税が25.5%になるので、甘いもの好きな人には大打撃!
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海外に行くときに必須の海外旅行保険は、通常1人5000円~1万ほどかかります。
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【まとめ】ヘルシンキで少しでも安く旅行するには?
今回は「貧乏旅行ではなく、せっかく来たんだから普通に美味しい物を食べたい!」
という日本人が夏にヘルシンキを1日観光するという設定で、いくら必要になるかシュミレーションしてみました。
何日か滞在する場合は、スーパーでお惣菜やパンなどを買って地元の人気分を味わう日を作ってもいいかもしれませんね。
近年では、お寿司や中華料理も売っていたりします。(日本の寿司レベルと比べてはいけません)
フィンランドのスーパーは結構充実していて見て回るのも楽しいですよ!
ちなみに、タンペレやトゥルクなど、ヘルシンキから出ると価格は数ユーロ下がります!
フィンランド旅行6日間に必要な費用について詳しくは以下の記事で解説しています↓
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