こんにちは!
フィンランド在住10年のもっちーです。
フィンランドには美しい森や湖、歴史的な建築、サンタクロースの故郷ラップランドなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります!
しかし、海外旅行には費用がかかるもの。
特に、日本から遠く離れたフィンランドへの旅行は費用面での心配も大きいですよね。
そこで、この記事ではフィンランドへ旅行を計画している方のために、必要な費用と予算を徹底的に解説していきます!
航空券、宿泊、食事、交通、観光とアクティビティ、そしてその他の必要経費に至るまで、フィンランド在住&元現地ツアーガイドのとしての知識をフル活用し、あなたのフィンランド旅行の計画のお手伝いが出来れば幸いです。
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もくじ
フィンランド旅行に必要な日数は6日間がベスト
フィンランドには沢山の見どころがあります。
各観光スポットへの距離感がつかめないと、旅行に必要な日数が見えてこないですよね。
まずは、なぜ6日間がベストなのかお答えします!
6日間の内分けは飛行機内で2泊、フィンランド現地で3泊になります。
東京からフィンランドへは、JAL、フィンエアーの直行便で夜発の早朝ヘルシンキ着便があります。
初日は丸っと一日観光できますし、帰りの便も夕方ヘルシンキ発の便があるので、時間いっぱいにフィンランドに滞在することができます。
ヘルシンキ観光に必要な日数
まず、フィンランドの首都ヘルシンキには必ず訪れたい主要観光スポットや北欧ブランドのショップが立ち並び、ヘルシンキだけで最低1日は必要です。
とは言えヘルシンキは小さい街なので、主要観光地は1日あれば見て回れます。
ただ、お買い物目的の方は1日では時間が足りなくなってしまうかもしれません。
フィンランドのおすすめ観光地まとめ↓
ヘルシンキの日数別観光モデルコースを紹介しています↓
フィンランドの森で過ごす1日
フィンランドと言えば森と湖!
ということで、フィンランドの自然は欠かせません。
フィンランドの自然の中でハイキングしたり、ベリー摘み、ソーセージ焼きを体験したり、サウナに入って湖にダイブなんてこともフィンランドならではの事。
森へ行くなら半日から1日は欲しいところ。
効率よく行くなら現地ツアーに参加すると良いでしょう。
フィンランドの森の楽しみ方↓
ラップランドでオーロラ観測&サンタクロース村には最低2日
冬なら特にフィンランドの北部にあるラップランド地方には行っておきたい!
ラップランドでは冬はオーロラ観測が最大の魅力です。
ラップランドの玄関口、ロヴァニエミにはサンタクロース村があり、年中サンタクロースに出会える貴重な場所となっています。
他にも冬のラップランドではトナカイのソリに乗ったり、ジェットスキー体験など面白い体験が出来ます。
冬だけでなく夏でもラップランドには自然の魅力がいっぱいなので、おすすめです。
ラップランドを満喫するには、少なくとも2日必要です。
ラップランドの観光おすすめ記事↓
6日間がベストな結論
これらを考慮すると、6日間が現実的に考えてベストなフィンランド旅行の日数になります。
6日間なら少し余裕を持って旅の予定を立てることができるので、急いで観光地を回るのではなく、じっくりと楽しむことができます。
もちろん、これより長ければもっとゆったりと時間をかけてフィンランドを見て回れるのですが、「なかなかそんなに時間が取れない」という方も多いと思います。
宿泊費や食事代を考えても、6日ならそれほど予算オーバーになるリスクを避けられます。
1泊伸びるだけで1万円以上余分にかかってきますからね!
なので、この記事では6日間の旅行に焦点を当てて、フィンランド旅行の費用・予算を計算していきたいと思います!
6日間のフィンランド旅行でかかる費用
6日間のフィンランド旅行で必要な費用は35万円~
フィンランド旅行の費用は、旅行のスタイルや選択するオプションによって異なります。
以下は、フィンランド旅行にかかる主な費用の内訳です。
- 航空券
- 宿泊費
- 交通費
- 現地オプショナルツアー費
- 主要観光地の入場料
- 食事代
- お土産代
フィンランドの物価は日本と比べて約1.5倍~2倍と考えておきましょう。
特に、レストランでの食事は高いので、滞在中のここぞという時以外はスーパーマーケットで総菜を買ってホテルで食べたりするのもおすすめです。
ここからは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
フィンランドへの往復航空券の相場
フィンランドへの往復航空券の費用目安: 14万円から(直行便は20万円から)
参考:サプライス
日本からフィンランドへは、フィンランド航空とJALが直行便を飛ばしています。
東京からの飛行時間は、片道12時間~13時間になります。
日本からフィンランドへの往復航空券は、予約時期や航空会社、座席クラスによって価格が異なります。
価格を抑えるためには、早めに予約する、比較サイトを利用する、割引キャンペーンを利用するなどの方法があります。
例えば、ハイシーズンとローシーズンのエコノミー価格(直行便)を比べてみましょう。
- ハイシーズン(GWやお盆、年末年始など): 24万円~42万円 (諸税込み)
- ローシーズン(上記以外の日程): 20万円~40万円 (諸税込み)
直行便だと20万円からが相場になりますが、乗継便にするとサプライスでは14万円という破格の航空券を見つけました。(2023年10月)
ただ、乗継便だとその分飛行時間が長くなりますので、時間と体力に余裕がある方におすすめです。
フィンランドへの航空券はサプライスで購入するのが一番安く買える可能性が高いです。
サプライスは、大手旅行業者のHISが運営している海外航空券に特化した比較予約サイトです。
多くのプランが予約手数料無料だったり、ウィークリーセールといって毎週指定の路線の運賃が安くなるという割引が行われているなど、魅力の多い比較サイトです。
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海外航空券をお得に買うポイントやおすすめサイトをまとめた記事はこちら↓
フィンランドでの宿泊費の相場
フィンランドでの宿泊費の費用目安: 1泊2万円から
参考: アゴダ
星が少ないホテルと5つ星などのラグジュアリーホテルの、どのランクのホテルを選ぶかでも価格は異なってきます。
星のランクが多いほどサービスが良く、設備が整っているので滞在中の満足度は高くなります。
快適さやホテルの清潔さ、立地で考えるなら、できれば4つ星以上のホテルがおススメです。
また、ラップランドでスノーホテルやグラスイグルーなどの特別なホテルに宿泊する場合は、人気で予約が取りづらい事が多いため、早めに予約すると良いでしょう。

グラスイグルーとは、ガラス張りの天井または壁のお部屋からオーロラや美しい自然の景色を見るために作られたホテルのこと。
フィンランド各都市のホテル料金の相場(1泊分)
ヘルシンキ
- リーズナブルな3星ホテル: 2万円~2万5千円
- スタンダードな4つ星ホテル: 2万円~4万円
- ラグジュアリーホテル: 3万円~7万円
ロヴァニエミ
- リーズナブルな3星ホテル: 3万円~4万円
- スタンダードな4つ星ホテル: 3万円~10万円
- ラグジュアリーホテル: 4万円~40万円
※ロヴァニエミのホテル料金の幅が広いのは、グラスイグルーなどの特別なホテルも含まれるためです。
ロヴァニエミのホテルは冬場のオーロラシーズンは高くなる傾向があります。
さらに、ホテルの数も少なくすぐに満室になってしまうので、旅行が決まったらなるべく早く予約するようにしましょう。
ホテル料金は部屋単位
日本のホテルでは人数ごとに宿泊費が設定されていますが、フィンランドや多くの海外の都市では、1部屋ごとに決められています。
例えば、1泊140ユーロのお部屋を予約した場合、2人で泊まれば割り勘にすればいいので1人当たり70ユーロで泊まれることになります。
海外ホテル予約をお得にするなら比較が大事!
アゴダはおススメで、私もいつも使っています。
比較におススメのホテル予約サイト
各サイトについての詳細は以下の記事を参考にしてください↓
ヘルシンキのおすすめホテルまとめ↓
ロヴァニエミのおすすめホテルまとめ↓
フィンランド旅行中の交通費
フィンランド旅行中の交通費の目安: 1日1,500円
参考:HSL
ヘルシンキでの移動には、公共交通機関HSLの1日乗り放題券(デイチケット)を購入しましょう。
1回券もありますが、時間を気にせずいつでも乗車できるデイチケットがおすすめです。
HSLの1日乗り放題券を購入すると、以下の公共交通機関の乗り物が乗り放題になります。
- 電車
- バス
- トラム
- フェリー(スオメンリンナ島行き)
フィンランドの公共交通機関の乗車券はゾーン制になっていて、ヘルシンキ中心地での利用ならゾーンAB(1日9ユーロ 日本円で約1,500円 1ユーロ157円換算)を購入します。
ヘルシンキの観光では、「ゾーンAB」を購入しておけば主要観光地には行けますよ!
乗り放題券には1日券以外にも2日~最長13日までの乗り放題券が購入できます。
Zone | 一日券 | 二日券 | 三日券 |
---|
AB/BC/D | 9.00€ | 13.50€ | 18.00€ |
ABC(空港まで行ける) | 11.00€ | 16.50€ | 22.00€ |
2024年2月の大人料金
詳しい乗り方やチケットの購入方法はこちらの記事を参考にしてください↓
ヘルシンキカード
ヘルシンキ市内で利用できるお得な「ヘルシンキカード」もおすすめです。
このカードを購入すると、公共交通機関ゾーンABの乗り放題券に加え、美術館や博物館、テンペリアウキオ教会など約30か所へ無料で入場可能になります。
さらに、その他観光施設、カフェレストラン、ショップでの割引特典も多数利用できます。
以下のサイトで事前購入できるので、詳細も含め参考にしてください↓
Veltraでヘルシンキカードをチェックする
フィンランドの現地オプショナルツアーの費用
フィンランドの現地オプショナルツアーの費用目安: 1万円から8万円
(プライベートツアーを含むため、料金の幅が広くなっています)
参考: VELTRA
フィンランドを効率よく観光するなら、現地ツアーに参加するのもおすすめです。
ツアーでは個人旅行者では行きにくい場所に連れて行ってくれたり、現地に詳しいガイドさんから豆知識を教えてもらえたりと、フィンランド旅行をより楽しく過ごすことができます。
例えば以下のようなツアーがあります。
- マリメッコ・アウトレットと北欧雑貨ショッピング巡り(145ユーロ=約22,700円)
- 伝統のスモークサウナから湖へドボン!国立公園ハイキング&クーシヤルヴィサウナ体験ツアー(149ユーロ=約23,300円)
- フィンランドの爽やかな森を散策!夏季限定フォレストツアー(185ユーロ=約29,000円)
- 秋のオーロラ鑑賞ツアー(114ユーロ=約17,800円)
- 北の大地で犬ぞり体験 ハスキーサファリ半日ツアー(199ユーロ=約31,200円)
引用:VELTRA
※1ユーロ=157円で換算しています。
フィンランド現地オプショナルツアーは以下のサイトで予約可能です。
フィンランドの主要観光地の入場料
フィンランドの主要観光地の入場料目安: 1日2,000円~
美術館や博物館、教会の一部などで入場料が必要です。
ヘルシンキの主要観光地、施設の入場料(1ユーロ=157円)
- アテネウム美術館: 18ユーロ=2,800円
- テンペリアウキオ教会: 5ユーロ=780円
- Amos Rex: 20ユーロ=3,100円
- デザイン博物館: 12ユーロ=1,800円
- 現代美術館キアスマ: 20ユーロ=3,100円
- Löyly Helsinki(サウナ): 21ユーロ=3,200円
いくつも行くとなると、入場料が高くなってしまいますよね。
事前に行く予定の場所が分かれば、ヘルシンキカードを購入することも検討してみましょう。
先ほど交通費の見出しでも紹介しましたが、公共交通機関の乗り放題に加えて上記で紹介したサウナ以外全ての施設が無料で入場できるお得カードです。
行く場所にもよりますが、3か所ほど回れば元は取れてしまいます。
他にもまだまだ沢山の施設が無料で入場出来たり、割引を受けられるのでおススメです!
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フィンランド旅行中の食事代
フィンランド旅行中の食事代目安: 1日1万円から
フィンランドのレストランでの食事は日本と比べると結構高いです。
例えばヘルシンキで食事すると、、、(1ユーロ=157円で換算)
- フィンランド料理の老舗レストランでメイン料理1品: 25ユーロ=3,900円~
- カジュアルレストランでのランチビュッフェ: 15ユーロ=2,300円~
- カフェでケーキとコーヒー: 9ユーロ=1,400円~
- マクドナルドのビッグマックバーガーセット: 9.45ユーロ=1,400円
マクドナルドのビッグマックセットが1,400円という価格には驚いてしまいますね。
フィンランド旅行で食費を抑えるコツ
毎回の食事をレストランやカフェにするとかなりの金額になってしまいますが、例えば一日のうち一食はスーパーで購入するとグッと食費を安く抑える事ができます。
スーパーマーケットでは、実際に現地の人がどんなものを食べているのか知る事もできるし、安価に総菜などを購入することができるのでおすすめです。
スーパーマーケットを紹介している記事もどうぞ↓
フィンランド旅行のお土産代
フィンランド旅行のお土産費用目安: 1万円から
お土産に必要な費用は人それぞれ個人差がありますが、1万円からが目安になります。
SNSでアンケートを取ってみたところ、お土産の予算は3万円以上という意見が一番多かったです。
みなさん、「せっかくフィンランドまで来たんだから」と、結構沢山お土産を買っていくことが分かりました。
フィンランドのお土産は、スーパーマーケットが一番安く購入できます。
ばらまき用に最適なお菓子も豊富ですし、iittalaやマリメッコも売っているのでチェックしてみてくださいね!
フィンランドのお土産を紹介した記事もどうぞ↓
海外フリープランツアーの方が安く行けることもある
フィンランド旅行を計画する際、フリープランツアーも検討すると良いでしょう。
フリープランツアーは個人旅行の自由さと、ツアーの安心感の良いとこ取りすることができるのが最大の魅力です。
フリープランツアーは基本的な航空券や宿泊はツアー会社で予約し、現地でのアクティビティや観光は自分で自由に計画できるというものです。
周遊旅行する方にも面倒な移動やホテルの手配をツアー会社が行ってくれるのでラクです♪
団体行動が苦手な人でもフリープランツアーなら好きなように観光できます。
デメリットとしては、ホテルランクの選択は出来ても希望ホテルは選べないので、「ホテルはあまりこだわらない」という方におすすめです。
以下の記事で個人旅行とツアー旅行の違いを詳しく紹介しています↓
海外ツアー会社は色々ありますが、HISの海外ツアーは種類が豊富で価格も他社と比べるとかなり良心的なので、おすすめです。
HISのフィンエアー往復直行便で行く!ヘルシンキ6日間の費用(完全フリープラン)
- スタンダードホテル泊: 237,800円~519,800円
- スーペリアクラスホテル泊: 249,800円~531,800円
- デラックスクラスホテル泊: 274,800円~559,800円
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【まとめ】フィンランド旅行にはしっかりと予算の計画を立てましょう
フィンランド旅行を満喫するにはしっかりとした予算の計画が欠かせません。
この記事では、フィンランドへの6日間の旅行でかかる費用と予算、またそれらを抑えるための方法について解説しました。
航空券、宿泊、交通、現地ツアー、食事、お土産といった費用をしっかりと把握し、予算計画を立てることで、フィンランド旅行を思いっきり楽しむことができます。
早めの予約やオフシーズンに行く、フリープランツアーの選択などで、賢く旅行の予約をしましょう!