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もっちーの北欧ライフ

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もっちー
北欧フィンランド在住10年。

旅行が大好きでフィンランド人の夫とも旅行中に知り合い、そのまま移住。

・旅行好き(海外30か国以上)
・フィンランドの元ツアーガイド
・30代主婦、1児のママ、柴犬♡

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フィンランドに移住して良かったなと思った事12選

こんにちは!

私は北欧フィンランドに移住して10年以上経つんですが、生活していて「フィンランドに移住して良かったな」とふと思う瞬間が沢山あります。

今回は、私が感じるフィンランドに移住して良かった事、メリット11選をご紹介していきたいと思います!

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もくじ

1.フィンランドの夏が涼しくて快適

暑いのが苦手な私は「夏が涼しくて快適」なのが一番嬉しい!!


年々気温上昇しているとは言いますが、日本に住んでいた時と比べると全然比にならないくらい涼しいです。
30度を超える日は毎年約2週間前後。
基本的にはフィンランド・ヘルシンキの夏の気温は、20度~25度くらいです。

もっちー

フィンランドは湿度が日本みたいに高くないのでカラッとしていて、体がベタベタしないのがいいですね。

夏の天気の良い日に森へ散歩に出かけるのが本当に気持ちがいいです。
太陽でキラキラと光る白樺の葉や、鳥たちの鳴き声にとっても癒されます。

フィンランドの夏の森での散歩やソーセージ焼きについて詳しく書いた記事もどうぞ↓

2.フィンランドにはゴキブリがいない

これもゴキブリが苦手な私には嬉しい事!

以前、オーストラリアのシドニーに住んでいた時は家にも、道にもゴキブリが這っていて、それはそれは恐怖でした(笑)
でもオーストラリアの他の地域では道では見かけなかったのでシドニーだけでしょうか?

とにかくゴキブリが多くて、苦手な私は逃げるようにシドニーから脱出したのを覚えています。

そんなゴキブリがフィンランドにはいないんです!
なんて嬉しい事でしょう。

フィンランドで困りものとしていつも紹介される「」は確かに嫌ですが、ゴキブリと比べたら可愛いものです。

追記: 2023年にフィンランド初のゴキブリが発見されました。これは海外からの荷物に紛れてやってきたと言われています。
このままフィンランドに定着しないといいんですが。。。

3.フィンランドにはラクトスフリー商品が沢山ある

私は乳糖不耐症で、乳製品に含まれる「乳糖」を接種すると、お腹を下したり皮膚に痒みが出たりするんです。
日本にいるときは、お店に行くと乳糖が入っていない乳製品はほとんどなく、食べたいけど諦めていたものも沢山あります。

それが、フィンランドに来てみたらスーパーには沢山のラクトスフリー商品がずらりと並んでいて驚きました。

牛乳はもちろん、ヨーグルト、チーズ、バター、アイスクリームなど種類が豊富で、自分が乳糖不耐症だと忘れるくらい乳製品を好きなだけ食べられます!

フィンランドの多くのレストランでも、乳製品を使っているメニューはラクトスフリーの表示がされているので、安心してレストランで食事出来るのがほんとに嬉しいです。

もっちー

ちなみに、私が海外へ旅行に行く時は乳糖を分解してくれる「ラクターゼ」というサプリを持ち歩いています。

ラクターゼは日本では医薬品として取り扱われています。
その為フィンランドのように市販では購入できないようです。

4.フィンランドはベジタリアン・ビーガンに優しい

ラクトスフリー商品が沢山あるのと同じように、ベジタリアン・ビーガン用の商品が豊富です。

例えば、ヨーグルトコーナーには大豆やオーツ麦で作られたヨーグルトがあったり、チーズも乳製品を使っていないチーズ風な商品や、クリームも植物性のクリームがあります。

お肉も大豆や豆を使ったミートボールなどの加工食品が沢山あって、日本よりはベジタリアン・ビーガンに優しい国だなと感じます。

さらに、ベジタリアン・ビーガンレストランがあったり、学校の給食にもベジタリアン用メニューが並びます

フィンランド人の夫は小さいころ両親がベジタリアンだったので、学校でもベジタリアン用のメニューを食べていたそうです。
そんな25年も前からベジタリアン用のメニューを給食で出してくれるフィンランドに驚きです。
今では夫は普通に肉を食べますけどね!

5.フィンランドの語学学校に無料で通える

移住してから職安に登録すると、フィンランド語を学べる語学学校に無料で紹介してくれます

学校では、10か月程の期間で全くフィンランド語を知らない初心者レベルから、日常生活が送れるレベルまでの勉強をします。

在学中は職業訓練が一か月程あって、まだカタコトなフィンランド語を使って自分でお店のボスに「職業訓練させてくれないか」と交渉して働かせてもらうんです。

最初は「こんなカタコトでどうやって仕事するんだ?」

とビビっていましたが、なんとかなるもんですね。
職業訓練が終わるころには、何を言っているのか大分理解出来るようになっていました。

毎日7時間みっちりフィンランド人の環境にいましたからね。

無料の語学学校でフィンランド語を身につけた後は、専門学校や大学でこれまた無料で勉強する事が出来ます。
もちろん、ある程度のフィンランド語力が必要ですが、格安で受けられるフィンランド語コースも沢山あって人気があります。

 

6.フィンランド生活の中で、小さな事に幸せを感じる

フィンランドの冬は暗くて長いです。
そして、基本的にはずっと曇っているか、雪が降っているかで太陽を見ることは一か月に数回あるかないかなんです。

実は、フィンランドの冬には結構冬季うつになる人も多いです。

そんな暗い日が続いた合間に太陽が出ると、もうとても太陽がありがたく、幸せな気持ちになります。

もっちー

フィンランドに来てからは、天気にとても敏感になった気がします。

夏は長い冬があったせいか、「今太陽が出ているから楽しまなきゃー!」と外に出て精一杯夏を楽しみます。
夏の時期のヘルシンキ近郊は夜中でも薄暗くなるくらいで、とにかくずーっと明るいんです!

夕飯を食べた後でも外が明るいと気軽に遊びに行けちゃう感覚になります。
みなさん夜遅くまで公園でビール片手に友達と集まってワイワイ楽しんでいます。

もっちー

冬の長く暗い時期を知っているので、夏は寝るのがもったいないとすら感じてしまいます。

7.フィンランドはやっぱり福祉が充実している

先ほどお伝えした移民の語学学校に無料で通えるのもそうですが、福祉が充実しています。

子供を持つとよくわかりますが、例えば出産費用は私の場合、4日の入院費(個室)250€を請求されたのみです。
出産前にはベビーボックス(中には赤ちゃんに必要な服や布団、おもちゃ、ビブなど沢山入っています)がもらえたり、ベビーカーの親は公共交通機関に無料で乗車できたり。

フィンランドで実際に子育てしてみて感じた事を書いています↓

また、保育園は有料ですが、小学校から大学まで学費は一切なく、給食も高校までは無料です。
子供の学費ってかなり家計を圧迫すると思うのでそれが無いフィンランドはすごい!

無料で利用できるフィンランドの福祉サービス

  • 学校: 授業料、教科書、筆記用具、給食
  • 高速道路
  • ネウボラ
  • 障害によって必要になる介護用品など

失業手当、住宅手当などの手当ても充実していて、老後不安が日本よりは少ないんじゃないかな。

 

8.フィンランド人は家族の時間が大切

フィンランド人は家族の時間をとても大切にしています

私が小さい時は、いつも父が仕事で家にいなかったりしてあまり一緒に遊んでもらった記憶がないんです。

そして今フィンランド人の夫と子供を育てていて感じるのは、

もっちー

あれ?この人すごい育児するじゃん。それに仕事が終わると毎日直帰。

日本だと、「同僚とちょっと飲んでから帰る」とかあると思うんですけど、全くない。
あまりにもすぐ帰ってくるから、最初のうちは「職場で嫌われているんじゃないか」とか心配してしまいました(笑)。

フィンランド人の働き方についてまとめた記事もどうぞ↓

そして休みの日には家族で何をするかを一番に考えてくれます。
もちろん個人的に友達と出かけたりする時もありますが、基本的に家族と過ごす事を優先してくれます。

フィンランド人夫は家事も平等に

フィンランド人の夫を見ていると、想像以上に家事に参加してくれて驚いています。

私の父親が全く家事をしない人だったから余計にそう感じるのかもしれません。

フィンランドでは共働きが一般的なので、知り合いのフィンランド人達に聞いても皆「家事は時間がある方がやる」と言う家庭が多いです。

もっちー

我が家の夫も家の掃除はもちろん、料理だって作ってくれます。

日本の場合、保育園の送り迎えは母親がすることが多いと聞きましたが、フィンランドでは父親も普通に送り迎えしています。

 

9.ヨーロッパ旅行が近くて国内旅行感覚で行ける

旅行が大好きな私としてはこれは嬉しい事!

ヨーロッパへの旅行が東京から沖縄へ旅行する感覚で行けます。
飛行時間3~5時間で大体のヨーロッパは行けます。

ちょっとびっくりしたエピソード

フィンランド人も旅行好きな人が多い事で有名で、ちょっとびっくりしたエピソードを紹介します。

以前フィンランドの銀行へ行ったときに、「投資口座を開かないか」と勧められた時の事。

「将来お金が必要になる時の為に投資しておくと、福利で増えるのでお得ですよー!」
的な事を言われるんですが、その将来必要になる時と言うのが、

旅行資金用だったのです(笑)

フィンランドでは子供の学費もかかりませんし、老後も国を信用している人が多いのでそれではフィンランド人は食いつかないんでしょうね。

銀行員の方は一生懸命私に「旅行行きたいですよね?でも旅行にはお金が掛かる。じゃあ投資したら問題解決ですよ!」と勧めていました。

もっちー

なんか可愛いフィンランド人(笑)

10.フィンランドは街がきれい

フィンランドは街がとてもきれいだと感じます

  • 清掃車が道を掃除
  • ゴミ箱の設置
  • 植物の管理

冬の間に撒いた滑り止めの砂利を除去するために、春になると全道路を清掃車が走って清掃してくれるので道は奇麗だし、ゴミ箱も沢山の場所に設置されているのでポイ捨ても少ないと思います。

また、市がしっかりと植木や花の管理をしていて水やりを定期的にしていたり、側道の芝生が剥げていたら新しく芝生を植えています。

近所ではボランティアの方が積極的にゴミ拾いや、アパートの庭などの共同スペースの草刈りや花の手入れなどをしていて、皆さん「きれいにしよう!」という意識が高い印象です。

でもなんで犬のフンは持ち帰らない人が多いんでしょう~??

 

11.水道水が美味しい

フィンランドは湖と森の国と言われるほど自然豊かな国。
フィンランド全国に約19万湖あると言われている湖の多さに驚きます。

そんなフィンランドの水道水の水を是非飲んでみてほしい。
とにかくまろやかで美味しいです。
ミネラルウォーターなんて買う必要が無いんです。

ちなみに、フィンランドは地域によって水の硬度が違うのですが、ヘルシンキ近郊は軟水です。

フィンランドの水道水に慣れてしまってから日本の実家の水道水を飲んだ時の衝撃が忘れられません。
昔、日本に住んでいた時にも実家の水道水は普通に飲んでいたはずなのに、「あれ?こんなに不味かったっけ?」って驚きました。
もう私は実家の水道水は飲めなくなりました。

もっちー

フィンランドに来たら、ホテルの部屋の水道水飲んでみてくださいね!

12.大好きな北欧ブランドが安く買える

フィンランドには世界的に有名なデザインブランドがいくつかあるんですが、それらを安く買えるというのがとっても嬉しい!!
アウトレットショップや、ビンテージショップでお得に購入できるのは在住者の特権♡

北欧デザインブランドが好きな方には天国みたいな国です!

フィンランドの人気ブランド

  • イッタラ
  • アラビア
  • フィスカルス
  • フィンレイソン
  • マリメッコ
  • アルテックなど

 

【まとめ】フィンランドに移住して8割満足!

フィンランドに移住して良かったこと10選を今回考えてみて、改めてフィンランドっていい所だな~と感じています。
もちろん残念な面もありますが(笑)

今あるこの幸せに感謝しながら日々を過ごしていきたいと思います。

あなたも今住んでいる場所のいい所を書き出してみると面白いかも!

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